2021年11月

【卒業生バトン(栄養学科)】第三走:和田 泉悠さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 栄養学科第三走は、宇髙 優美さんよりバトンを受け取った、松月堂製パン株式会社にて勤務されている、和田 泉悠さんです!

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 和田 泉悠(看護栄養学部 栄養学科 2020年度卒)
 松月堂製パン株式会社勤務


~事務所でパソコン作業をしている様子~

 栄養学を学びたくて入学した山口県立大学で、学生時代は人や機会に恵まれ、たくさんの出会いや新たなチャレンジなど、充実した学生生活を過ごすことができました。
 私は食に興味があり、その中でもパンが好きだったため、毎日のように世界各国のパンを調べては作りました。
 そして、趣味が高じて卒業研究もパンをテーマに研究を行い、その際に共同研究でお世話になった松月堂製パン株式会社へ入社しました。開発課として入社した後、製造、販売を経験し、現在は主に本社で直営店をまとめる直営本部の仕事をしています。まだ1年目で右も左も分からず試行錯誤する日々ですが、大学時代に学んだ栄養学や副専攻の環境システムの知識が要所要所で活かされ、勉強してよかったなと感じています。
 今年3月に無事合格した管理栄養士国家試験に向けての勉強では、卒業論文の作成や発表準備と重なったことでスタートが遅くなり焦りましたが、研究室の仲間と毎日励ましあいながら頑張ったことが心に残っています。
 バトンを渡してくださった同じ研究室の先輩でありサークルの先輩でもある宇髙さんに感謝申し上げます。そして、研究室の在学生と卒業生をつなぐ場を作り続けてくださる加藤先生に感謝いたします。


~作ったワンピースで糸島に行った時の写真~

2021.11.22

「旧桜圃寺内文庫たてもの見学会」を開催しました

 旧桜圃寺内文庫建物、100歳おめでとう!
 旧桜圃寺内文庫は、第18代内閣総理大臣を務めた寺内正毅によって構想された私設図書館です。
 建物の完成からちょうど100年になることを記念して、11月18日(木)に「旧桜圃寺内文庫たてもの見学会」が特別に開催されました。見学会では、本学学生や関係者が集まり、文化創造学科 斉藤教授の解説のもと、歴史ある文庫の内外を見て回りました。
 参加されたみなさまの中には、初めて建物の中に入ったという方も居られ、普段、外観からは想像できなかった魅力的な内部空間に触れ、文庫建物の価値を再認識されていました。
 大正時代の建築様式の特徴を色濃く残す「旧桜圃寺内文庫」(場所:桜畠3丁目1-49)通常、内部の見学は難しいですが、お近くを通る際は、その特徴的な外観をぜひご覧いただき、100年前の雰囲気に思いを馳せてみられてはいかがでしょうか。

【卒業生バトン(看護学科)】第四走:藤井 祥子さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 看護学科第四走は、中村 彩香さんよりバトンを受け取った済生会下関総合病院にて看護師として勤務されている、藤井 祥子さんです!

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 藤井 祥子(看護栄養学部 看護学科 2017年度卒)
 済生会下関総合病院勤務

 ~仕事風景の写真~

 私は地元である山口県が好きで、授業・演習・臨床実習などの教育カリキュラムが整っており地域に根差した学校である県立大学で学びたいと思い入学しました。
 大学での看護の勉強や実習はきついなと思うことも多かったですが、看護学科のみんなに助けてもらい、刺激をもらいながら頑張ることができました。サークルは、よさこい部奄美連合萩組に所属し、地域のイベントや県内外のお祭りに参加して演舞をしたり、楽曲・振り・衣装を考えたりとたくさんの思い出ができました。無理のない範囲でアルバイトをしたり、友達とご飯を食べたりお出かけをしたりと充実した毎日でした。
 現在は済生会下関総合病院の呼吸器・消化器の内科で勤務しています。急性期から終末期までの患者さんがおられ、4年目となった今も日々学ぶことが多いです。
 大学で学んだ看護の知識はもちろんのこと、臨床実習において患者さんのためにできることを自分なりに悩み、考え、指導をいただきながら実践した経験は、看護師となってからも大切にしていることです。
 大学時代に出会った方々のおかげで充実した毎日を過ごすことができ、本当に感謝しています。またお会いできる機会を楽しみにしています。


~大学祭での演舞の写真~

2021.11.16

精神保健福祉士養成課程4年生によるソーシャルワーク実習Ⅲ・Ⅳ(精神保健福祉 援助実習)報告会を開催しました

 10月18日(月)13時より、標記報告会が開催されました。本年度は、遠隔システムを併用し、実習指導者のみなさまと大学を繋ぎ、ハイブリッド形式による初の試みとなりました。

 前年度に引き続き、コロナ禍の影響を受けての実施でしたが、実習機関のみなさまのご理解、ご協力のおかげさまで、精神科医療機関と障害福祉サービス事業所において計150時間の実習を無事に終了することができました。大変な状況のなかで、ご指導を賜りました実習指導者のみなさまに、この場を借りて心よりお礼申しあげます。

 当日は、15名の学生が3グループに分かれ、個々の実習体験をグループで共有し、ディスカッションを重ねて得られた成果について、設定したテーマに基づいて発表しました。同教室では、後輩である3年生19名が、真剣な眼差しで聴講していました。

 4年生代表による「おわりのあいさつ」では、「報告会に向けて準備を進めるなかで、自身の成長過程をふり返ることができました。今後は、実習での学びを活かし、ご本人やご家族に寄り添い、共に歩むことのできる精神保健福祉士を目指していきます」と、力強く述べていました。

 3年生からは、「発表内容とともに、報告会に向き合う姿勢についても多くの学びを得ることができました。今、実習に対する期待と不安が交錯している状況ですが、1年後となる先輩の姿を目標に、幅広く知識を吸収し、自己研鑽を重ねながら準備に取り組みます」との感想が聞かれました。

 実習指導者のみなさまには、ご多忙な業務のなかで遠隔にてご参加いただき、学生一人ひとりに対してあたたかいコメントや事後のご指導を賜り、大きな励ましとなるとともに、3年生にとりましても実習への動機と期待が高まる貴重な機会となりました。


1グループ5名で、3グループに分かれて発表しました。


2つの実習をとおして成長した4年生の姿を見ていただきました。


先輩の発表に対して、3年生が質問をしている様子です。


5機関6名の実習指導者の方々に遠隔にてご参加いただき、あたたかいコメントと拍手を頂戴しました。

第2回防府市サテライトカレッジを開催しました

 令和3年11月5日(金)、英雲荘にて、第2回防府市サテライトカレッジを開催しました。今回の講座は一般の方を対象に「景観写真講座」と題して、国際文化学部 文化創造学科の倉田研治准教授が受講生11名に対して講義を行いました



 講座では、カメラの機能や上達のコツ、撮り方のポイントについて、講師から説明を受けた後、各自で英雲荘周辺の景観撮影に出掛けます。



 景観撮影では、撮り方のコツをさっそく実践されている方もおられました。



 撮影後は英雲荘に戻り、写真のセレクトです。



 講評会では、京都の写真家 柴田 明蘭氏によるオンライン講評が行われ、受講生全員の写真について、良い所やワンポイントアドバイスを述べられました。
 受講生からは、「一眼レフカメラに慣れていない人にもポイントを絞ってわかりやすくコツを教えていただけた」「講師の方の丁寧な説明がありがたかった」との声が寄せられました。