看護学科

2024.08.02

看護学科の学生が卒業生と交流しました!

  • 7月29日(月)、「Go to home town」事業の依頼を受け、4月から新人看護師として働いている卒業生が大学を訪問してくれました。
  • 本学の在学生は、2~3年生8名が参加して卒業生と交流しました。
  • 4月からの研修についてや現場での仕事の様子、プリセプターからの指導について等、"就職後のリアルな今"を語ってくれました。さらに、大学時代の過ごし方や学生として今しておいた方がよいこと等、参加者からの質問に熱心に対応いただき、学生にとって大変充実した時間となりました。
看護学科生と卒業生の交流会の様子1
看護学科生と卒業生の交流会の様子2
  • 頑張る卒業生の元気な姿を見ることができ、学生だけでなく教員にとっても嬉しい再会となりました。
  • 卒業生の今後の活躍を応援しております。
看護学科生と卒業生の交流会の様子3

2024.05.15

看護の日PRバスがやってきました

5月12日は近代看護の母、ナイチンゲールの生誕の日であり、世界で看護の日とされています。

日本看護協会では社会の人々、特に若い世代に看護について知ってもらおうと、看護の日を中心とした看護週間にPRバスを各都道府県で走らせ、県内の各所を回り看護の仕事や看護の魅力をPRしてきました。今年はそのバスが山口県にやって来て、トリを飾ることになりました。

5月12日~18日の看護週間に、PRバスは山口県内を回り看護の魅力をPRします。

5月14日に出発式が山口県庁で行われ、村岡県知事、田中学長らによるテープカットが行われました。本学看護学科4年生も、ユニフォーム姿で参加しました。

看護の日PRバス 出発式の様子
看護の日PRバス 出発式に参加した看護学科4年生

お昼には山口県立大学にもバスがやってきて、イベントが行われました。

イベントでは、田中学長より「本学で優れた看護師を養成し、地域・社会に貢献していく」と宣言され、看護協会のマスコットキャラクター「かんごちゃん」と本学マスコットキャラクター「わいぴよ」とが交流しました。

看護協会のマスコットキャラクター「かんごちゃん」と本学マスコットキャラクター「わいぴよ」

看護学科の学生たちも参加し、かんごちゃんと触れ合ったあと、みんなでバスを次の場所へと見送りました。

「かんごちゃん」とのふれあいの様子
バスを見送る一同

【卒業生バトン(看護学科)】第十二走:中津留 里実さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 看護学科第十二走は、奥村 なるみさんよりバトンを受け取った岩国市保健センターにて保健師として勤務されている、中津留 里実さんです!

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 中津留 里実(看護栄養学部 看護学科 2016年度卒)
 岩国市保健センター勤務


~【仕事風景】健康教育の場面~

 小さい頃から漠然と医療系に進みたいと考えていました。その中でも、患者さんと接する機会が多いのは看護職かなと思い、看護学科を目指すことにしました。元々、山口県には祖父母がいることもあり、所縁のある土地だということ、看護師、保健師、養護教諭の免許を取る体制が整っていることから本学を選びました。

 大学時代は、実習が多く大変でしたが、サークル活動にも取り組みました。中学生の頃からずっと吹奏楽部に入っており、大学でも吹奏楽をしたいなと思い、吹奏楽団BLAZEに入りました。毎年のコンクールや定期演奏会に向けての練習は実習と並行するのは大変でしたが、とてもいい思い出です。他学部の友達も出来、今も仲良くしてもらっています。

 今は、保健センター業務と地域包括支援センター業務を兼務する部署にいます。高齢者の訪問や様々な相談対応、健康づくりの取り組み、地域の方々との連携など、自分の担当地区を中心に活動しています。担当地区の保健師として、責任は大きいですが、"地区の保健師さん"と地域の方々に覚えてもらえることが嬉しいです。日々、職場のみなさんや市民のみなさんから学ばせていただくことばかりです。授業等でよく耳にした、「顔の見える関係」や「多職種連携」などの大切さを、日々改めて感じています。

   看護学科では、看護師を目指す学生さんが多いと思いますが、保健師も、地域の方々の身近なところで関わることが出来るやりがいのある仕事だと思います。ぜひ、保健師も選択肢の一つに入れてもらえたら嬉しいです。
 実習や国家試験に向けての勉強など、振り返れば大変ではありましたが、周りの友達、先生方のサポートがありなんとか乗り越えられました。大学での出会いが今につながっています。これまでお世話になったみなさんに感謝しながら、これからも頑張っていこうと思います。  


~【大学時代の思い出の写真】ゼミメンバーとの卒業式の写真(一番右)~

2023.06.01

本学教員がトルコ共和国地震被害に対する国際緊急援助隊・医療チームに派遣され、活動報告会を開催しました

2023年2月6日にトルコ共和国南東部で発生した甚大な地震被害に関し、独立行政法人国際協力機構から看護栄養学部 看護学科 田中和子 准教授の派遣要請(3月4日~3月16日(移動含む))がありました。

4月27日には、現地での活動を終えた田中准教授の活動報告会を開催しました。

報告会の様子1

報告会の様子2

説明資料内写真提供:JICA


田中准教授は、トルコ共和国南部の都市ガジアンテップに入り、仮設診療所に併設されたテント型の野外病院で、被災者の治療支援や、現地産婦人科医とも連携しながら妊婦の救急対応などに当たられました。

報告会では、「地震被害を風化させないためにも一人一人が関心を持ち続けることが重要。自身の経験を母性看護学や国際看護の授業などで学生に詳しく話していきたい。」と述べられていました。

【卒業生バトン(看護学科)】第十一走:奥村 なるみさん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 看護学科第十一走は、今村 玲奈さんよりバトンを受け取った下松中央病院にて看護師として勤務されている、奥村 なるみさんです!

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 奥村 なるみ(看護栄養学部 看護学科 2017年度卒)
 下松中央病院勤務

 高校在学中、祖母の入院をきっかけに看護師を目指しました。急な進路変更であったため、様々な学校のオープンキャンパスを急いで回りました。その中で多くの方と関わり、より印象に残った山口県立大学へ進学を決めました。
 大学時代で一番記憶に残っているのはやはり実習中の経験です。患者様との関わりや学びを、後日先生方と振り返る。その繰り返しのなかで多くの事を学ばせて頂きました。また、サークルではよさこい部奄美連合萩組に所属し、仲間と協力しながら物事を作り上げていく達成感や難しさを学びました。アルバイトも並行して行っており、大学生活を通してたくさんの学びや経験ができたと思います。
 現在は総合病院のICU勤務を経て、地域包括病棟で勤務をしています。卒業後の進路を悩んだ際、ゼミの先生にまずは大きい病院で学びを深めることを薦められました。そこで興味のあった急性期に進み、幅広い分野での看護について学ぶ事が出来ました。結婚を機に転職しましたが、ICUでの経験や知識・人との繋がりは私の看護観に大きく影響を与えたと感じています。
 大学時代でのご縁を通したくさんの事を学び、多くの経験をさせて頂きました。それらの機会をくださった先生方や友人達に感謝しています。これからもそれらを基に看護に携わっていきたいと思います。