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2025.12.16
留学生が仁保小学校を訪問 昔遊びと音楽で心を通わせる交流
11月28日(金)、留学生地域交流事業の一環として、留学生3名が仁保小学校を訪問しました。交流会は、まず留学生による母国の紹介プレゼンテーションから始まりました。ベトナムのホーチミン市など、現地の写真や文化の紹介に、児童たちは興味津々の様子で聞き入っていました。
続いて、児童の皆さんから歓迎の合奏「前前前世」が披露されました。鍵盤ハーモニカや打楽器を使った息の合ったアンサンブルは迫力満点で、音楽室が温かい拍手に包まれました。
「子ども先生」が大活躍! 日本の昔遊びで深まる絆
後半は、お楽しみの「日本の昔遊び」体験です。「だるまおとし・竹とんぼ」「あやとり・けん玉」「お手玉・こま」と、を児童たちが「子ども先生」として留学生たちに伝授。「膝を使うとうまくいくよ!」「紐の巻き方はこうだよ」と、身振り手振りを交えて熱心に教えてくれました。けん玉がお皿に乗った瞬間や、こまが綺麗に回った瞬間には、国籍を超えたハイタッチと歓声が上がり、会場は大いに盛り上がりました。
オリジナルソング「にこにこ仁保」を全員で合唱
楽しい交流の締めくくりは、児童全員による仁保小学校オリジナルソング「にこにこ仁保」のプレゼントです。
元気いっぱいの歌声に合わせて、最後の歌詞では留学生や引率スタッフも輪の中に入り、みんなで一緒に歌って踊るサプライズがありました。会場全体が一つになり、タイトルの通り全員が「にこにこ」笑顔になる素晴らしいフィナーレとなりました。
仁保小学校の5年生の皆様、温かいおもてなしと忘れられない時間を本当にありがとうございました。
2025.12.15
留学生が高森みどり中学校のグローバルセミナーで国際交流
11月21日(金)、留学生地域交流事業の一環として、本学の留学生3名と学生チューター1名が高森みどり中学校を訪問しました。「グローバルセミナー」と題されたこの日、留学生たちは中学生の皆さんと共に、互いの文化を学び合う充実した時間を過ごしました。
故郷の紹介とアイスブレイクで心の距離を縮める
到着後の歓迎セレモニーを経て、留学生1名と中学生5〜6名ずつの小グループに分かれ、まずは自己紹介とアイスブレイクを行いました。ゲームなどを通じて初対面の緊張もすぐにほぐれた後に、留学生がそれぞれの出身国の文化や習慣についてプレゼンテーションを行いました。中学生の皆さんは興味津々な様子で耳を傾け、世界への関心を深めてくれたようです。
教室で生徒たちと囲む日本の給食体験
お昼の時間には、各クラスの教室で生徒の皆さんと一緒に給食をいただきました。同じメニューを囲みながら、普段の学校生活の話や趣味の話などで盛り上がり、日本の学校ならではの「給食」という文化を肌で感じる貴重な時間となりました。
生徒が先生役となっておもてなしする日本文化紹介
午後は、3年生による「日本文化紹介」の時間です。和太鼓、書道、折り紙、和食文化、着付け(浴衣)、建築、マナー、スポーツなど、多種多様なブースが用意されました。今回は中学生が「先生」となり、留学生に日本の伝統や文化をレクチャーしてくれました。和太鼓を力強く叩いたり、浴衣を着せてもらったりと、生徒たちの工夫を凝らした発表のおかげで、留学生たちも日本文化の奥深さを楽しみながら学ぶことができました。
帰路に錦帯橋へ立ち寄り思い出を締めくくる
中学校での全プログラムを終えた帰路、岩国市の名勝・錦帯橋に立ち寄りました。美しいアーチ橋と歴史ある風景をバックに、充実した一日の締めくくりとして記念撮影を行いました。高森みどり中学校の皆様、心温まる歓迎と素晴らしい時間を本当にありがとうございました。
山口県立大学社会福祉学部と山口刑務所との連携に関する協定締結式を実施しました
2025年12月8日(月)、山口県立大学北キャンパス1号館5階スタッフコモンズにて、山口県立大学社会福祉学部と山口刑務所による連携に関する協定締結式を開催しました。
本協定は、両機関が相互に人材・知識・経験などを活かしながら協力し、地域課題の解決に資する人材の育成や矯正行政の発展に寄与することを目的としています。特に、再犯防止や社会復帰支援に関わる活動を含め、犯罪をした人々も包摂する地域共生社会の実現に向けて、教育・研究の成果を社会へと還元していく取り組みを推進していきます。
締結式では、山口刑務所長・森哲也氏と山口県立大学社会福祉学部長・藤田久美が協定書に署名し、引き続き代表者挨拶が行われました。
今回の協定を契機として、教育研究の交流や実践的学びの場の拡充に加え、再犯防止や社会復帰支援に向けた取り組みがより一層発展していくことが期待されます。山口県立大学社会福祉学部は、地域に根ざした取り組みを継続し、共生社会の実現に向けて努めてまいります。
2025.12.09
周南市内の保育施設とTeamsを利用した食育活動を実施しました
栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。
11月26日(水)に、周南市の保育園・認定こども園22施設と大学をTeamsで接続し、遠隔での食育活動「朝ごはん、三色そろえて元気なからだ!-ゴハンジャーと一緒にしーちゃんを助けよう!-」を行いました。活動は、三色揃った食事をきちんととっていない人に悪さをする悪者フケンコーに、フケンコー印を押されてしまったしーちゃんを助けるため、劇を通してゴハンジャーと三色食品群について学ぶ内容としました。また、朝ごはんをきちんと食べるためには規則正しい生活を送ることが大切だということも学んでもらいました。
子供たちには三色クイズに挑戦してもらい、バランスの良い朝ごはんについて考えてもらいました。そのうえで、ゴハンジャーと共にフケンコーを倒すストーリーを通して、三色そろったバランスの良い食事が大切であることを伝えました。
この活動は一昨年度から毎年度1回実施しており、今年度は子供たちとゴハンジャーが会話できる場面に加え、全ての園とつながりを持てるよう活動中に全園の名前を呼びかける工夫を取り入れました。これにより、昨年度以上に子供たちの楽しむ様子を見ることができました。また、劇で配役のあったメンバーだけでなく、子供たちへのメッセージカードの作成や当日の運営を担当するメンバーなど、全員で協力して活動を作り上げることで、チームワークを高めることができました。
2025.12.08
第4回「教えて!先輩!」ランチミーティング開催レポート
2025年11月26日、キャリアサポートセンター主催で株式会社丸久様をお招きし、ランチミーティングを開催しました。学生10名が参加し、「働くことを考える時間」をテーマに、企業の魅力や就職活動について意見交換が行われました。
卒業生社員による本音トーク
企業の人事担当者に加え、本学卒業生である社員2名に来学いただき、企業紹介だけでなく、就職活動の経験談やリアルな声を聞くことができました。
社会人である先輩方からの「働くこと」についてのお話に、学生たちは真剣に耳を傾けていました。
和やかな意見交換会
ランチを囲んでの意見交換会では、出身地、学生生活、部活動、アルバイトなど、幅広い話題で盛り上がり、終始和やかな雰囲気でした。
参加者の声
- 「先輩方の学生時代の過ごし方を聞いて、今やるべきことなどを教えてもらえて良かった」
- 「就職を決めた理由などの話は就職活動の参考になった」
企業や業界理解だけでなく、先輩方のキャンパスライフや就職活動への取り組み姿勢を知ることができ、学生たちは大きな刺激を受けていました。
お楽しみスイーツタイム
今回の特典として、株式会社丸久様の限定店舗販売の「フルーツタルト」を2種類ご提供いただき、甘いひとときが、今回の交流をさらに盛り上げていました。
まとめ
ランチミーティングを通じて、学科によっては、実習時期と企業説明会が重なるため、企業との出会いが、インターネット検索に頼りがちになるなど、学生ならではの悩みを知ることもできました。
キャリアサポートセンターとしては、今後も企業と学生が直接対面できる機会を増やし、最適な就職企業とのマッチングを実現できるように努めていきたいと考えています。