「ヘルメット着用率向上キャンペーン」を実施しました

2023年4月1日から、自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化され、2024年10月1日からは自転車保険の加入が義務化されます。これに伴い、山口警察署から、山口県立大学地域安全ボランティア団体「桜SA(オーサ)」が、「自転車安全利用アンバサダー」に委嘱されました。

7月19日(金)に山口警察署で行われた委嘱式には代表学生2名が参加し、山口警察署長から委嘱状を受け取りました。

「自転車安全利用アンバサダー」委嘱式の様子1
「自転車安全利用アンバサダー」委嘱式の様子2

委嘱式後には本学に移動し、山口警察署、山口県環境生活県民生活課と協働で、「ヘルメット着用率向上キャンペーン」と題し、学生向けに広報チラシを配布しました。

「ヘルメット着用率向上キャンペーン」の様子1
「ヘルメット着用率向上キャンペーン」の様子2

今後も、山口警察署と連携し、自転車の安全利用やヘルメット着用率向上に向けて、様々な取組を推進していく予定です。

山口県立大学地域安全ボランティア団体「桜SA(オーサ)」と山口警察署の方々

歯の健康フェスタを開催しました

7月18日、厚生棟食堂前で「歯の健康フェスタ」を開催しました。

YPUドリームアドベンチャープロジェクトで今年度採択された「今歯科(しか)ない!~歯の健康守れちょる~?」の企画で、大学生のお口の健康への興味・関心を高めることと、定期的な歯科健診の受診を促すことを目的とするものです。

歯科医師による無料の "歯科相談"

歯科医師による無料の

歯科衛生士による個人に合った歯ブラシの提案 "歯ブラシソムリエ"

歯科衛生士による個人に合った歯ブラシの提案

お口の衛生状態がわかる"RDテスト"

お口の衛生状態がわかる

これら3つの企画を実施しました。本学学生の歯科健診の結果に基づく現状や予防歯科、歯ブラシ選びのポイントをまとめたリーフレットの配布、そして自分に合った歯ブラシのプレゼントもあり、たくさんの学生が立ち寄ってくれました。公式マスコットキャラクター「わいぴよ」も応援に駆けつけ、会場を和ませてくれました。

公式マスコットキャラクター「わいぴよ」

学生のみなさんが歯の健康について考える良い機会になったと思います。引き続きこのプロジェクトでは、大学生のお口の健康のための普及啓発活動を継続していきます。

令和6年度 山口県立大学・宇部市サテライトカレッジを開催しました。

令和6年6月29日(土)宇部市立図書館にて、宇部市サテライトカレッジ第2回目を開催しました。

今回のテーマは、宇野千代と雑誌『スタイル』と題して、山口県立大学 国際文化学部 文化創造学科 加藤 禎行 教授が受講者19名に対し講義を行いました。

宇野千代は、山口県出身の昭和期を代表する有名な女性作家のひとりです。作家としての執筆以外にも服飾・流行・生活文化を扱うファッション雑誌『スタイル』を編集発行しています。講座では、宇野千代の生涯と雑誌『スタイル』について詳しく解説がありました。

宇部市サテライトカレッジ第2回の様子1
宇部市サテライトカレッジ第2回の様子2
宇部市サテライトカレッジ第2回の様子3
宇部市サテライトカレッジ第2回の様子4

作家活動以外にも、雑誌の編集発刊、着物デザイナーなど実業家としての才覚を見せる宇野千代に、受講者の方も感心した様子で聞き入っていました。

宇部市サテライトカレッジ第2回の様子5
宇部市サテライトカレッジ第2回の様子6

ファッション雑誌『スタイル』は、昭和11年に創刊されましたが、のちに戦争になり発行は一時中断されます。終戦後、半年で復刊し、華やかな情報に飢えていた女性たちの間で驚異的な反響を呼びました。

会場には、宇野千代の関連図書や雑誌『スタイル』の復刻版が展示され、受講者の方は興味深そうに手に取って閲覧されていました。

宇野千代の関連図書や雑誌『スタイル』の復刻版
宇野千代の関連図書2
宇野千代の関連図書3
雑誌『スタイル』の復刻版2
雑誌『スタイル』の復刻版3
  • 受講者アンケートでは、
  • 「宇野千代のことがもっと知りたくなった。本を読んでみたいと思う。」
  • 「雑誌『スタイル』の記事が昭和初期の時代をよく表しており、とても興味深かった。」
  • 「内容がすばらしい。格調高い講義を受講出来て喜んでいます。」
  • 「山口の文学者が活躍した話に刺激を受けた。」

などの声が寄せられました。

宇野千代は、有名な小説家であると同時に、編集者や着物デザイナーなど多くの顔を持つ、自立した女性実業家であったことがわかる講座でした。

2024.06.27

「おたまじゃくしの会」学生によるボランティア活動の報告です。

福祉系ボランティアサークルのひとつ、おたまじゃくしの会では、自閉スペクトラム症の子どもや、そのきょうだい児の余暇活動を支援しています。

6月9日(日)、子どもたちを大学に招き、体育館で新聞プールやトランポリンをしたり、周辺を散策したりしました。

「おたまじゃくしの会」学生によるボランティア活動の様子1
「おたまじゃくしの会」学生によるボランティア活動の様子2

保護者からは、「おたまじゃくしの会の活動をとても楽しみにしていました。」「普段できないことができて、とても嬉しかったと子どもが言っていました。子どもの無邪気で楽しそうな表情を見ることができて幸せです。」などの感想が聞かれました。

「おたまじゃくしの会」学生によるボランティア活動の様子3
「おたまじゃくしの会」学生によるボランティア活動の様子4
「おたまじゃくしの会」学生によるボランティア活動の様子5

おたまじゃくしの会では、定期的にこのような活動を行っています。私たち学生は活動の中で、子どもたちとのかかわりを通して自閉スペクトラム症について理解を深め、一人一人に合わせたペースで接することの重要性等について学んでいます。

今後もサークルメンバーで協力し、子どもたちと過ごす時間がより充実したものとなるよう企画・運営していきたいと考えています。

2024.06.26

5月30日(木) 実習報告会を開催しました。

社会福祉学部では、社会福祉士の国家試験受験資格取得に係る指定科目「ソーシャルワーク実習」を2年次に8日間、3年次に23日間実施しています。

「ソーシャルワーク実習」の様子1
「ソーシャルワーク実習」の様子2

本報告会では、2年次の春休みに8日間の実習を終えた3年生100名が、学修成果をプレゼンテーションしました。報告会には実習指導者の皆さまに参加いただき、報告に対するコメントなどをいただいたほか、これから実習をしていく2年生も聴講しました。

報告会に先立ち、3年生は実習での学習内容や経験を題材として、これらを他の学生と共有し再検討するグループワークを通じて学びを深めました。参加した学生にとっては、能動的、実践的な実習体験を改めてふり返ることを通して、ソーシャルワーク実践の理解が深まったようです。

「ソーシャルワーク実習」の様子3
「ソーシャルワーク実習」の様子4

今回報告した3年生は、今夏には、23日間の2回目の実習を行います。学生たちは目指すソーシャルワーカー像に近づくため、さらに発展的な学びを進めています。