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2024.08.20
「ホントの看護を考える講座」の学生スタッフに密着しました
2024年8月4日(日)に、「ホントの看護を考える講座」を開催しました。
この講座は、看護職に興味を持っている県内の高校生のみなさんが、看護職の仕事をより深く知ることで、自らの進路選択に役立ててもらうことを目的としています。
看護師になりたいけど、専門学校と大学では何が違うの?看護師になるのに大切なことって何?今、私にできることは?そんな疑問を、先輩大学生、現役看護師と一緒に考えてみました。今回は、この講座に参加した本学の学生スタッフの視点で報告します。
まずは、前日に会場を準備しました。グループワークの準備はバッチリ。
そして、いよいよ当日の朝、受付の開始です。緊張~。笑顔で挨拶を忘れません。


この講座は参加する学生スタッフも高校生と一緒に学びます。まずは、講義に参加。
「大学で看護を学ぶということ」では、授業で学んだこともあったけど新たな発見も。
「看護師という仕事で大切なこと」では、事例で紹介された看護の実践に感動!!私たちもこんな看護師になりたいと思いました。


いよいよ学生たちがファシリテーターを務めるグループワークです。
高校生と一緒に、「看護職にとって必要なこと、いま私たちにできること」を考えました。
自己紹介からスタート。たまには雑談も。高校生の新鮮な意見に刺激を受けました!


そしてグループワークの成果を発表します。
グループの一員として、高校生の発表に合わせ説明箇所を指示棒で示します。


今日の成果はこんな感じです。


最後は片づけて終わりです。
緊張したけど、楽しく学びの多い1日でした。

看護学科の学生がオンラインで国際交流を行いました。
8月8日(木)、看護学科の学生(1~4年生有志)が、ベトナム・ビンズン省の東部国際大学の看護学部の学生とオンラインで交流しました。学術交流に関する覚書締結校との新たなる交流でした。

時差もありつつのオンライン交流に、緊張もありましたが、学生自ら自分たちの大学について紹介し、お互いに看護の学びについても英語で伝えていました。

グループに分かれてテーマに沿った交流も行いました。好きな食べ物やパワースポット、文化の違いなどについて会話しながら楽しく交流することができました。
今後のつながりも楽しみです。


2024.08.05
ぷちぼらスタッフが小学生に『ふくし講座』を行いました
私たち学生ぷちボランティアセンター(通称 ぷちばら)のスタッフは、半年に一度、小学生の子どもたちを対象に手話について学ぶ『ふくし講座』を行っています。

先日、山口市内の児童館で開催した『ふくし講座』では、まず手話について簡単に説明し、その後、手話クイズをしたり、手話歌「ありがとうの花」を一緒に表現したりしました。
ここでは、手話クイズの様子を一部お伝えします。
クイズでは、子どもたちにCL表現について考えてもらいました。CL表現とは、その大きさや質感、ありさまを体動や表情で表現する技法です。ジェスチャーに近い感覚とも言えます。
まず、「雨」を子どもたちに見てもらいます。私たちは、両手の指を開いて指先を下に向け、2回おろしました。
では、「小雨」や「土砂降り」はどのように表現すればいいでしょう。子どもたちはそれぞれに、考えを表現してくれます。

では、答えです。「小雨」は、おろす手の動きを小さく緩やかにします。表情も穏やかに。
「土砂降り」は、おろす手の動きは大きく激しく、表情にも力を込めます。
ここでいう「雨」の降り方の強弱を、体の動きの大小や緩急、表情で表すのがCL表現です。
子どもたちは、これにとても興味を持った様子で、繰り返し表現してくれました。
そして、さらに別の手話を覚えようと、"○○はどう表現するの?" "△△を教えて!"といった声が、飛び交っていました。

このような子どもたちの姿から、私たちは活動への意欲と喜びをもらっています。また、私たちの『ふくし講座』が、福祉についての正しい知識と理解の広がりの一助となることを願っています。
2024.08.02
看護学科の学生が卒業生と交流しました!
- 7月29日(月)、「Go to home town」事業の依頼を受け、4月から新人看護師として働いている卒業生が大学を訪問してくれました。
- 本学の在学生は、2~3年生8名が参加して卒業生と交流しました。
- 4月からの研修についてや現場での仕事の様子、プリセプターからの指導について等、"就職後のリアルな今"を語ってくれました。さらに、大学時代の過ごし方や学生として今しておいた方がよいこと等、参加者からの質問に熱心に対応いただき、学生にとって大変充実した時間となりました。


- 頑張る卒業生の元気な姿を見ることができ、学生だけでなく教員にとっても嬉しい再会となりました。
- 卒業生の今後の活躍を応援しております。

2024.08.01
令和6年度 山口県立大学・柳井市サテライトカレッジを開催しました。
令和6年7月6日(土)柳井市文化福祉会館にて、柳井市サテライトカレッジ第1回目を開催しました。
今回のテーマは、古代「周防国」の形成過程 ―東部地域の重要性を中心として― と題して、山口県立大学 国際文化学部 文化創造学科 渡邉 滋 准教授が、受講者48名に対し講義を行いました。
講座では、7世紀代までの政治的な中心は東部地域に置かれており、主要な施設もこの地域に集中していたと考えられることについて、考古学分野の成果も踏まえて紹介がありました。


古代の周防国というと、国府の置かれた西部地域(現在の防府市)が代表しているように思われる方が多いと思いますが、もともとの中心地は、東部地区(主に熊毛郡から光市にかけての地域)だったことを、東部地区にある古墳や出土品などを根拠に解説がありました。


柳井市柳井にある「柳井茶臼山古墳」、熊毛郡平生町の「白鳥古墳」、「神花山古墳」など東部地域に古墳が集中していることの紹介がありました。前方後円墳の柳井茶臼山古墳から出土した青銅鏡は、直径が44.8㎝、重さ8.95㎏もあり、古墳時代の鏡としては日本一の大きさです。また青銅鏡のデザインも精緻なレリーフで、当時の高度な技術レベルがうかがえるとの解説がありました。


受講者のみなさんが住んでいる東部地域が中心地であったことや、各地区の地名の由来などの説明もあり、納得した様子でメモしておられました。



- 受講者のアンケートでは、
- 「周防国のことを深く知ることで、地元の事をもっと知りたいと思うようになった。」
- 「東部地域に銅鏡などを加工する高度な技術があったことが印象に残りました。」
- 「周防国の形成過程がよく分かりました。あっという間に時間が過ぎました。」
- 「郷土の成り立ちがよく分かった。もっと詳しく学習したいと思った。」
- 「学ぶ内容が新鮮で、また講義を受けたいと思った。」
- 「現在の地名とのつながりがよく分かり、大変興味が湧きました。」
などの声が寄せられました。
自分が住んでいる町の歴史を知ることで、より親しみを持てたり、誇りに思うことができる講座内容でした。