授業の様子

「文化コーディネート論」

 地域文化をコーディネートし、マネジメントする力を養成する科目です。他大学の研究者や地域のオピニオンリーダーを招き、理論と実践について学びます。院生は、実際に地域文化の活性化や事業展開の可能性などについての事例研究をふまえたミニプロジェクトを企画運営し、その成果を毎年7月に開催するシンポジウムで発表します。

「国際文化学研究法」

 国際文化学という学際的な学問領域を有機的に関連づけ、研究方法や研究倫理について理解する科目です。研究者として修士研究を実行する自覚的な意識を明確化・先鋭化します。それぞれの院生の研究課題に関係づけながら、複数の教員との意見交換を重ねます。最後に研究の方向性に関する発表を行い、コメントや助言を得て、修士論文や修士制作を進める基礎とします。

「仏教文化特論」

 多様な文化が交流する場面では、摩擦や軋轢も生じます。この科目では、講義や仏典の講読などを通じて、対立や不要な軋轢を未然に回避する、古くて新しい智慧があることに気づくことで、〈他者(他人・世界)との共感性〉を増すことを目的としています。仏教のみならず、宗教全般の可能性についても考えていきます。平和の重要性を見直すことにもつながります。

「山口国際文化学研究会」

 大学院生の個別の修士研究指導を行う「国際文化学研究」の一環として、毎月1回開催されます。地域公開の会は、大学ウェブサイトで周知しています。学際的な学問領域について、学内外や海外からの講師がさまざまな角度から講義し質疑応答のある学術的セミナー(colloquium:コロキアム)です。2018年度には第100回目を記念した会を開催しました。

「リサーチワーク(複数指導体制)」

 修士論文・修士研究は、1名の指導教員のほかに2名の教員がつき、複数指導体制をとっています。特に入学時には、グループに分かれて研究課題について発表や質問をする機会を設けており、多くの教員から多角的な視点からの助言を得ることで、入学前に提出した研究計画書をより具体的に実施可能なものへと改善していけるようサポートをしています。

「合同研究発表会」

 修士論文・修士制作については、研究科内で行う中間発表会や最終発表会のほかに、健康福祉学研究科との合同発表会を開催しています。学内外に向けたポスター発表や展示を通し、研究の成果を地域に向けて発表し、還元する機会としています。また、院生の学会参加や学会発表を奨励し、他大学の院生や教員との研究交流の機会も設けています。