情報社会学科の紹介

日々、多くの「情報」がとびかう世界と私たちをつなぐのは「情報技術」です。私たちは、地域や企業が抱える様々な課題に対し、デジタル技術を活用して、人間中心の視点から新たな解決方策やイノベーションを創出でき、デジタル社会の実現に貢献できる人材育成を目指します。

学びの特色

1

「つなげる」力の育成
テクノロジーは強大な力です。テクノロジーが入ることでさまざまな文化に影響を与えます。テクノロジーの性質を理解して、文化的、倫理的な判断能力を身に付けることで、テクノロジーを人々のために用いることができるようになります。

2

「つくる」力の育成
人工知能やデータを理解し活用するための基本的な技能は、これからの時代に必須です。また応用としてネットワークやサーバ等の技術を学ぶことで、人々をつなぐ新たな社会的ベースを構築できるようになります。

3

「かかわる」力の育成
さまざまなバックグラウンドを有する人々とともに生きるために必要な社会的・文化的知識は、人間を尊重する考え方や心を育みます。新しい形のまちづくりの考え方や、組織づくり、新たなビジネスやサービスの創出方法などを実践的に学びます。

三角

デジタル技術を活用して、地域や企業が抱える様々な課題を解決するテクノロジー・コミュニケーターに!

カリキュラムについての図

教授メッセージ

井竿教授の写真

情報社会学科 教授 井竿 富雄

人間が考えてテクノロジーを使う世界をめざして

  • 人間はこれまで数々のものを発明し、世界を豊かで便利なものにしてきました。そして今日、情報技術の著しい発展は、これまでの世界を全面的に変えてしまうような勢いで進んでいます。
  • このような時代に、人間がテクノロジーに引きずられるのではなく、人間が自身で考えてテクノロジーを使えるようにすること。情報社会学科の目標はそこにあります。人文系の智慧、社会科学系の知見などを織り込んだうえでテクノロジーに向かう、そのような人々が育っていってくれることを私たちは望んでいます。そして、人間によって考え抜かれたテクノロジーを使って人と人、人と地域、人と世界などを縦横無尽につなぎ、より活発なコミュニケーションを促進していくことを通じて、世界をより多彩で幸福なものにしていくことが可能になる、と私たちは信じています。

身につく力

地域や企業が抱える様々な課題に対して、デジタル技術を活用して、ヒューマニティーズの発想から、新たな解決方策やイノベーションを創出し、デジタル社会の実現に貢献できる人材を育成します。

文化的、倫理的な判断能力

テクノロジーを人々のために用いていく力

ネットワークやサーバ等の技術

人間を尊重する考え方や心を育む社会的・文化的知識

新たな解決方法やイノベーションを創出する力

将来の進路・活躍ステージ

  • 商社
  • 貿易
  • 小売
  • メーカー
  • 交通業
  • 旅行会社
  • 公務員
  • 教育サービス
  • 高等学校(情報)
将来の進路・活躍ステージ表