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2025.10.06
地域連携スペースイベント「認知症ってどうなるの?」(ギャラリー展示)を開催しました。
山口県立大学1号館3階のギャラリーでは、9月の「認知症月間」に併せて、認知症への理解を深めるパネルや動画などを展示しました。本学学生が作成したパネルや作品を展示し、期間中、約360人の方に入場していただきました。
- 期間:令和7年8月28日(木)~9月末 平日9:00~17:00
- 場所:山口県立大学 1号館3階ギャラリー(地域連携スペース)
- 内容:①社会福祉学科学生が作成した認知症を理解するためのパネル
- ②栄養学科学生が認知症カフェと協力して作成した「フレイル予防かるた」
- ③自治体が制作した認知症関連の動画や資料
- ④山口県立大学地域共生センターでこれまでに実施した認知症関連の取組紹介
①本学社会福祉学科学生が作成した認知症を理解するためのパネル
学生が授業で学んだ認知症の内容をまとめてパネルに展示しました。認知症の症状等の紹介だけでなく、「大学生が認知症をどのように理解しているか」のアンケ―ト結果や認知症に役立つグッズの紹介等、興味深い内容でした。
②本学栄養学科学生が認知症カフェと協力して作成した「フレイル予防かるた」
学生が認知症カフェ「いきいきカフェみやの」さんの取組に参加し、参加者の協力を得てフレイル(加齢により心身が老い衰えた状態)を予防する「かるた」を作成しました。「いきいきカフェみやの」さんでも学生と参加者がかるたで楽しく学びながら交流しました。
③自治体が制作した認知症関連の動画や資料
山口市が制作した広報番組「このまちに愛たい」から「認知症を支える地域の輪」の動画や「やまぐち希望大使」のメッセージ動画を放映しました。
④地域共生センターでこれまでに実施した認知症関連の取組紹介
山口県立大学地域共生センターでこれまで実施した「認知症カフェってどんなとこ?」(2023年度)、「認知症サポーター養成講座」(2024年度)、「いきいきカフェみやの学内開催」(2025年度)を紹介するパネルを展示しました。
⑤シール貼付式アンケート結果及び記入式アンケート結果
期間中、シール貼付式アンケートでは20人の方から「イイね!」をいただきました。また記入式アンケートでは、「よい取り組みだと思います。認知症サポーター養成講座に参加したいと思います。」「認知症カフェを紹介した山口市のパンフレットは大変良いと思います。カフェで取り組んでいる内容等をさらに周知する必要があると思います。」などのご意見をいただきました。
今後も地域連携スペースのギャラリーでは山口県立大学と地域が連携した活動や作品を展示していきます。10月からは常設展示で、地域デザイン研究所の作品、地元企業と連携した共同研究、PBL(課題解決型学習)などの活動を紹介したしますので、ご来場ください。(ギャラリーはどなたでも無料で入場できます。平日9:00~17:00)
2025.10.03
「ガクセイ社会科見学」開催
大学リーグやまぐち主催・県内魅力発見バスツアー企画「ガクセイ社会科見学」が開催されました。
この事業は、県内大学の学生が、山口県の魅力ある企業を貸切バスで訪問する企画です。
第1回ガクセイ社会科見学(2025年8月5日)に、山口県立大学から6名の学生が参加しました。
【訪問企業(その1) ≪不二輸送機工業株式会社≫ in山陽小野田市】
物流業務効率化のためのロボットを製造する、世界中から期待されるグローバル企業を訪問
・昼食は、社員食堂でごちそうになりました。ご飯は機械から注がれるなど食堂も機械化されていました。
【訪問企業(その2) ≪株式会社花の海≫ in山陽小野田市】
可能な限り機械化された西日本最大級のシステム生産農場は、農業の未来を創る企業です
・訪問日は、向日葵が見ごろを迎えていました。
【訪問企業(その3) ≪テルモ山口株式会社≫ in山口市】
第一次世界大戦の影響で、輸入が途絶えた体温計を国産化するために、北里柴三郎博士をはじめとする医師らが発起人となり設立された医療器具メーカーです
・企業見学の対応は、本学の卒業生が対応されました。
第2回ガクセイ社会科見学(2025年9月9日)は、山口県立大学から2名の学生が参加しました。
【訪問企業(その1) ≪カワトT.P.C株式会社≫ in岩国市】
住宅関連給水給湯プレハブ配管品企画及び製作の国内シェア40%の成長拡大中の企業です
・近年、特に女性が働きやすい職場づくりと、廃校を工場に活用するなど過疎地域に進出し新たな雇用を創出する方針で注目を集めている会社です。
【昼食 ≪道の駅サザンセトとうわ≫ in周防大島町】
カウアイ島の姉妹島 アロハとフラで彩られる瀬戸内のハワイと呼ばれる島の道の駅です
・瀬戸内海の海の幸、新鮮な魚介類を使った食事を楽しみました。
【訪問企業(その2) ≪株式会社瀬戸内ジャムズガーデン≫ in周防大島町】
京都府出身のジャム園の園主は、島に移住してジャムズガーデンを起業、島の活性化に尽力され、今や周防大島は、「起業の島」として注目されています。
・瀬戸内海に浮かぶ小さな島の小さなジャム屋が取り組む新たな地域創生プロジェクトを体感しました。
行ってみなければ体感できない、見えない景色、さわやかな海風、香りや美味に触れる機会です。
それぞれの施設や企業で為になる話や素敵な人との出会いがあります。
次回開催に乞うご期待!
2025.09.25
令和7年度 山口県立大学・岩国市サテライトカレッジ1回目を開催しました。
令和7年9月6日(土)岩国市民文化会館にて、令和7年度 山口県立大学・岩国市サテライトカレッジ 第1回目を開催しました。
今回の講座テーマは、「宇野千代と雑誌『スタイル』」と題して、山口県立大学 国際文化学部 文化創造学科 加藤 禎行 教授が、受講者75名に対し講義を行いました。
宇野千代は岩国市出身の昭和期を代表する女性作家です。作家以外にも、ファッション雑誌『スタイル』の創刊や着物デザイナーなど、文学だけでなくファッションや文化活動においても多彩な才能を発揮した人物です。
講座では、雑誌『スタイル』を通して、宇野千代の昭和戦前期から戦後にかけて解説がありました。
宇野千代は1936年、銀座にスタイル社を設立し、グラビア・流行チェック・ヘアスタイル・人生相談など日本初の本格的女性ファッション雑誌『スタイル』を編集・発行します。創刊号の表紙絵は画家・藤田嗣治、題字を画家・東郷青児が手がけるなど、当時の著明な文化人たちが担当しました。
また、編集に携わった新聞記者(のちに小説家)の北原武夫は、公私にわたるパートナーとなり、創刊4年目となる年に結婚することとなります。
雑誌『スタイル』は、その後、戦争の影響を受け、戦局に沿った内容へと誌面を変化させていきます。さらに、戦況の悪化とともに廃刊を余儀なくされますが、戦後直ぐに復刊を果たし、驚異的な反響を呼びます。
岩国市民にとって、宇野千代は郷土の誇りであり敬愛する人物です。2026年秋放送スタートのNHK連続テレビ小説「ブラッサム」に宇野千代がモデルになることが決まり、今改めて注目され、受講者は一生懸命にメモをとり、時折うなずきながら聞き入っていました。
会場には、山口県立山口図書館から展示図書として、復刻版『スタイル』全64冊、および宇野千代関連の書籍を提供いただきました。貴重な展示資料に食い入るように見たり、手に取ったりしながら読まれている方が多くいました。
受講者アンケートでは、
「小説を書くだけでなく、困難な時代を精力的に生き抜いた姿勢に刺激を受けた。」
「実際に誌面を見ながらの解説は、わかりやすく面白かった。」
「雑誌『スタイル』が戦前、戦時、戦後と誌面の内容が変わっていくのがすごく面白かった。」
「宇野千代を身近に感じ、とても学びになりました。」
「とても興味深い講座でした。本を読んでみたいと思います。」
などの声が寄せられました。
宇野千代の人生は波乱万丈でした。結婚と離婚を繰り返したり、震災や戦争を経験したり、会社が倒産したりと、次から次へと困難が押し寄せました。
しかし、彼女はどんなにつらい状況でも、常に前向きに、たくましく生きてきました。その姿は、人生において困難に直面した際、それを乗り越える勇気を多くの人に与えてくれます。
宇野千代の小説を読んでみましょう!
2025.09.18
令和7年度 山口県立大学・周南市サテライトカレッジ2回目を開催しました。
令和7年9月5日(金)周南市学び・交流プラザにて、令和7年度山口県立大学・周南市サテライトカレッジ 第2回目を開催しました。
今回の講座は、「健康に良い」食品とは何? と題して山口県立大学 看護栄養学部 栄養学科 人見英里 教授が受講者40名に対して講座を行いました。
最近のテレビやネット上には、健康に役立つという情報があふれています。カプセルや錠剤といった薬のような形のサプリメントは、実は食品の仲間です。また、一見普通だけど「何か特別」らしい食品もたくさんあります。いったい何を基準に選択すれば良いのでしょうか。
講座では、「健康に良い食品」の考え方や選び方、「健康食品」とは何か、年齢とともに変わる「栄養課題」について最新の知見をふまえた解説がありました。
健康に良い食品といえば、納豆やブルーベリー、ブロッコリー、トマト、鮭、バナナ・・・などを想像しますが、ある食品さえ食べておけば健康になれるということはありません。
例えば、バナナはカリウムが豊富で高血圧やむくみの予防に役立ちます。また、GABA(ギャバ)を含む品種のバナナは血圧を下る機能があることが報告されています。しかも手軽にエネルギーを摂ることができます。しかし、糖質が多く含まれるため、摂取量や食べ方、摂取する人の体質によっては血糖値を上昇させることにもなりかねません。
このように、ある食品さえ食べておけば健康になれるという夢のような食品は存在しません。という話題から講座が始まりました。
次に、「健康に良い食品」の考え方も時代とともに、変化していくことについて、マーガリンを例に挙げて詳しく説明されました。
1980年代にはバターはコレステロールが多く健康に悪いのでマーガリンの方が良いとされてきました。ところが、2000年代になるとマーガリンは「トランス脂肪酸」が多く含まれ体に悪いと評判になりました。2010年代以降ではマーガリンに含まれるトランス脂肪酸の量は、製造技術の改良により以前より大幅に減少しており、最近ではバターよりも少ない製品もあります。
ただ、そのことを知らない消費者も多いため、現在でもマーガリンを避ける方が居るのも事実です。受講者は「そんなことは知らなかった。」「以前の知識のままでいた。最近のことは知らなかった」などの声があり、初めて聞く内容に聞き入っていました。
さらに、現在では最新の技術を使って個人に最適化され、個人差にも対応する「プレシジョン栄養学」(個人対応型栄養学)という考え方があることや、食物繊維や腸内細菌、短鎖脂肪酸、発酵性食物繊維など「腸活」の話題もあり、最新の知見を聞き、健康に良い食品の考え方が時代により変化、進歩していることが分かりました。
健康食品は、不足しがちな栄養素を手軽に補給できるメリットがある反面、過剰摂取のリスクや医薬品との相互作用、根拠が不十分な製品も存在するなどデメリットもあります。特に輸入サプリメントには注意が必要との説明がありました。
最後に、フレイル(加齢によって心身が衰えた状態)や、経口補水液(OS-1)についても解説があり、盛りだくさんの内容でした。
受講者アンケートでは、
「健康について、サプリメントについて正しい知識を得られた。健康や食品についての考え方が変わった。」
「先生のお話はテレビの情報番組に比べて、学術的で大変勉強になりました。」
「健康食品のトレンドが変わってきているのがよく分かった。ネット情報では得られない新発見があった。」
「例を挙げての説明がわかりやすく、新しい情報が得られた。」
「食品について、時代にあった正しい知識を身につけようと思った。」
などの声が寄せられました。
健康に良いとされる食品やサプリメントは様々なものがありますが、摂取するだけで健康的な体になれるわけではありません。健康を保つには、バランスの良い食事、適度な運動や睡眠、ストレスをためないことなど生活習慣を見直すことも必要です。
「健康は一日にしてならず」今日からコツコツ始めましょう。
2025.09.17
令和7年度 山口県立大学・周防大島町サテライトカレッジを開催しました。
令和7年9月2日(火)周防大島町 大島文化センターにて、令和7年度 山口県立大学・周防大島町サテライトカレッジを開催しました。
今回の講座テーマは、「呼吸と運動でこころも身体もリフレッシュ」と題し、山口県立大学 看護栄養学部 看護学科 曽根 文夫 教授が、受講者37名に対し講義を行いました。
講座では、こころと身体をリフレッシュさせる方法として、腹式呼吸やストレッチ体操が有効であることや、ロコモティブシンドローム予防の簡単な筋力トレーニングを行いました。呼吸を整えながら軽い運動を行うことで筋力は向上し、気分もスッキリして行動力が高まります。いつまでも自分の足で歩き続け、自分らしく暮らすために、普段の生活の中に運動を取り入れることの紹介がありました。
はじめに、受講者の方それぞれが現在の心理状態を、簡易チェック表で確認しました。精神的な健康度を高めるために腹式呼吸をすると、自律神経が整い緊張が緩和されることや、リラックスできることを学び、全員で腹式呼吸のやり方を実践しました。
次に、中高齢者がラジオ体操やウォーキングなどの軽い運動を継続的に行うと、「体が軽快になった」、「疲れにくくなった」、「心地よく眠れるようになった」などの自覚的効果が得られるとの解説がありました。
健康寿命を延伸し、介護生活を予防するには、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)にならないようにすることが重要です。そこで、7つの質問に答えるロコモ度のセルフチェック(ロコチェック)を行った後、実際に身体を動かし2歩分の歩幅を測定することでロコモ度を調べるツーステップテストを行いました。
そして、手のひらをできるだけ広げることや、腕を上げるストレッチを行って準備運動をしたのち、その場で立ったり座ったり、足踏みなどしながら筋力トレーニングを行いました。受講者は体を動かすことによって気分が楽しくなり、明るい表情になりました。適度な運動は、筋肉を鍛えるだけでなく、リラックスし気持ちがスッキリすることを実感しました。
受講者アンケートでは、
「久しぶりに体を動かして、爽快でした。」
「元気に生活が続けられるように、ストレッチや筋トレをやってみようと思います。」
「運動の大切さが分かった。」
「体操をして体が軽くなった。」
「健康に生活し、寝たきりにならない様に、毎日、ストレッチ、筋トレを続けていきたい。」
などの声が寄せられました。
適度な運動を継続することは、体力をつけるだけでなく、生活習慣病の予防、改善につながります。また、運動を通じて気分転換や達成感が得られ、ストレス発散や精神的な充実につながり精神的に安定します。
運動を習慣化して生活の一部にしましょう。