2024年8月

栄養学科オープンキャンパスにて食育戦隊ゴハンジャーの活動を紹介しました

栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

7月13日(土)、8月4日(日)に開催されたオープンキャンパスにて、高校生やその保護者の方に向けて本チームの活動紹介を行いました。普段子供たちに食育を伝えているオリジナルキャラクターの紹介や媒体を使ったクイズを行い、子供のころに戻った気持ちで参加していただきました。

オープンキャンパスでの食育戦隊ゴハンジャーの活動1
オープンキャンパスでの食育戦隊ゴハンジャーの活動2

活動で使用している媒体の展示も行い実際に体験していただきました。

参加してくださった多くの方と、ゴハンジャーなどの課外活動や大学生活、栄養学科の授業について等、様々なお話をすることができました。

学生たちはゴハンジャーの話を聞いてくださった方から「楽しそうな活動ですね」と声をかけていただき、この活動の魅力を伝えることができたと実感し、とても嬉しかったようです。

オープンキャンパスでの食育戦隊ゴハンジャーの活動3

令和6年度 山口県立大学・下松市サテライトカレッジを開催しました。

令和6年8月10日(土)下松市市民交流拠点施設「ほしらんど くだまつ」にて、下松市サテライトカレッジ第1回目を開催しました。

今回は、夏休み児童向けの講座として「着たい服をデザインする」をテーマに、山口県立大学 国際文化学部 文化創造学科 松尾 量子 教授が、小学生29名と保護者に対し講義を行いました。

下松市サテライトカレッジ第1回目の様子1
下松市サテライトカレッジ第1回目の様子2

講座では、専用の台紙にデニムなどの布地や折り紙などを使い自分が着たい服のデザインを作り上げていきました。

はじめに、デザインに使う素材を選びます。子供たちは、色鮮やかな布地や折り紙、リボンの中から自分のイメージしたデザインに合う素材を慎重に選んでいました。

下松市サテライトカレッジ第1回目の様子3
下松市サテライトカレッジ第1回目の様子4

次に、選んだ布地や折り紙を服の形に切って、のりやボンドで貼り合わせていきます。布地を重ねて貼り立体的に作ったり、マジックで色を付けるなど様々な工夫を凝らしていました。

下松市サテライトカレッジ第1回目の様子5
下松市サテライトカレッジ第1回目の様子6

子供だけでなく保護者の方も一緒になって作品の制作を手伝い、気が付くとあっという間に制作時間が過ぎていました。みなさん集中して取り組んでおられました。

下松市サテライトカレッジ第1回目の様子7
下松市サテライトカレッジ第1回目の様子8

出来上がった作品は、ホワイトボードに貼り出し全員の作品を見ていきました。他の人がどんな作品を作っているのか興味津々の様子で「あれがいい。」「色使いがきれい。」「帽子をかぶってる。」...など様々な声が上がりました。

下松市サテライトカレッジ第1回目の様子9
下松市サテライトカレッジ第1回目の様子10
下松市サテライトカレッジ第1回目の様子11
下松市サテライトカレッジ第1回目の様子12
  • 受講者のアンケートでは、
  • 「楽しんで制作に取り組めました。」
  • 「とても面白い講座でした。着ることを大切にしたいと感じた。」
  • 「他の人のデザインがとても興味深かった。」
  • 「子どもがとても集中して楽しんでやっていた。大人も楽しかった。」
  • 「楽しくて作業時間があっという間だった。」
  • などの声が寄せられました。

子どもたちは一生懸命に作業し、思い思いの作品を作り上げました。その姿を見た保護者の方は、発想や集中力に感心し、子どもの成長を感じていたようです。夏休みに親子で過ごす良い時間となった講座でした。

令和6年度 山口県立大学・美祢市サテライトカレッジを開催しました。

令和6年8月3日(土)美祢市民会館にて、美祢市サテライトカレッジ第2回目を開催しました。

今回のテーマは、「本当の仏教 第4章」と題して、山口県立大学 国際文化学部 国際文化学科 鈴木 隆泰 教授が受講者28名に対し講義を行いました。

山口県立大学 国際文化学部 国際文化学科 鈴木 隆泰 教授

今回は、2021年から続く「本当の仏教」シリーズの第4回目が行われました。毎年人気の講座でリピーターの方も多く参加されました。

人間の生と死、よりよく生きるということについて仏教の原典・原点から学びました。

美祢市サテライトカレッジ第2回目の様子1
美祢市サテライトカレッジ第2回目の様子2

仏教は身近にありながら、よく知らないことも多くあります。現代において、仏教は「何かあった時だけ」のように思いがちですが、特別な時だけでなく、何気ない日常において生きている人のためにあるという解説があり、受講者の方はメモを取っておられました。

美祢市サテライトカレッジ第2回目の様子3
美祢市サテライトカレッジ第2回目の様子4

スリランカの故ジャヤワルダナ元大統領が、1951年のサンフランシスコ講和会議にスリランカ代表(当時蔵相)として出席し、「憎悪は憎悪によって止むことなく、慈愛によって止む」というブッダの言葉を引用し、対日賠償請求権の放棄と、わが国を国際社会の一員として受け入れるよう演説を行ったエピソードが紹介され、その演説のもとになったブッダの言葉を言語で解説されました。

美祢市サテライトカレッジ第2回目の様子5
美祢市サテライトカレッジ第2回目の様子6

また、ジャヤワルダナ元大統領は死去に際し献眼、角膜提供し「右目はスリランカ人に、左目は日本人に」との遺言通り、左目の角膜は長野県の女性に移植されました。この逸話に受講者の方が感動しながら聞き入っている様子がうかがえました。

  • 受講者のアンケートでは、
  • 「素晴らしい内容で、全てが心に残っています。」
  • 「とてもわかりやすい内容で、日々の過ごし方を教えて頂けました。」
  • 「自分がいま生きていることに感謝しなければいけないと改めて思いました。」
  • 「ありがたいという気持ちを持って生活していこうと思いました。」
  • 「スリランカのジャヤワルダナ元大統領がブッダの言葉を引用した話は印象的でした。」
  • などの声が寄せられました。

よりよく生きるための過ごし方や、本当の仏教の教えについて深くふれ、改めて仏教の魅力について再発見できた学びの深い講座となりました。

なつやすみの宿題楽しく学ぼう会を開催しました

8月8日(木)、9日(金)に「なつやすみの宿題楽しく学ぼう会」を開催しました。

今年度で15回目となるこのイベントは、本学学生が企画、先生役となり、地域の小学生を対象に夏休みの宿題を応援する活動です。

1日目は朝の会・アイスブレイクからスタート。アイスブレイクでは、「ジェスチャーゲーム」をしました。始めは緊張していた小学生たちも、ゲームを通じて緊張がほぐれてきたようです。

朝の会

お勉強タイムです。夏休みのドリルや読書感想文など、わからないところを先生役の学生に聞きながら集中して取り組み、予定していた範囲より多く進めることができた小学生も!

お勉強1
お勉強2

お勉強の後はお楽しみ授業です。1日目はDX・IR推進室の職員による「アバター作り」を実施。中にはあまりパソコンを使ったことのない小学生もいましたが、学生がサポートしつつ、全員が素敵なアバターを作成することができました。2日目は栄養学科教員による「よく飛ぶ紙飛行機づくり」。今まで作ったことのない紙飛行機を作成し、最後にはみんなで紙飛行機飛ばしを行いました。

お楽しみ授業1
お楽しみ授業2

午後からは、レクリエーションで大盛り上がり!1日目に実施した「謎解きクイズラリー」では、グループに分かれて、本学に関するクイズに答えたり、ミッションにチャレンジしたりしながらキャンパスを回りました。2日目には「人間指スマ」「ばくだんゲーム」に挑戦。1年生から6年生まで、みんなで楽しむことができました。

レクリエーション

参加してくれた小学生からは、「勉強が進められたし、日頃できないことができてよかった。」「アイスブレイク、お楽しみ授業、レクリエーションが楽しかった。勉強も大学生が教えてくれたので早くできた。」といった感想が寄せられました。また来年も参加をお待ちしています!

集合写真

2024.08.27

文化創造学科2年生の授業「プロジェクト演習Ⅰ」での成果を展示しました

8月2日(金)~8月23日(金)まで、文化創造学科2年生が「プロジェクト演習Ⅰ」の授業で作成した課題作品「キャンパスガイドブック2024」を北キャンパス2号館、2階~4階のエレベーターホールに展示しました。

「キャンパスガイドブック2024」1

キャンパスのおすすめしたいポイントを自分なりに見出し、紹介したこの作品。「自らの視点」を養い、周囲の何気ない空間の付加価値に気づく演習となりました。

「キャンパスガイドブック2024」2