海外語学・文化研修


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 学術交流協定や覚書を締結している海外の大学で、英語、中国語、韓国語を勉強する機会です。語学を集中的に学習しレベルアップを図れるほか、現地の人々に触れながら異文化理解を深めます。
 本学の授業科目として実施しているので、詳細については履修の手引きや各科目のシラバスを参照してください。募集説明会の日程については毎年4月当初に掲示し、グローバルセンターでの申し込みとなります。応募者多数の場合は選考があります。

中国語コース

内容:
曲阜師範大学の語学・文化研修に参加し、中国語や書道、絵画、太極拳などの中国文化を学習します。曲阜は孔子の故郷としても有名で、中国の長い歴史に触れることもできます。
実習のポイント:
本学学生のために構成されたプログラムで、午前中に中国語、午後に中国文化の授業を受けます。 宿泊はキャンパス内にあるゲストハウスで食事付きです。 研修前後に上海と北京の市内見学を用意していますので、中国の大都市も体験できます。
期間: 8月下旬から3週間  
費用: 約15万円
※この費用には、交通費(国内交通費、航空運賃、空港税等)、現地旅行代、海外旅行保険等が含まれています。授業料、大学滞在中の宿舎費及び食費は、協定大学との双方向交流によるプログラムによる大学主催事業として実施するため、個人負担が免除されています。尚、為替レートによって費用は変動します。
募集人数:10名
体験談:櫻井 孝子(国際文化学科/2018年度派遣生)


 約1か月の間に上海、曲阜、済南、北京など様々な場所に行く機会がありました。故宮博物院や万里の長城などの有名な観光地に行ったり、高速鉄道に乗ったり各地の料理を堪能したり、とても楽しい充実したプログラムでした。私たちの生活をサポートしてくれるボランティアの学生がいるので、現地の生活で特に困ることはありませんでした。大学では午前中に中国語を教わり、午後は中国の歌や習字、太極拳、切り絵といった中国の文化を体験しました。最後には学習成果の発表としてそれぞれスピーチをし、授業で習った中国の歌や太極拳を披露しました。先生や学生との交流が語学力向上や言語を学ぶモチベーションに繋がり、よい刺激をもらうことができました。大学の内外には多くの飲食店や大型スーパー、雑貨屋やカフェなどが充実していて散策するととても面白いです。現地に赴くことで、朝早くから夜遅くまで勉強したり外でプレゼンテーションやスピーチの練習をしたりしている学生の様子や、高層ビルの隣に広がる取り壊し予定の住宅街から見える中国の経済発展を目にすることができ、中国の社会を肌で感じることができました。実際に生活しながら語学や文化、中国社会について学ぶことができ、将来の糧になるような経験になりました。

韓国語コース

内容:
慶南大学校が運営する「グローバルハンマ」という研修に参加します。 このプログラムでは、世界16ヵ国から集められた100人近くの学生と共に韓国語や韓国文化を学びながら、韓国語を共通言語とする異文化交流を実施します。 アジアの国からだけでなく、ロシアやアメリカなどからも参加があります。
実習のポイント:
韓国語や韓国文化を学ぶプログラムです。様々な国の文化や言語と触れ合う機会にもなり、世界各地の友人をつくることも可能です。 研修期間中は大学の寮生活になるので、より一層学生同士の触れ合う機会も多く、1日中異文化交流を体験できます。 グループ毎に言語にたけた優秀な学生が配置されるので、韓国語があまり得意でない学生も異文化交流ができます。
期間:8月初旬から3週間
費用:約7万円
※この費用には、交通費(国内交通費、航空運賃、空港税等)、海外旅行保険等が含まれています。授業料、現地滞在費、食費は、協定大学との双方向交流によるプログラムによる大学主催事業として実施するため、個人負担が免除されています。尚、為替レートによって費用は変動します。
募集人数:10名
体験談:飯塚 千瑛(国際文化学科/2018年度派遣生)



 実際に韓国の大学で授業を受けたり現地のお店で買い物したりすることを通して、大学に入ってから学び始めた韓国語を伸ばせたらいいなと思い、このプログラムに参加しました。授業はネイティブの先生が韓国語で行うため、リスニング力のアップが望まれます。また、韓国の文化を体験することができ、韓国語だけでなく文化についても深く知ることができました。さらに、このプログラムには他の国の学生も多く参加しており、様々な活動を通して交流を深めることができました。台湾と中国の学生がとても流暢に韓国語を話すのでビックリしました。休日には、友人や留学中お世話をしてくれたバディと出掛けたりして楽しい時間を過ごすことができました。2週間ちょっとという短い時間でしたが、色々な経験をさせてもらい多くのことを学ぶことができました。この語学・文化研修は私の大学生活において貴重な経験であり、良い思い出になりました。

英語コース(カナダ)

内容:
ビショップス大学の語学・文化研修に参加し、英語を学習しながら異文化も体験でき、カナダの一般家庭での生活も体験できるプログラムです。

実習のポイント:
ビショップス大学が本学の学生向けに構成したプログラムです。午前と午後に経験豊かな先生による英語の授業があります。午後の授業の後は、毎日異なる異文化体験プログラムが用意されていて1日中英語漬けで生活する環境が整っています。

期間: 8月下旬から3週間

費用: 約60万円
※この費用には、渡航費、学費、ホームステイ等の現地での費用及び国内交通費や海外旅行保険の費用が含まれています。尚、為替レートによって費用は変動します。

募集人数:10 名以上
体験談:山口 優利恵(国際文化学科/2016年度派遣生)

 夏休み期間の3週間を利用して、カナダ・ビショップス大学での海外語学・文化研修に参加しました。平日は午前9時から午後3時まで大学で授業を受けます。授業は文法やボキャブラリーなどが中心ですが、学習したボキャブラリーや慣用句を使って短いプレゼンテーションやゲームなどのアクティビティを必ず行い、常に笑いが絶えない楽しい授業でした。授業の後は、放課後のアクティビティとしてリンゴ狩りをし、出来立てのアップルパイを食べたり、ミュージアムに行ってカナダの歴史に触れたりしました。毎週土曜日は、バスでケベックシティやオタワを観光しました。ケベック州ではフランス語が公用語であり、街中にはフランス語が溢れています。英語を中心に勉強してきた私にとって、フランス語だらけのケベックはとても新鮮でよい刺激を受けました。日曜日は基本的にホストファミリーと過ごします。ミサやショッピングに出かけるなどして、1日中ホストファミリーとコミュニケーションを取ります。初めは勿論緊張しますが、先生もホストファミリーもどんどん話しかけてくれるので、だんだんと打ち解けてコミュニケーションの取り方を自然と学ぶことができます。観光地はもちろん、家の中でも通学路でも大学でも、毎日が驚きと発見の連続で、とても充実した3週間を送ることができました。自分のモチベーションを高め、次のステップに繋げるためにも、とてもよい機会になると思います。

英語コース(オーストラリア)

内容:
オーストラリア・ニューカッスル大学にて、ホームステイをしながら英語とオーストラリア文化を集中的に学ぶ約4週間の短期プログラムです。世界中から集まる学生とともに勉強ができます。

実習のポイント:
学内の学生向けサービスと設備が全て利用可能で、ホームステイの支援体制が充実しています。
世界中から来た学生たちと一緒に勉強ができ、様々な異文化体験ができます。

期間:2月中旬から4週間

費用:約55万円
※この費用には、渡航費、学費、ホームステイ等の現地での費用及び国内交通費や海外旅行保険の費用が含まれています。尚、為替レートによって費用は変動します。

募集人数:15名
体験談:細川 紗永(栄養学科/2017年度派遣生)


 たくさんの期待と少しの不安を抱えて臨んだ留学でしたが、とても濃い1か月間となりました。
 ホストファミリーはとてもいい人たちで、一緒に料理をしたり折り紙をしたりしました。ホストファミリーに伝えたいことがある時、どう言えば伝わるか、調べて準備しておくようにしました。また、分からないことは積極的に聞くようにすると、生きた英語の勉強をすることができました。
 大学の授業は、グループワークやゲーム形式のものが多く、楽しく授業を受けることができました。そこで仲良くなった他大学の友人と、休み時間や放課後を過ごしました。大学には食堂や売店が充実しており、ホストファミリーが作ってくれた弁当を食べ終わると、売店でお菓子などを買って食べていました。放課後は他のクラスの人たちも集まってバスケットボールをしたり、日本語クラブに参加して交流を深めたりしました。色々な人たちとのコミュニティを広げることができて、嬉しかったです。
 週末はシドニーまで観光に行ったり、海に行って泳いだりしました。きれいな景色を見たり、美味しいものを食べたりなど、充実した週末を過ごすことができました。
 やりたいことが多く、1か月間では足りないと感じるかもしれません。しかし、焦らずその時その時を大切に過ごしてください。

英語コース(シンガポール)

内容:
シンガポールポリテクニックにて、英語によるコミュニケーションのスキルアップ、シンガポールと日本の異文化交流が行える短期プログラムです。

実習のポイント:
シンガポールポリテクニックの学生との交流プログラムがあります。
英語、米語、シンガポール英語の比較を体験できます。

期間:3月上旬から約2週間

費用:約35万円
※この費用には、渡航費、学費、寮費等の現地での費用及び国内交通費や海外旅行保険の費用が含まれています。尚、為替レートによって費用は変動します。

募集人数:12名
体験談:後藤 綾乃(国際文化学科/2017年度派遣生)



 「シンガポールってどんな国なんだろう...?」という不安と期待とが入り混じった気持ちでスタートした研修でしたが、本当に充実した2週間を過ごすことができました!
 シンガポールは公用語として4つの言語(英語、中国語、タミル語、マレー語)を使用している多民族国家です。そのため、日本ではなかなか見られないような光景を数多く見ることができます。例えば、学校で出会った先生や学生チューターの皆さんは、それぞれ異なるルーツを持っていました。時には食文化や服装が違うこともありましたが、お互いがそれを自然なものとして認め合う姿に感銘を受けました。また、様々な文化が混じり合ったシンガポール独自の文化に触れることも新鮮でした。見たことのないフルーツに挑戦したり、シングリッシュ(シンガポール独自の英語)を学んだり、様々なことが経験できました。特に、シングリッシュを実際にハンバーガーショップで使って通じた時は感動しました。
 私にとってこのシンガポール研修は、毎日が驚きと発見の連続でした。優しい先生や学生チューターの皆さんに支えていただきながら、自分の視野を楽しく広げることができました。今でも現地の皆さんとは良い友人です。素晴らしい経験をありがとうございました!