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2025.07.25
令和7年6月14日(土) 宇部市立図書館にて、宇部市サテライトカレッジ 第2回目を開催しました。
今回の講座テーマは、「「調べもの相談」今昔:レファレンスサービスの変遷をたどる」と題し、山口県立大学 国際文化学部 文化創造学科 仲村 拓真 講師が、受講者23名に対し講義を行いました。


図書館では、相談を受け付けたり、調査に役立ちそうな資料を揃えたりして利用者の調べものを支援しています。これを「リファレンスサービス」と言います。今では多くの図書館で取り組まれているサービスですが、いつ頃から、どんな風に行われてきたのか、その変遷をたどりながら詳しい解説がありました。



レファレンスサービスは、19世紀後半のアメリカで始まりました。1876年の全米図書館大会で、サミュエル・スウェット・グリーンが図書館での人的支援の必要性を提唱したことがきっかけとなり、公共図書館にレファレンスルームが設置されるようになりました。その後、レファレンスサービスは世界各地の図書館に広まり、現在では図書館サービスの重要な柱となっています。

日本では、戦後、志智嘉九郎(しち・かくろう)がレファレンスサービスの重要性を提唱し、質問受付サービスを開始しましたが、サービス内容や定義については多くの試行錯誤が繰り返され、時代を経て現在に至ります。
レファレンスサービスの未来は、技術の進化と利用者のニーズの変化に合わせて、ますます進化していくことが期待されます。
受講者の方は、レファレンスサービスなど図書館に関する様々な内容の話しを、メモを取りながら聞かれていました。


会場には、レファレンスサービスに関する書籍の展示や、仲村先生が収集した古い図書館の図書掲出券や閲覧表、図書館の写真なども展示され、受講者の方は興味深そうに見ておられました。


受講者アンケートでは、
「調べものをする時にレファレンスサービスを使ってみたいと思った。」
「図書館と、それに携わる人(司書、職員、利用者)の重要性がよく分かった。」
「図書館の必要性をますます感じた。」
「レファレンスサービスという言葉は聞いたことはあったが、意味は知らなかったので、今日の話を聞いて理解できた。利用してみたいと思った。」
「図書館に対する考え方が変わった。」
などの声が寄せられました。
わからないことがあれば、ネットで手軽に調べられる時代ですが、もっと詳しく知りたいと思ったり、知識を身につけようと思えば本を読むことが必要です。本がたくさんあり、調べものの手伝いをしてくれるレファレンスサービスまである図書館は、学習や自己成長をサポートしてくれる場所です。
もっと図書館を利用したいと思う講座でした。