2019年12月

2019.12.17

第16回マルチリンガル・スピーチコンテスト(すぴこん16)を開催しました

 「第16回マルチリンガル・スピーチコンテスト(すぴこん16)」を、12月7日(土)に本学北キャンパスB401教室で開催しました。

第16回マルチリンガル・スピーチコンテスト チラシ

 16回目の開催となった2019年度のテーマは「和」。
 予選を通過した高校生1名、一般・大学生6組7名が、全6言語の日本語・英語・韓国語・中国語・スペイン語・手話のうち2か国語を用いてスピーチを行いました。
 高校生の部、大学生・一般の部で3名、そしてユニーク賞(両部門共通)で1組が受賞しました。


高校生の部 最優秀賞 山田 愛理さん


大学生・一般の部 最優秀賞 岡 歩睦さん


大学生・一般の部 優秀賞 浅岡 真美さん


ユニーク賞(両部門共通) 大坂 彩華さん、菅原 萌さん

多言語を学ぶことの楽しさを参加者全員で体験することができたコンテストとなったようです。


集合写真

「第16回 マルチリンガル・スピーチコンテスト」 審査結果

2019.12.16

「留学生論文コンクール」にて本学交換留学生が金賞を受賞しました

 このたび、公益財団法人 大学セミナーハウス主催の「留学生論文コンクール2019」において、中国・青島大学からの交換留学生である潘東晨さん(文化創造学科に在学中)が、金賞を受賞しました。
 「留学生論文コンクール」は、留学生に対して日本語による論文作成能力を向上させる機会や、留学の成果を発表する機会を提供することを目的として開催されているコンクールです。今回は6か国37大学の留学生から54作品の応募があったとのことです。

発表内容等の詳細は以下のURLをご覧ください。

留学生論文コンクール(公益財団法人 大学セミナーハウス)

令和元年度全学客員教授特別講義を開催しました

 12月2日(月)、令和元年度全学客員教授特別講義を本学講堂にて開催し、本学学生や地域住民、同窓生など445名の参加がありました。

 全学客員教授特別講義は、広く活躍されている著名人や各分野の専門家を講師としてお招きし、通常の教育内容をさらに充実させることを目的に開催しています。

 今年度は、「山口きずな音楽祭」のテーマソング「きずな」の作曲を担当し、すべての作品において「いのち」を表現されている宮川彬良氏と、作詞を担当し、社会貢献活動にも取り組まれている湯川れい子氏を講師としてお招きし、「"きずな"の今とこれから」をテーマに、"音楽といのち・きずな"についての講義が行われました。

 冒頭で、LE VELVETSとVOJA-tensionがサプライズ登場し、宮川先生の伴奏とともに「きずな」が披露されました。


 次に、田中副学長が各講師に音楽から"いのち"を感じたきっかけを伺いました。
 湯川先生は、ビートルズの曲は全て「さあ、みんな楽しく生きようよ」と訴えており、音楽は命だと気付いたそうです。



 宮川先生は、小学4年生のときに聴いた「大きな古時計」の歌詞の中で「今はもう動かない」というフレーズからおじいさんの死を悟り、それ以来「童謡の中に作者の思いが詰まっている。"いのち"のことを曲のどこかで伝えている。」と敏感に感じ取るようになったそうです。
 具体的に、「シャボン玉」「赤とんぼ」を例に挙げ、「シャボン玉」の玉は魂を、「赤とんぼ」は温もりを表していることなど、歌詞の意味について歌を交えながら分かりやすく説明がありました。




 その後、改めて歌詞に思いを馳せながら、再度「きずな」が披露されました。


 最後に、講師のお二人から、会場の学生たちに向けてメッセージが贈られました。
 宮川先生:「"いのち"と関係ないような音楽がたくさん聞こえてくるけど、実はそうでもなくて、作る側は常に"いのち"のことをどこかちょっとでも考えている。だから、いざという時すぐ力になる。この胸に飛び込んでおいでと。少なくとも湯川先生と私は全身全霊をかけて本気でそう取り組んでいる。それが本当の"きずな"、ご縁だと思う。」
 湯川先生:「全ての音楽、どんなに悲しいレクイエムもクラシックも日本の民謡でも、木の葉のそよぎ、打ち寄せる波も地球上にあるものは全てリズムを持っている。音楽がそこにあるということは、それだけ平和だということ。だから自分が好きな音楽が歌える、聴けるということで充分。どうぞ好きな歌を歌って、みんなでダンスをできるような世界であってほしいと心から願っています。」

 笑いあり涙ありの講義は、温かい空気に包まれ、"いのち""きずな"の大切さを音楽を通して感じる有意義な時間となりました。

両親学級を開催しました

 11月9日(土)に、地域母子保健実習の一環で、別科助産専攻の学生が両親学級を企画・開催しました。当日は、赤ちゃんとの1日の生活についての講義の後に沐浴体験の実習、妊婦ジャケットの体験、ドプラという赤ちゃんの心音を聞く医療機器での聴取体験などが行われました。その後開かれた茶話会では、学生がファシリテーターとなり、妊娠期から育児期のパパの役割について、お互いの気持ちを伝えあうことの大切さについての説明が行われました。

桜の森アカデミー子育て支援リーダーコースで第12回子育て支援メッセに出展しました

 令和元年11月24日(日)に維新百年記念公園 維新大晃アリーナで開催された「第12回子育て支援メッセinやまぐち」に、桜の森アカデミー子育て支援リーダーコースの受講生がブースを出展しました。
 この催しは、子育て支援団体やNPO、企業、自治体などが子育て支援に関する様々な取組みを紹介し、来場者との交流を促すことで、子ども・子育て家庭支援のさらなる広がりを目指すことを目的としています。


 本学のブースでは、桜の森アカデミーやYucca事業など本学の子育て支援事業を紹介する傍ら、参加者とともに、手形や足形を集めた巨大手形アートを作成しました。桜の森アカデミー子育て支援リーダーコースの受講生が中心となって企画から準備まで行い、当日は、およそ150名の子どもたちが遊びに来てくれました。

 今回は「わくわくどうぶつランド」がテーマです。

 まず、受講生がサポートしながら、来場した子どもたちは、自分で選んだフィンガーペイント用の絵具で手形や足形を取ります。


 次に、自分の手形や足形をご両親や受講生と一緒にペンや折り紙、シールなどを自由に使い思い思いの動物に変身させます。


 同じモチーフでもそれぞれ表情が違い、子どもたちのアイデアが光る作品がたくさん作られ、巨大アートは、あっという間にたくさんの動物であふれた「わくわくどうぶつランド」になりました。



 2つの手形・足形が作成され、1つは「わくわくどうぶつランド」の一員にし、もう1つは来場記念の持ち帰り作品となりました。


 親子で楽しそうに作品を作ることができ、参加者にとっても受講生にとっても充実した1日となったようです。