2023年9月

栄養学科 調理学研究室主催「はじめよう!もしもに備えるローリングストック~備蓄品を使った料理教室~」を開催しました

9月16日(土)、看護栄養学部 栄養学科 調理学研究室主催「はじめよう!もしもに備えるローリングストック※~備蓄品を使った料理教室~」を開催しました。

料理教室には、20名の参加があり、「ポリ袋で炊くご飯」や「大豆ミートを使ったキーマカレー」「春雨サラダ」など、買い置きの食品のみで作れ、災害時にも役立つ調理実習を行いました。

今回は、生活協同組合コープやまぐちに協賛いただき、料理教室で活用した商品やレシピは、コープやまぐちの店舗にて9月末まで展示されています。

※ 非常食を日常的に使用し、 常に家庭に新しい非常食を備蓄すること。

料理教室の様子1
料理教室の様子2
料理教室の様子3
料理教室の様子4
料理教室の様子5
料理教室の様子7
展示されている様子

令和5年度 山口県立大学・周南市サテライトカレッジを開催しました。

令和5年9月19日(火)周南市学び・交流プラザにて、周南市サテライトカレッジを開催しました。

今回のテーマは、「お口の健康を保つための食生活」と題して、山口県立大学 看護栄養学部 栄養学科の寺田亜希特任教員が受講者17名に対して講義を行いました。

周南市サテライトカレッジの様子1

講座では、加齢とともに口腔機能が衰えることで、身体のフレイル(病気ではないが年齢と共に心身の活力が低下して介護が必要になりやすい状態のこと)につながるというデータを基にした解説がありました。

周南市サテライトカレッジの様子2

口腔機能の低下をチェックリストで確認したり、咀嚼チェックガムで嚙む力が低下していないかなどの確認も行いました。

周南市サテライトカレッジの様子3

受講者のアンケートでは、

「舌の体操をして、食生活を見直してみようと思った。」

「オーラルフレイルという言葉を初めて知り、食事の参考にしたいと思った。」

「噛む回数を増やすことや、食事のバランスに気を付けたい。」

などの声が寄せられました。

いつまでも食べ物をおいしく食べるために必要な口腔の健康について、食生活から見直すきっかけになる講座でした。

令和5年度 山口県立大学・岩国市サテライトカレッジを開催しました。

令和5年9月9日(土)岩国市民文化会館にて、第1回岩国市サテライトカレッジを開催しました。

今回のテーマは、~『雨月物語』「吉備津の釜」を読む~と題して、山口県立大学文化創造学科の菱岡憲司准教授が受講者46名に対して講義を行いました。

岩国市サテライトカレッジの様子1

はじめに古典原文の朗読を聞き、それを現代文に訳す解説があり、内容がわかりやすく伝わるとともに、情景を思い浮かべながら聞くことが出来ました。

「この次の展開はどうなるのだろう。」、「早く次の段落が聞きたい。」とワクワクドキドキしながら聞き入りました。

岩国市サテライトカレッジの様子2

受講者からは、

「先生の話がとても面白く、時間があっという間に過ぎた。」

「今まで雨月物語という名前は知っていたが、内容は知らなかった。今回の講座を聞き、よく分かりました。」

「物語がとても面白く、理解できました。」

「講座を聞いて、江戸文学に親しんでみようと思った。」などの声が寄せられました。

岩国市サテライトカレッジの様子3

また、会場には、雨月物語や作者の上田秋成の書籍など、講座に関連する書籍が展示され、受講者が手に取り興味深そうに眺めていました。

岩国市サテライトカレッジの様子4

「吉備津の釜」を読むことを通じて、古典文学に対して興味が湧き、知識が深まる講座となりました。

令和5年度 山口県立大学・周防大島町サテライトカレッジを開催しました。

令和5年9月5日(火)周防大島町 大島文化センターにて、周防大島町サテライトカレッジを開催しました。

今回のテーマは、運動で元気長寿 ~仲間がいることが元気の秘訣~ と題して、山口県立大学 社会福祉学科の角田憲治准教授が受講者48名に対して講義を行いました。

周防大島町サテライトカレッジの様子1

講座では、

①運動のさまざまな効果について、

②仲間の存在と元気長寿について、

③運動支援ボランティアとしての活動が自分の健康増進に貢献 の3点について解説がありました。

たくさんの比較表やグラフを使った科学的データを基にした説明は、わかりやすく、受講者も納得の様子でした。

周防大島町サテライトカレッジの様子2
周防大島町サテライトカレッジの様子3

長寿の秘訣は、運動と社会交流にある。

運動は仲間と一緒に行うことで効果が上がる。

運動サークルに所属しているだけで介護予防効果がある。...などの解説がありました。

周防大島町サテライトカレッジの様子4

講座終了後、受講者から

「ウォーキングを始めようと思う。」

「仲間との運動の大切さがわかった。」

「今日の講演を聞いて、自分のために毎日歩こうと決めました。」などの感想があり、前向きに意識が変わった様子がうかがえる講座となりました。

令和5年度 山口県立大学・下松市サテライトカレッジを開催しました。

令和5年8月26日(土)下松市市民交流拠点施設「ほしらんどくだまつ」に於いて、下松市サテライトカレッジを開催しました。

今回のテーマは、夏休み子供向け講座「着たい服をデザインする」と題して、山口県立大学 文化創造学科の松尾量子教授が受講者79名(33組の小学生親子)に対して講義を行いました。

サテライトカレッジの様子1

講座では、スライドによる説明の後、台紙に布地や色紙などを切って貼り付ける服のデザイン画を制作していきました。

サテライトカレッジの様子2

子供たちは一生懸命に集中し、様々な色の布地や色紙を使い、個性豊かな作品を仕上げていきます。一緒に参加した保護者は、子供の自由な発想、工夫に感心していました。

出来上がった作品は、ボードに貼り、他の人の作品と見比べる時間がありました。「あれ、すごいね。」「色がきれい。」「立体的に作ってあるんだ。」などの感想や、感動や憧れのため息が漏れていました。

サテライトカレッジの様子3

サテライトカレッジの様子4

受講した小学生からは、

「上手にデザインでき、家でもやってみたいと思った。」

「切り貼りが楽しかった。」

保護者からは

「子供の想像力が豊かになったと思う。」

「大人もやってみたかったと思うほど楽しい講座だった。」

などの感想が寄せられました。

子供の集中した表情を見て成長を感じたり、意外な発想・アイデアに感心したり、親子で楽しめる講座となりました。