令和5年度 山口県立大学・岩国市サテライトカレッジを開催しました。

令和5年10月7日(土)岩国市民文化会館にて、第2回岩国市サテライトカレッジを開催しました。

今回のテーマは、古代周防国の住人たち―とくに東部を中心として―と題して、山口県立大学文化創造学科の渡邉滋准教授が受講者67名に対して講義を行いました。

講義をする文化創造学科 渡邉滋准教授

「周防国」の名称の由来となった「小周防」や巨大な古代山城「石城山」、数多くの古墳群の存在などから、7世紀代までの中心地は東部に置かれていたと考えられるとの解説がありました。

古代周防国の住人たちについてのスライド

地元の東部地域が当時大きな影響力を持ち中心地となっていたことに驚き、うなずきながら興味深く聞き入る方が多くおられました。

第2回岩国市サテライトカレッジ受講者の方々

受講者からは、

「生まれ育った地域の歴史や成り立ちがわかり満足しています。」

「ていねいな説明で、当時の様子が想像でき楽しかった。」

「奈良時代の様子が理解できた。」

「茶臼山古墳の話しはとても興味深く聞きました。」

などの声が寄せられました。

国印サンプルの展示コーナー

また、会場には当時の国印サンプルの展示コーナーがあり、多くの人が手に取り注意深く観察していました。

古代周防国の歴史を知ることで、地域に対して興味が湧き、知識が深まる講座となりました。

歴史は面白い。

2023.10.13

文化創造学科 生活道具演習にて、「ながとブルーエンジェルス」のノベルティグッズをデザインします

今年度、文化創造学科の後期の授業の1つである生活道具演習にて、山口県長門市を本拠地とする7人制女子ラグビーチーム「ながとブルーエンジェルス」のノベルティグッズをデザインすることになりました。

これは、「ながとブルーエンジェルス」のメインスポンサーである、ヤマネ鉄工建設株式会社の受託研究として行われます。

初回、10月5日(木)には、「ながとブルーエンジェルス」の選手の方々が説明に来られ、学生たちは、7人制ラグビーについての理解を深めるとともに、実際に選手の方々に質問をしながら、ノベルティのイメージを膨らませていきました。

生活道具演習の様子1
生活道具演習の様子2
生活道具演習の様子3
生活道具演習の様子4

学生からは、「チームのユニフォームに込められた意味」や「これまで一番困難だったこと」などたくさんの質問が飛び交いました。

最後に、「ながとブルーエンジェルス」の選手の方々によるパスを実演していただき、学生にとって、とても貴重な経験となったようです。

生活道具演習の様子5
生活道具演習の様子6

集合写真

2023.10.11

学生が中原中也作詩の『湖上』を演奏しました

10月4日(水)、5日(木)のお昼休みに、本学食堂前で「中原中也 メイシ交換会」の運営委員会の学生による『湖上』の演奏会が開催されました。

演奏会の様子1

この演奏会は、10月21日(土)、22日(日)に開催される「中原中也 メイシ交換会」の学内PRのため、ミニイベントとして行われました。

中原中也記念館では、10月22日を「中也忌」とし、あわせて関連イベントが開催されています。その関連イベントの1つとして、本学学生で組織された山口県立大学メイシ交換会運営委員会による「中原中也 メイシ交換会」が開催されます。

「中原中也 メイシ交換会」とは、はがきサイズの用紙に、好きな詩の一節(メイシ)を書いて、交換し合う企画で、約10年前から続いているイベントです。

ミニイベントで演奏をした学生は、今回のイベントに向けて夏休み期間中に練習を重ねて臨んだとのことで、演奏を聴かれた方からは、「歌声も良く響いていて、すばらしかった」との感想がありました。

演奏会の様子2

山口県立大学メイシ交換会運営委員会「中原中也 メイシ交換会」のXは、こちら

2023.10.05

同窓会「桜圃会」から学生へのマフラータオル贈呈式が行われました

9月27日(水)、本学にて、同窓会「桜圃会」から学生へのマフラータオル贈呈式が行われました。

桜圃会のみなさま方からはこれまで、学生へ水無月祭の騎馬戦での桜圃会長杯・副賞、新型コロナウイルス感染症対策のための体温検知機能付きカメラ・自動手指消毒器、学生食堂への配膳用トレー、生協商品券を贈呈していただくなど、様々な機会で学生の充実した学生生活を支援していただいております。

このたびは、学生に山口県立大学公式マスコットキャラクター「わいぴよ」があしらわれた、マフラータオルを贈呈していただきました。

贈呈式では、学園祭実行委員会で委員長を務める上田さんが「これから様々な機会で、いただいたマフラータオルを使用していきたい」とお礼の言葉を述べました。

贈呈式の様子1
贈呈式の様子2
贈呈式の様子3
贈呈式の様子4

2023.10.03

山口県立大学 地域交流イベント「県大見本市2023」を開催しました。

令和5年9月22日(金)山口県立大学 地域交流イベント「県大見本市」を開催しました。

山口県立大学では、大学と地域が一体となって教育・研究活動を進め、地域の人材、文化、生活において新しい価値を創造する「大地共創」の取組を推進しています。

今回、地域の企業、団体、自治体、高等学校、高等教育機関等の皆様に、本学が推進する大地共創の具体的な取組をご紹介して理解を深めていただくとともに、本学と地域の皆様、また地域の皆様同士の交流・連携促進を図ることを目的とした地域交流イベント「県大見本市」を開催しました。

地域交流イベント「県大見本市」2023

♦開会のご挨拶

開会にあたり、岡理事長より、本学は地域の皆様と一体となって教育・研究を進めていることへの理解を深めていただく事や、地域の皆様同士の交流・連携を図る事など、見本市開催の目的紹介がありました。

開会の挨拶をする岡理事長

♦第1部 プレゼン発表

本学が推進する地域との様々な取組みについて、教員、学生が発表を行いました。

【地域における学生の教育活動について】

地域における学生の教育活動、下松市・阿武町と学生の地域連携について文化創造学科 齊藤教授と学生3名による発表がありました。

文化創造学科 齊藤教授と学生3名による発表の様子

地域における学生の教育活動の事例紹介(企業の商品パッケージデザインなど)について、文化創造学科 小橋圭介准教授から発表がありました。

文化創造学科 小橋圭介准教授による発表の様子

【地域における教員の教育活動について】

地域における企業との連携、産業技術センターとの連携など、教員の活動について栄養学科 人見英里教授から発表がありました。

栄養学科 人見英里教授による発表の様子

【大学の地域における子ども家庭支援に関わる活動について】

山口県の子ども家庭支援に携わる支援者の専門性の向上を図る組織「子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所」について社会福祉学科 藤田久美教授より発表がありました。

社会福祉学科 藤田久美教授による発表の様子

【学生の課外活動について】

「familyの活動について」

学生サークル「family」の活動、大田原自然の家での子どもとのふれあいについて、学生2名から発表がありました。

学生サークル「family」の活動についての発表の様子

「TOIYSの活動について」

学生サークル「TOIYS」の活動、地域の障害者・高齢者・児童との交流について、学生2名から発表がありました。

学生サークル「TOIYS」の活動についての発表の様子

【卒業生による発表】

現在、企業で活躍する山口県立大学の卒業生からも学生時代に取り組んだこと、入社してから現在までの取り組みなどを発表していただきました。

あさひ製菓株式会社の宮本光里さんによる発表の様子

♦学長挨拶

田中学長より、第1部のまとめと閉会の挨拶がありました。

閉会の挨拶をする田中学長

♦第2部 ブース展示・大学連携よろず相談コーナー

ブース展示では、本学の学部学科や大学院等のパネルでの紹介のほか、教育研究活動で連携した企業様等にもご参加いただき、商品化された物品の展示や販売等を行いました。

【第2部の様子】

学校法人YIC学院様の展示
山口県教育庁地域連携教育推進課様の展示
SPARC推進室のメンバー
あさひ製菓株式会社様のブースを訪れる岡理事長
大内塗漆器振興協同組合様の展示
「県大見本市」第2部の様子1
「県大見本市」第2部の様子2
株式会社63Dnet様の展示
あさひ製菓株式会社の宮本光里さん
「県大見本市」の看板
「県大見本市」第2部の様子3
「県大見本市」第2部の様子4
完売した株式会社うに甚本舗様の「うに飯」

今年で2回目の「県大見本市」には、約200名の方にご参加いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。

ご来場いただきました全ての皆様

ありがとうございました。