看護学科

2023.06.01

本学教員がトルコ共和国地震被害に対する国際緊急援助隊・医療チームに派遣され、活動報告会を開催しました

2023年2月6日にトルコ共和国南東部で発生した甚大な地震被害に関し、独立行政法人国際協力機構から看護栄養学部 看護学科 田中和子 准教授の派遣要請(3月4日~3月16日(移動含む))がありました。

4月27日には、現地での活動を終えた田中准教授の活動報告会を開催しました。

報告会の様子1

報告会の様子2

説明資料内写真提供:JICA


田中准教授は、トルコ共和国南部の都市ガジアンテップに入り、仮設診療所に併設されたテント型の野外病院で、被災者の治療支援や、現地産婦人科医とも連携しながら妊婦の救急対応などに当たられました。

報告会では、「地震被害を風化させないためにも一人一人が関心を持ち続けることが重要。自身の経験を母性看護学や国際看護の授業などで学生に詳しく話していきたい。」と述べられていました。

【卒業生バトン(看護学科)】第十一走:奥村 なるみさん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 看護学科第十一走は、今村 玲奈さんよりバトンを受け取った下松中央病院にて看護師として勤務されている、奥村 なるみさんです!

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 奥村 なるみ(看護栄養学部 看護学科 2017年度卒)
 下松中央病院勤務

 高校在学中、祖母の入院をきっかけに看護師を目指しました。急な進路変更であったため、様々な学校のオープンキャンパスを急いで回りました。その中で多くの方と関わり、より印象に残った山口県立大学へ進学を決めました。
 大学時代で一番記憶に残っているのはやはり実習中の経験です。患者様との関わりや学びを、後日先生方と振り返る。その繰り返しのなかで多くの事を学ばせて頂きました。また、サークルではよさこい部奄美連合萩組に所属し、仲間と協力しながら物事を作り上げていく達成感や難しさを学びました。アルバイトも並行して行っており、大学生活を通してたくさんの学びや経験ができたと思います。
 現在は総合病院のICU勤務を経て、地域包括病棟で勤務をしています。卒業後の進路を悩んだ際、ゼミの先生にまずは大きい病院で学びを深めることを薦められました。そこで興味のあった急性期に進み、幅広い分野での看護について学ぶ事が出来ました。結婚を機に転職しましたが、ICUでの経験や知識・人との繋がりは私の看護観に大きく影響を与えたと感じています。
 大学時代でのご縁を通したくさんの事を学び、多くの経験をさせて頂きました。それらの機会をくださった先生方や友人達に感謝しています。これからもそれらを基に看護に携わっていきたいと思います。

【卒業生バトン(看護学科)】第十走:今村 玲奈さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 看護学科第十走は、山田 里菜さんよりバトンを受け取った医療法人八木厚生会 八木病院にて看護師として勤務されている、今村 玲奈さんです!

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 今村 玲奈(看護栄養学部 看護学科 2016年度卒)
 医療法人八木厚生会 八木病院勤務


~仕事風景の写真~

 私が山口県立大学を知ったきっかけは、中学時代に出会った心から尊敬している先輩が山口県立大学に進学されたと知ったことでした。その後実際にオープンキャンパスに参加し、看護師になるための施設や勉強の環境が整っていると知り、私もぜひこの学校で学びたいと思い選びました。
 入学後は勉強に実習と大変だと感じることもありましたが、友達と支えあいながら頑張ることが出来ました。実習では患者さんにとって一番適切な看護とは何かを考え、先生や指導者さんから指導をもらい学びを深めました。
 サークルはダンスサークルcolorfulに所属し、地域のイベントや学祭に参加しました。他学科のメンバーも多く学部を超えた関わりができたことで、交友関係も広がり充実した学生生活を送ることが出来ました。
 現在は県外の2次救急の病院で勤務しています。地域の後方支援病院として内科から外科まで様々疾患を抱えた患者さんがいらっしゃり学びの多い日々を送っています。今も学生時代に学んだ患者さんに寄り添い関わることを大切にして看護を行っています。
 大学時代に出会った友達とは今もお互いに連絡を取り合い、近況報告をしています。学生時代を思い返すと大変だったことも多かったけれど、今ではみんなで会うと笑い話になっています。山口県立大学は私にとってたくさんの思い出の残る場所です。また落ち着いたら顔を出しにいきますね!


~【大学時代の思い出の写真】ダンスサークルの同級生との写真(右から4番目)~

【卒業生バトン(看護学科)】第九走:山田 里菜さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 看護学科第九走は、田村 真裕さんよりバトンを受け取った宗教法人在日本南プレスビテリアンミッション淀川キリスト教病院にて看護師として勤務されている、山田 里菜さんです!

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 山田 里菜(看護栄養学部 看護学科 2017年度卒)
 宗教法人在日本南プレスビテリアンミッション淀川キリスト教病院勤務


~【仕事中の様子】点滴作成をしている写真~

 私は、山口県立大学は地域に密着した活動が行われており、直接いろんな世代の方と関わりがあり将来の仕事にも生かすことができると思い入学を希望しました。
 在学中は看護師免許の取得に向けて勉強をする傍ら、野球部(マネージャー)に所属し、学祭の実行委員も務めるなどたくさんの他学科の友達にも恵まれました。また、忙しい中でもアルバイトでお金を貯めて卒業時には海外旅行に行ったりと充実した大学生活を送ることができました。
 現在は大阪の総合病院の消化器内科病棟で勤務しています。急性期から終末期の患者さんが入院されており、急性期の患者さんには正確な症状のアセスメントや自宅でも安心して生活できるような退院指導が必要となってきます。終末期の患者さんにはその人やご家族にとって残された時間をより良く過ごすために必要な看護を日々考えながら患者さんと関わっています。
 以前は福岡の九州医療センターに勤めておりましたが、勤務先が変わっても大学の実習の時に指導を受けたアセスメント力の重要さやその人の全体像を把握して看護を行う大切さを身に染みて感じております。基礎をしっかり学べたおかげさまで職場が変わっても即戦力として働くことができていると感じます。その基盤を育ててくださった看護学科の先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
 最後に、大変な実習や国家試験を乗り越えることができたのは看護学科のみんなのおかげです。山口県立大学に入学してずっと大切にしたい友達ができました。地元も住んでいる場所も違うけど、これからも定期的に集まって笑い話しようね!


~【大学時代の思い出の写真】卒業旅行でシュノーケリングをしている写真~

【卒業生バトン(看護学科)】第八走:田村 真裕さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 看護学科第八走は、餌原 爽さんよりバトンを受け取った宇部市立常盤中学校にて養護教諭として勤務されている、田村 真裕さんです!

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 田村 真裕(看護栄養学部 看護学科 2017年度卒)
 宇部市立常盤中学校勤務


~【卒業式後の生徒との写真】立派に卒業していった生徒たちに感動しました~

 私は、養護教諭になりたい、そして看護師免許も取得したいという思いから、2つの免許が取得できる山口県立大学を選びました。
 大学時代は、課題、看護実習、国家試験、そして養護教諭免許を取得するための授業や教育実習、採用試験等とても大変で忙しい日々でした。その中で、学祭実行委員も経験しました。他学科との交流もあり、たくさんの友達ができてとても充実した日々でもありました。
 現在は、中学校で養護教諭として勤務しています。日々の業務に追われながら、来室生徒の対応と忙しい日々ですが、生徒の成長を身近に感じたり「先生、頑張ったよ」という言葉を聞くことができたりととてもやりがいを感じています。泣きながら来室する子や不安や悩みを抱えた子などたくさんの課題を抱えながら学校生活を送っている生徒の支えに少しでもなれるよう頑張っています。
 また、大学時代に看護に関する授業や実習をしたことで、来室生徒の疾病に関するアセスメントや救急対応の際、とても自信になっています。そして、対象に寄り添う姿勢も看護実習で学んだことであり、養護教諭という仕事に活かすことができていると感じています。
 大学時代にお世話になった先生方、一緒に頑張った友人、たくさんの出会いに感謝しています!またいつか...!


~【大学時代の思い出の写真】1年生の時から仲の良かった6人で卒業旅行(セブ島)に行った時の写真~