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山口県「地域と連携したリアルな体験活動充実事業」に参加しました
本学の学生ボランティアが、山口県「地域と連携したリアルな体験活動充実事業」に参加しました。2023年6月17日、午前7時30分に大学を出発し、周防大島に向かいました。
周防大島には世界最大級のニホンアワサンゴ群生地があります。群生地周辺の里山や海岸の保全活動をすることで、健全な生育環境を守ります。
まずは、群生地を望む「水仙の里」にて、地元の方や周防大島高校の生徒と一緒に、草刈り及び炭づくり体験を行いました。
昼食後には海岸に移動し、海岸の清掃活動を実施しました。当日は青空に恵まれ、汗を拭いながら熱心に清掃を実施しました。地元の方と交流しながら地域の環境保全に参加することで、地域連携の大事さを再確認することができました。このボランティア活動は、8月26日(土)、27日(日)に放送予定のKRY山口放送「24時間テレビ 愛は地球を救う」で紹介される予定です。ぜひご覧ください。
野外ボランティアを終えて、企画熟議のために周防大島高校に向かいます。県大生と高校生が7つのチームをつくり、周防大島の魅力を生かした学びのツアー(エコツアー)創成のためにアイデアを出し合いました。特産のみかんなど島の食材を活用した特色あるエコツアーなど、各グループが個性たっぷりの企画を練り上げ、地域おこしに貢献しました。今後も県立大学は、地域連携に取り組んでいきたいと思っています。今回の企画熟議については、KRY山口放送「はつらつ山口っ子」で10月15日(日)に紹介される予定です。ぜひご覧ください。
2023.07.28
本学学生と水泳スペイン代表チームとの交流会が行われました
東京2020オリンピックの際にスペイン水泳選手のホストタウンとして山口が登録されたつながりから、世界水泳選手権2023福岡大会に向けた事前キャンプのために、山口市に来訪されていたスペイン競泳代表選手団30名と7月16日(日)に、本学学生との交流会を企画・実施することができました。
浴衣や習字体験、折り紙やけん玉などの日本の昔遊びを通して、交流を深めました。浴衣体験では、本学のKIMONOサークルの学生が浴衣選びをサポートして、サークルの講師の先生方とともに着付けを行いました。
習字や日本の昔遊び体験では、栄養学科の課外活動の一つである「山口‐ナバラコラボ広場」の学生が企画・運営を行い、国際文化学科でスペイン語や英語等を学んでいる学生が通訳を行うことで、異文化交流を深めることができました。
2時間という本当に短い時間ではありましたが、食事も一緒に取ることができ、友好関係を更に深めることができました。参加者たちはお互いに貴重な時間を過ごすことができた様子で、選手たちも学生たちも双方に名残惜しそうでしたが、最後はみんなでバスを見送りました。
令和5年度 山口県立大学・宇部市サテライトカレッジを開催しました。
令和5年6月24日(土)宇部市立図書館にて、宇部市サテライトカレッジ1回目を開催しました。
今回は、吉田常夏と雑誌『燭台』と題して、郷土文学資料センター加藤禎行センター長が受講者14名に対して講義を行いました。
昭和初期、山口県で吉田常夏を中心とした総合文芸誌『燭台』が発行されました。『燭台』には地元の文人はもとより、広く西日本、九州勢も多く参加し作品を発表しています。
また、昭和4年の1月号には島崎藤村、三木露風、西條八十、萩原朔太郎、サトウハチロー、北原白秋、与謝野晶子といった豪華な顔ぶれが寄稿しています。
雑誌『燭台』は、表紙デザインも凝っており、大手化粧品メーカーの広告を手掛けた山名文夫に依頼して、モダンな雰囲気の表紙に仕上げています。その表紙の数々がスライドで紹介されました。
参加者からは、「実物の画像を見ることができて、イメージがよく伝わった。」「資料やエピソードを交えた話で分かりやすく聞くことができた。」「『燭台』を所蔵する下関市立中央図書館に行ってみたい。」などの感想が寄せられました。
郷土の文学について、より深く知りたいと思う、きっかけになる講座でした。
令和5年度 山口県立大学・柳井市サテライトカレッジを開催しました。
令和5年7月8日(土)柳井市文化福祉会館にて、柳井市サテライトカレッジ1回目を開催しました。
今回は、「詩華集/山口県詩選」について、文化創造学科の加藤禎行教授が受講者31名に対して講義を行いました。
講座では、昭和13年に出版された「山口県詩選」の紹介がありました。この本には、金子みすず、国木田独歩、種田山頭火、中原中也、など山口ゆかりの作家、詩人、俳人の作品が収録されています。
「山口県詩選」以外にも、柳井市出身の作家「国木田独歩」の詩の紹介があり、地元の話題に、受講者はうなずきながら聞き入っていました。
また、「郷土から、素晴らしい詩人がたくさん出ていることにビックリ!」「山口県の詩人・作家に興味が湧いてきた。」「もっと文学の歴史を知りたい気持ちになった。」などの感想が寄せられました。
文学のすばらしさにふれる講座で、文学を学び直したり、本を読んでみたいと思う内容でした。
2023.07.14
「ライティング・コンシェルジュ」を再開しました
文化創造学科では、2・3年次生が1年次生の文章作成に関するピア・サポート(相互学習支援)を再開しました。
大学では、学びの成果をアウトプットする手段として、ライティングスキルが求められます。
7月に入ると、1年次生が初めてのレポート課題に戸惑うこともあります。
そこで、学年の近い先輩たちが、自分たちの経験を活かして、学生目線での支援しようというわけです。
しばらく中断していました「ライティング・コンシェルジュ」の活動もやっと再開できるようになり、支援者としての学生スタッフにもよい学びの機会となりそうです。