精神保健福祉士の方をお招きして、精神保健福祉士養成課程の特別授業を実施しました

2021.07.19

 6月21日と28日の2週にわたって、「ソーシャルワーク演習Ⅳ」における標記 特別授業を実施しました。本演習は、精神保健福祉士養成課程における学習の導入と して、日頃は学生によるグループワークを中心に進めています。お招きした精神保健 福祉士の方々は、いずれも実習指導を担っていただいています。

 21日は、精神科医療機関(医療法人信和会高嶺病院)の岡村真紀氏に、28日は、障害 福祉サービス事業所(社会福祉法人山家連福祉事業会ゆめサポート相談所)の竹原 啓 氏に、各機関の特徴や精神保健福祉士の役割について、実践に基づいた講義をしてい ただきました。講義後は、学生の質問に対して一つひとつ丁寧に答えていただき、精 神保健福祉士のイメージがわき、関心の広がる学びの機会となりました。

 受講した学生は、岡村氏のお話より、「精神科医療機関を身近なものとして感じる ことができ、患者の方の『やりたい』ことに『やってみよう』という気もちで支援す ることの大切さと、そのために求められるチームアプローチについて理解できまし た」、また、竹原氏のお話より、「これまでは、精神保健福祉士が活躍しておられる 場所として医療機関のイメージが強かったのですが、地域において果たしている役割 について学ぶことができ、将来の選択肢の幅が広がったように思います」との感想を 述べていました。


岡村真紀氏のご講義の様子


竹原啓氏ご講義の様子


コロナ禍にて、感染予防に努めながらの受講風景


熱心に質問をしている様子


学生代表によるお礼のことば


学生代表によるお礼のことば