精神保健福祉士養成課程4年生によるソーシャルワーク実習Ⅲ・Ⅳ(精神保健福祉 援助実習)報告会を開催しました

2021.11.16

 10月18日(月)13時より、標記報告会が開催されました。本年度は、遠隔システムを併用し、実習指導者のみなさまと大学を繋ぎ、ハイブリッド形式による初の試みとなりました。

 前年度に引き続き、コロナ禍の影響を受けての実施でしたが、実習機関のみなさまのご理解、ご協力のおかげさまで、精神科医療機関と障害福祉サービス事業所において計150時間の実習を無事に終了することができました。大変な状況のなかで、ご指導を賜りました実習指導者のみなさまに、この場を借りて心よりお礼申しあげます。

 当日は、15名の学生が3グループに分かれ、個々の実習体験をグループで共有し、ディスカッションを重ねて得られた成果について、設定したテーマに基づいて発表しました。同教室では、後輩である3年生19名が、真剣な眼差しで聴講していました。

 4年生代表による「おわりのあいさつ」では、「報告会に向けて準備を進めるなかで、自身の成長過程をふり返ることができました。今後は、実習での学びを活かし、ご本人やご家族に寄り添い、共に歩むことのできる精神保健福祉士を目指していきます」と、力強く述べていました。

 3年生からは、「発表内容とともに、報告会に向き合う姿勢についても多くの学びを得ることができました。今、実習に対する期待と不安が交錯している状況ですが、1年後となる先輩の姿を目標に、幅広く知識を吸収し、自己研鑽を重ねながら準備に取り組みます」との感想が聞かれました。

 実習指導者のみなさまには、ご多忙な業務のなかで遠隔にてご参加いただき、学生一人ひとりに対してあたたかいコメントや事後のご指導を賜り、大きな励ましとなるとともに、3年生にとりましても実習への動機と期待が高まる貴重な機会となりました。


1グループ5名で、3グループに分かれて発表しました。


2つの実習をとおして成長した4年生の姿を見ていただきました。


先輩の発表に対して、3年生が質問をしている様子です。


5機関6名の実習指導者の方々に遠隔にてご参加いただき、あたたかいコメントと拍手を頂戴しました。