2021年11月

食育プログラム開発チームメンバーのためのTAP勉強会

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。
 10月27日(水)に、国立山口徳地青少年自然の家から講師をお呼びして、TAP体験活動を行いました。今回の活動を行うことで、メンバーのことをより知ることができ、信頼関係を築く良いきっかけとなりました。また、本チームが活動前に実施しているアイスブレイクの技法についても学ぶことができました。




【卒業生バトン(国際文化学科)】第三走:瀧本 詩乃さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第三走は、垣元 瞳さんよりバトンを受け取った大分合同新聞社にて勤務されている、瀧本 詩乃さんです!

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 瀧本 詩乃(国際文化学部 国際文化学科 2015年度卒)
 大分合同新聞社勤務

 
~社内で開催したSDGsの勉強会の風景。コミュニケーションの大切さを学びました~

 山口県立大学を初めて訪れたのは2012年、夏のオープンキャンパスでした。アットホームな雰囲気の中、優しい先生方に迎えられて安堵の気持ちを抱いたことがとても印象に残っています。
 県立大学へは「留学の機会が多くあること」「魅力ある先輩方の存在」「様々な進路選択の可能性」を決め手に受験しました。在学時は留学生のチューターやサークル活動に取り組みました。大学3年生の夏には、念願であったアメリカへ留学しました。現地では詩や小説といった文芸創作科目を受講し、言葉を通じた表現に興味を持つようになりました。
 卒業後は地元の新聞社に就職し、今年で6年目になります。3年間働いた新聞制作現場を離れて、現在は社内の横断的な取組を企画する部署で働いています。二部署の業務は全く異なるものですが、共通して異文化理解を意識する場面に多く出会います。例えば円滑なコミュニケーションを求められる時、相手や仕事によって扱う事柄が違う中で、言葉を慎重に聞き、背景を知ることが鍵となります。その上で自らの言葉で相手に伝える技術が問われます。4年間で実践し学んだ異文化理解に対する姿勢を鮮明に思い出す瞬間です。今も苦戦する日々ですが、日本にいながら異文化を体験し、理解しようとする行為は仕事や人生に豊かさを与えてくれる私の財産です。
 先生、県大のみなさんお元気ですか? 折に触れて皆さんのことを思い出し「そうだ、県大生らしく」がんばろう! と思いを新たに働く日々です。またお会いできる日が来ますように。その日までお元気で!


~一緒に留学した先輩と県大の交換留学生でもあったセンター大の友人と(左から2人目)~

第2回山口市サテライトカレッジを開催しました

 令和3年10月28日(木)山口市徳地山村開発センターにて、第2回山口市サテライトカレッジを開催しました。
 今回は「遺言を愛のメッセージにするために」と題して、社会福祉学科の藪本知二教授が、受講生12名に対して講義を行いました。



 遺言とは、被相続人が、主に自己の財産(相続財産)について、自分の最終意思を死後に遺したものです。遺言は、本人にとっても遺された者にとっても幸せな人生を送るための方法の1つです。
 講義では、遺言を愛のメッセージにするためにどうすればよいか、相続制度や講師の経験した話とともに解説されました。



  講義中、相づちを打たれる方や熱心にメモを取られる方が多く見られました。受講者からは、「自分の事のようでした」「日頃聞けないことが知れて良かった」との声が寄せられました。