2019年7月

2019年度グローバル学生交流 日本文化体験(着物)

 グローバル学生交流は、山口県立大学が学術交流協定を締結している中国・曲阜師範大学、韓国・慶南大学校から学生を招へいし、6月22日(土)から7月13日(土)までの約3週間、日本語や日本文化を学びながら本学や県内各地での交流活動を行います。

日本文化体験(着物)

2019年7月5日(金)
 最初に先生から着物についての説明があった後、着付けをしてもらいました。皆、着物姿なのがとても嬉しそうで、散歩をしたり写真を撮ったりして楽しんでいました。最後にそれぞれの着物を丁寧にたたんで終わりました。


一人ずつ着付けしてもらいました


全員で記念撮影


外で自由時間


丁寧にたたまれた着物

2019年度グローバル学生交流 学部学科交流(看護栄養学部)

 グローバル学生交流は、山口県立大学が学術交流協定を締結している中国・曲阜師範大学、韓国・慶南大学校から学生を招へいし、6月22日(土)から7月13日(土)までの約3週間、日本語や日本文化を学びながら本学や県内各地での交流活動を行います。

学部学科交流(看護栄養学部)

2019年7月4日(木)
 栄養学科の学生約20人と一緒に和菓子作りを体験しました。「水まんじゅう」のレシピを教わった後、班に分かれて調理を開始しました。練り上げて透明になったくず粉の生地は扱うのが難しく、餡子を包むのに苦戦する場面もありましたが、完成した水まんじゅうを試食しながら楽しく交流することができました。


材料や手順の説明に聞き入る学生たち


栄養学科の学生が優しくサポート


各班に分かれて楽しく調理


笹の葉の上に盛り付けたら完成!

2019年度グローバル学生交流 学部学科交流(国際文化学部)

 グローバル学生交流は、山口県立大学が学術交流協定を締結している中国・曲阜師範大学、韓国・慶南大学校から学生を招へいし、6月22日(土)から7月13日(土)までの約3週間、日本語や日本文化を学びながら本学や県内各地での交流活動を行います。

学部学科交流(国際文化学部)

2019年7月2日(火)
 学部学科交流として、国際文化学科の授業「メディア文化論」に参加し、中国の四大民間説話のひとつを題材にした、日本初のカラー長編アニメ映画「白蛇伝」を視聴しました。皆、真剣に観ていましたが、キャラクターがコミカルな動きをするシーン等では笑い声が聞こえることもありました。


「白蛇伝」を視聴中


視聴後、感想を発表する場面


自国のアニメについて語ってくれた学生

桜の森アカデミー子育て支援リーダーコースで「子どもに伝える食文化―お茶について―」を行いました

 「桜の森アカデミー」は、一般県民と学生が一緒に学びながら地域活動に貢献できる人材を育成することを目的とした共生教育の場です。

 子育て支援リーダーコースでは、子育て支援者としてのスキルを修得し「育ち合い(愛)」のための知識と技術を有する人材を育成します。
詳しくはこちらリンク

 7月6日(土)の「Ⅱ-1心とからだを育てるスキル(1)」の「子どもに伝える食文化―お茶について―」では、本学看護栄養学部の園田純子准教授が、日本の食文化を次世代に伝えていくことを目的としてお茶に関する講義及び淹れ方に関する演習を行いました。

 講義では、はじめに「お茶の子さいさい」や「日常茶飯事」などのお茶にまつわる言葉がたくさんあることを紹介し、お茶が日常的に親しまれてきたものであるにもかかわらず、現在は急須でお茶を淹れることが少なくなっているとの話がありました。
 急須でお茶を淹れることはペットボトルやインスタントのお茶では培えない所作を身につけられること、また冷たいお茶をたくさん飲みながら食事をすると口内のバリア機能を果たす唾液を洗い流してしまうことなどを挙げ、次世代への食文化の継承と健康面からもお茶を淹れることは大切であるとの説明がありました。
 また、製造工程やお茶の種類、おいしいお茶の淹れ方の紹介がありました。茶葉は種類によっておいしい淹れ方が異なります。最もよく飲まれている煎茶は通常80~90度のお湯で30~60秒浸出させますが、上級になるほど渋みを抑えてうま味を引き出すよう低めの温度で淹れます。玉露はうま味が豊かになるよう育てられた高級茶なのでさらに低温の60度で2分程度じっくり浸出させるなどの解説がありました。

 その後、煎茶と玉露の淹れ方を演習しました。


 まず、煎茶と玉露の茶葉の香りの違いを紹介しながら、講師が煎茶の淹れ方を実演します。
 続いて、受講生が実践します。

 お湯を適量測り、湯冷ましなどで適温まで冷まします。そして急須に注ぎ適当な時間浸出させます。

 受講生ははじめ、緊張した様子で淹れていましたが、いざ飲んでみるとそのお茶のおいしさに驚き、和菓子もあいまって和やかな雰囲気になりました。2煎目との味わいの差も「渋みが増した」「濃くなった」など、受講生同士で語りあう声が聞かれました。


 次に、うま味が強く高級品である玉露は、お茶だけをじっくり、小さな茶椀で味わいます。



 受講生は講師に温度や浸出時間を確認しながら玉露を淹れて、その豊かな味わいも楽しみました。

 今回の講座で、受講生はお茶の知識や淹れ方とともに、お茶を囲んだ団らんやおもてなしの心を学べた様子でした。

栄養学科「山口‐ナバラコラボ広場」スペインアーティスティック選手との交流会を開催しました

 7月3日、宮野地域交流センターにて、「山口市スペインホストタウンの活動」の一環として、スペインアーティスティック選手団20名をお迎えし、栄養学科が考えた、アスリート向け献立の食事を提供し、心が繋がる交流をしました。
 今回提供した献立のコンセプトは「和洋融合」です。メニューは、炊き込みご飯、豚ヒレ肉のしょうが焼き、アスパラガスとトマトの味噌炒め、ソパ・デ・マリスコス和出汁バージョン、豆腐のチョコケーキ、夏みかんゼリーです。アスリート向けの食事を意識し、高エネルギー・高たんぱく・低脂質の献立を作成しました。また、スペインでよく食べられているアスパラガスとトマトを日本の調味料である味噌で炒めたり、スペインのスープをかつお昆布だしでアレンジしたり、山口県産の夏みかんを使用したデザートを提供したりと、スペインと日本のコラボを意識し、違和感なく食べられるような工夫もありました。全体で試作する時間は一度しかなく、また当日は準備の時間も短かったため予定通りに料理を提供できるか不安でしたが、選手からは「おいしい」と喜びの声がありました。食事中は、簡単な英語や市役所の方によるスペイン語の通訳での会話を通して選手たちと交流しました。事後アンケートでは、豆腐のチョコレートケーキはほとんどの選手から美味しいと感想があり、全般的に高評価を得ることができました。「全部がおいしかった」や「料理してくれた学生全員がいい人で癒された」と答えてくれた選手もいました。
 食事の後、選手たちの今後の活躍をお祈りして栄養学科から応援メッセージを送りました。選手一人ひとりに花束を贈り、選手からは、サイン入りの水泳帽子とTシャツが贈られました。
 2時間という短い時間ではありましたが友好関係を深めることができ、参加者たちは貴重な時間を過ごすことができたようです。世界選手権、東京オリンピック等に向けて、今回の交流が選手団のエネルギー源になることを願って、今後も応援を続けたいと思います。