課外活動

学生ぷちボランティアセンター


 山口県立大学社会福祉学部では、学生のボランティア活動支援の充実化を図るために、"学生による学生のためのボランティアセンター"として学生ぷちボランティアセンター(通称「ぷちぼら」)を2004年7月に設置しました。社会福祉学部では、学生全員が「ぷちぼら会員」として登録し、掲示版等からボランティア情報を得て、ボランティア活動を行うことができる教育環境を整備しています。活動を運営しているのは、ぷちぼらスタッフ(有志)です。ぷちぼらは「学生による学生のためのボランティアセンター」として機能するために、情報提供や企画を行ってきました。こうした活動が、学生の課外活動の「はじめの一歩」や「継続した活動」を支援してきました。学内では、ぷちぼらの企画運営で様々な活動を行っています。
 具体的な活動として不登校などの支援を要する学齢期の児童生徒の居場所づくりとして「ぷち☆すた」を開催してきました。学生ボランティアが子どものメンタルフレンド(心の友達)になります。「きょうだいカフェ」や「あいサポーター研修会」等も開催しています。また、学外からのボランティア情報を掲示やSNSで発信し、学生が地域で様々なボランティア活動を行えるような環境整備をしてきました。社会福祉学部では、「福祉マインドを基盤とした地域共創力の育成(山口県立大学中期計画、No9)を掲げ、地域共生社会の実現に資する地域共創力を身につけるために、入学から卒業まで一貫した福祉教育を実施しています。社会福祉学部では、教員による課外活動チームとぷちぼらのコアスタッフが協力し、学生による積極的なボランティア活動を支援するための教育環境の整備を行っています。

社会福祉学部 学生ぷちボランティアセンターの紹介

活動の様子はブログページに掲載しています

高大接続事業「はーと♡ふくし講座」「はーとボランティア講座」


 社会福祉学部では、大学生による高校生のための「はーと♡ふくし講座」と「はーとボランティア講座」を毎年、開催してきました。この事業は教職課程生や福祉系ボランティアサークルのメンバーが、地域の高校生に、社会福祉の知識や大学生の行っているボランティア活動の紹介を行う講座です。講座では社会福祉学部で学ぶ学生と、福祉を学んでみたい高校生が、共に学び合う、アクティブ・ラーニングを導入した学習プログラムを立案しています。
 講座の開催が難しい場合でも、大学ホームページ及び公式YouTubeで大学生からのメッセージやオンラインでの配信を積極的に行っています。

「はーと♡ふくし講座」での発信例
リレーメッセージ―福祉を学ぶ大学生から高校生へ―
〇人々のしあわせを支えるために
〇障害のある人との出会いから学んだこと
〇障害のある子どもの教育にかかわる特別支援学校教員について
〇子どもたちの幸せを支えるために~子ども食堂のボランティア経験を通して~

公式YouTubeチャンネルによる「はーとボランティア講座」の配信例
①はじめに~高校生へのメッセージ~
②講座「ボランティアって何?~大学生のボランティア活動から学ぶ~」
仲間とともに~福祉系ボランティアサークルの紹介~
④社会福祉学部学生が行っているボランティア活動
⑤おわりに~これから大学生になるみなさんへ~