2021年7月

「食育戦隊ゴハンジャー」の教材を図書館に展示しています

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 7月21日(水)に、山口県立大学図書館での栄養学科資料展示にて、食育プログラム開発チーム食育戦隊ゴハンジャーの教材等を展示させていただきました。ゴハンジャー3人の衣装や、今まで学生が作成してきた教材などを多数展示しています。図書館の1階に展示していますので、ぜひご覧ください。

〔 展示期間:7月21日(水)~8月21日(土)〕




2021.07.27

2021年度第3回 文化コーディネート論公開シンポジウムを開催しました

 7月21日(水)、山口市菜香亭にて国際文化学研究科の、文化コーディネート論公開シンポジウム「コロナ禍における新しい交流と創造~日中の文化比較・融合が切り開く地平~」を開催しました。文化コーディネート論は、山口における地域や文化の活性化・創造に大きく携わった方を招き、文化の創造に関する理論や事例などについて研究を深めていきます。



パネラーには、3名の講師の方々をお招きし、情報交換をおこないました。


坪郷英彦氏(山口大学名誉教授)


岡部泰民氏(合同会社匠山泊 取締役会長/山口県繊維加工協同組合 理事長)


西田純子氏(周防大島町教育員会国際交流推進員)

 また、本学の「文化コーディネート論」受講生もパネラーとして参加し、グループごとの研究成果発表が行われました。グループは日本と中国の学生で構成されていますが、昨年に続きコロナ渦のため来日できない大学院生も多かったため、オンラインによるミーティングで活動をすすめてきました。そんななかでも日本と中国の文化比較、融合、創造、検証を行い、様々な視点から研究創作活動が行われたことがわかります。



 さらに、会場にはそれぞれのグループで製作した作品も展示されており、シンポジウム開催前後は参加者の方々も作品に見入っておられました。





 缶バッジは今回発表したグループの1つが製作したもので、ご来場いただいた皆さんに1人1個ずつプレゼントされました。日本の伝統芸能である「歌舞伎」と、中国の伝統芸能である「京劇」をテーマにデザインされています。



 文化コーディネート論の公開シンポジウムは、どなたでもお越しいただけます。次回の開催時には皆様お誘いあわせのうえ、ぜひお越しください。

2021.07.19

精神保健福祉士の方をお招きして、精神保健福祉士養成課程の特別授業を実施しました

 6月21日と28日の2週にわたって、「ソーシャルワーク演習Ⅳ」における標記 特別授業を実施しました。本演習は、精神保健福祉士養成課程における学習の導入と して、日頃は学生によるグループワークを中心に進めています。お招きした精神保健 福祉士の方々は、いずれも実習指導を担っていただいています。

 21日は、精神科医療機関(医療法人信和会高嶺病院)の岡村真紀氏に、28日は、障害 福祉サービス事業所(社会福祉法人山家連福祉事業会ゆめサポート相談所)の竹原 啓 氏に、各機関の特徴や精神保健福祉士の役割について、実践に基づいた講義をしてい ただきました。講義後は、学生の質問に対して一つひとつ丁寧に答えていただき、精 神保健福祉士のイメージがわき、関心の広がる学びの機会となりました。

 受講した学生は、岡村氏のお話より、「精神科医療機関を身近なものとして感じる ことができ、患者の方の『やりたい』ことに『やってみよう』という気もちで支援す ることの大切さと、そのために求められるチームアプローチについて理解できまし た」、また、竹原氏のお話より、「これまでは、精神保健福祉士が活躍しておられる 場所として医療機関のイメージが強かったのですが、地域において果たしている役割 について学ぶことができ、将来の選択肢の幅が広がったように思います」との感想を 述べていました。


岡村真紀氏のご講義の様子


竹原啓氏ご講義の様子


コロナ禍にて、感染予防に努めながらの受講風景


熱心に質問をしている様子


学生代表によるお礼のことば


学生代表によるお礼のことば

柳井市サテライトカレッジを開催しました

 令和3年7月3日(土)、柳井市文化福祉会館で柳井市サテライトカレッジを開催しました。昨年に引き続き「国木田独歩とやまぐち」と題して、国際文化学部 文化創造学科の加藤禎行准教授が受講者29名に対して講義を行いました。



 講義では、国木田独歩の年譜とともに、独歩が少年時代やまぐちで過ごしたことや、独歩の主要な作品に触れた後、明治以降でやまぐちと深いゆかりを持つ文学者についても触れました。




 会場には、講義の中で登場した「武蔵野」を含む独歩に関連する書籍や資料の展示コーナーが設けられ、たくさんの方が手に取って見られていました。
 受講者の方からは、「独歩の生きた時代背景や交友関係を知ることができた」「独歩の人生についてもっと深く知りたい」等の声が寄せられ、改めて文学の魅力を感じることのできた講座でした。

2021.07.12

高大接続事業「第3回 はーとふくし講座」を開催しました!

 6月18日金曜日、今年度第3回目の高大接続事業「はーとふくしボランティア講 座」を開催し、高校生が31名(来学 18 名、オンライン13 名)参加してくれました。  テーマは「高齢社会における私たちの役割~第一歩は知ることから、「認知症」に ついて一緒に学ぼう~」でした。
 今回は、認知症の症状やかかわり方について大学生から学びました。認知症の方と 暮らす家族の姿が描かれた映像は、高校生の心に響いたようです。また、実際に認知 症の方を社会福祉士として支援している卒業生からの高校生へのメッセージを届けま した。
 参加した高校生は、「認知症について知ることが私たちの役割だとわかった」「将 来、福祉の専門家になりたいので、今日はとても貴重な学びばかりだった」「私も共 生社会の担い手になりたい」等の感想をもってくれました。
 次回の7月30日金曜日には「はーとボランティア講座」を開催予定です。