2020年12月

食育プログラム開発チームメンバーのための食育勉強会(株式会社 明治)

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。
 12月23日(水)に、株式会社 明治の方にお越しいただき、出前授業(なるほどがいっぱい! カカオ・チョコレート教室)を実施していただきました。学生は小学生に戻ったつもりで講義を体験し、チョコレートがどのようにできているのか、子供に対する接し方や話の進め方の工夫等を学びました。

ロシア・コスイギン国立大学主催の研究交流会に参加しました

 令和2年12月7日(月)、国際文化学科の学生が、本学とMOA(Memorandum of Agreement)を結んでいるコスイギン国立大学が開催した研究交流会で発表しました。
 昨年は、コスイギン国立大学と本学の2校のみの参加で開催されましたが、今年は、様々な国からおよそ50名の学生、大学院生が参加し行われました。本学の学生たちが参加したセッション6のテーマは「現代社会の社会心理学的様相」(Socio-psychological aspects of modern society)」で、12月7日から11日まで開催される国際会議の一部をなしています。国際会議のテーマは"Social and humanitarian problems of education and professional self-realization, Social engineer-2020 "です。

 発表は遠隔で行われ、本学からは国際文化学科の1年生と3年生の2グループが「学生の視点から見たICTを活用した英語教育の効果と課題」(The effects of Interactive learning and the use of ICT for learning English - students' perspectives -)と「新しいアイデア創出への挑戦―日本における大学生コンテスト・プレゼンテーションについて」(Challenges for New Ideas - National competitions and contests for University Students in Japan-)の発表を行いました。
 発表の後には、質疑応答の時間もあり、「日本人は何のために英語を学ぶのか」「英語プレゼンテーションコンテストでは、何が大変だったか」等、様々な質問に答えました。


令和2年度 全学客員教授特別講義を開催しました

 11月19日(木)、令和2年度全学客員教授特別講義を開催しました。
 「私たちの選択が未来を変える~エシカル消費のすすめ~」と題して、TBS系テレビ『世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターとして活躍した末吉里花氏を講師に迎えました。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からZoomによるオンラインでの開催となりましたが、本学学生、教職員、同窓生など185名の参加がありました。


 講義の冒頭で、「エシカル」という言葉の意味は、人間が持つ良心から発生した社会的な規範であるとの説明がありました。そして、エシカルに携わるようになったきっかけとともに多くの写真や映像を紹介され、1枚の服がどのように作られているのか、私たちの知らない背景、世界事情そして生産者と消費者の壁についてお話されました。
 また、講師がエシカル活動をやめようかと悩んだ時に、とある企業の方に言われた「人は何を言うか思うかではなく、何をするかでその価値が決まる。活動を続けていけば、様々な問題の解決の一部になれる。」という言葉によって再び奮起したこと、私たちにできる社会的貢献について、「地域の課題に目をむける」「仲間を作って活動する」など8つの項目を挙げ、誰もがすぐに実行できることであることが述べられました。

 講義の閉会にあたり、本学同窓会 桜圃会 福田百合子会長によるお礼の言葉と共に「今回学んだことを明日からではなく、今日からこの生活に活かしていきたいです」との感想が述べられました。今回の講義では、人や地球環境、社会に優しいエシカルな消費を行うために、自分に何ができるのか、受講生1人ひとりが自身を振り返る時間となりました。