2021年度第3回 文化コーディネート論公開シンポジウムを開催しました

2021.07.27

 7月21日(水)、山口市菜香亭にて国際文化学研究科の、文化コーディネート論公開シンポジウム「コロナ禍における新しい交流と創造~日中の文化比較・融合が切り開く地平~」を開催しました。文化コーディネート論は、山口における地域や文化の活性化・創造に大きく携わった方を招き、文化の創造に関する理論や事例などについて研究を深めていきます。



パネラーには、3名の講師の方々をお招きし、情報交換をおこないました。


坪郷英彦氏(山口大学名誉教授)


岡部泰民氏(合同会社匠山泊 取締役会長/山口県繊維加工協同組合 理事長)


西田純子氏(周防大島町教育員会国際交流推進員)

 また、本学の「文化コーディネート論」受講生もパネラーとして参加し、グループごとの研究成果発表が行われました。グループは日本と中国の学生で構成されていますが、昨年に続きコロナ渦のため来日できない大学院生も多かったため、オンラインによるミーティングで活動をすすめてきました。そんななかでも日本と中国の文化比較、融合、創造、検証を行い、様々な視点から研究創作活動が行われたことがわかります。



 さらに、会場にはそれぞれのグループで製作した作品も展示されており、シンポジウム開催前後は参加者の方々も作品に見入っておられました。





 缶バッジは今回発表したグループの1つが製作したもので、ご来場いただいた皆さんに1人1個ずつプレゼントされました。日本の伝統芸能である「歌舞伎」と、中国の伝統芸能である「京劇」をテーマにデザインされています。



 文化コーディネート論の公開シンポジウムは、どなたでもお越しいただけます。次回の開催時には皆様お誘いあわせのうえ、ぜひお越しください。