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2026.02.18
山口県立大学「令和7年度後期公開授業」の開講結果
令和7年10月上旬から令和8年1月下旬にかけて、「色彩表現論」「情報社会Ⅱ(宗教)」「こころの科学」の3科目を令和7年度後期公開授業として、地域の方にも受講していただきました。
【公開授業とは】
山口県立大学では大学生や大学院生が受けている授業科目の一部を地域の皆様にも公開し、学生と一緒に学ぶことができる機会を提供しています。
公開授業受講期間中は、学生と学ぶとともに、大学の施設(図書館、学生食堂、売店等)を利用できるなど、キャンパスライフを楽しむこともできます。
【色彩表現論】
国際文化学部文化創造学科の小橋圭介准教授が令和7年10月6日から令和8年1月26日まで講義を行った「色彩表現論」には、地域の方12名が受講されました。
授業では、イメージの視覚化において重要な色彩とその表現について、色彩表現の基礎となる配色の考え方や活用方法の具体例を示しながら、色彩がイメージの伝達手段であることを学びました。
受講者からは、「色彩構成の話題のときに、色々な画家の作品の紹介があり、とても興味深く楽しかった。」「今まで標識や商品パッケージ、ロゴ等を無意識に見ていたが、色彩の講義を聴いて、色の使い方等について関心を持って見るようになった。」「色彩が生活の中で効果的に使われていることを改めて知ることができて面白かった。色の持つイメージや人の感じ方を上手に使って自分らしさを伝えていきたい。」などの感想をいただきました。
【情報社会Ⅱ(宗教)】
国際文化学部情報社会学科の鈴木隆泰教授が令和7年10月1日から令和8年1月28日まで講義を行った「情報社会Ⅱ(宗教)」には、地域の方13名が受講されました。
授業では、三大世界宗教を中心にそれぞれの宗教の歴史や特徴を学びました。宗教学の知見を踏まえ、宗教に関する基本的な知識について講義があり、各自が属する社会の宗教文化や異文化の宗教を理解することを目指しました。
受講者からは、「宗教に対する考え方が変わったし、宗教と科学の両立の説明には驚きがあった。世界の歴史や人々の生活が宗教とものすごく強く結びついていること、また、自身にも宗教観があることに気づかされた内容だった。」「世界の宗教、地域性、歴史など長いスパンで宗教の成り立ちや神と人との再結合を意味するreligionを知ることができてよかった。」などの感想をいただきました。
【こころの科学】
看護栄養学部看護学科の甲原定房教授が令和7年10月2日から令和8年1月22日まで講義を行った「こころの科学」には、地域の方13名が受講されました。
授業では、心理学が人間のこころや行動について解明してきた理論や知見から重要と考えられるテーマを採り上げ、対人関係などの身近な行動を分析し考察する力を養うことを学びました。
受講者からは、「日常でなんとなく感じていることが、理論的に説明され理解できる、とても興味深いものでした。」「例が具体的で分かりやすく、先生のお話が面白いです。「個人は緊張を低減するように行動する」という先生のお話が印象に残っています。」「人と話す上で、傾聴の大切さ、コミュニケーションの取り方など、普段何気なく行っていることを科学的に教えていただき、もやもやしていたものが納得できました。」などの感想をいただきました。
また、「学生さんと授業を通して触れあう事があり、若い人との交流は新鮮でした。」「建物が新しくてキレイで快適でした。年齢に関係なく、教室はもとより食堂や図書館等に違和感なく居れる。これが大学ですネ。」という感想もいただきました。
【令和8年度公開授業】
- 令和8年度公開授業は、前期は「地域学」(国際文化学部・SPARCリカレント教育として実施)、後期は「情報文化リテラシー特論」(大学院科目)を開講します(SPARC事業の一貫として開講)。皆さんも学生と一緒に勉強してみませんか?
- 詳細については以下のURLからご覧になれます。
- https://www.yamaguchi-pu.ac.jp/ca/oc/withstudents/
2026.02.17
令和7年度 やまぐち未来デザインプロジェクト 最終発表会を開催しました
山口県立大学では、1年次基盤教育科目「やまぐち未来デザインプロジェクト」において、学部・学科の枠を越えたチームで地域課題の解決に取り組んでいます。本年度は全学科混成64チームが編成され、デザイン思考のプロセスとデータ活用を通じて、持続可能な地域社会の実現に向けた多様なアイデアが創出されました。
1月28日(水)、代表チームによる最終発表会を開催しました。本年度の大テーマは「これからの人口減少をどうデザインすべきか?」。中テーマとして「交流」「防災」「健康」「環境」の4分野を設定し、学生たちはそれぞれの視点から地域の未来を考えました。
9チームによる最終発表
最終発表会では、学内代表8チームに加え、山口県立周防大島高等学校から1チームが参加し、計9チームが成果を発表しました。
交流を生み出すイベント企画、災害に備える新たな防災の提案、地域の健康づくりにつながる仕組み、環境資源を活用したまちづくりなど、いずれも地域の現状を踏まえた具体的かつ創造的な内容となりました。
なお、今年度は「大学生のための低コスト防災―大学生に贈る低コストな防災―」として、水筒サイズの防災グッズを提案したチームが最優秀チームに選ばれ、学長賞および名指導賞が贈られました。
地域の未来を描く学び
本プロジェクトは、異なる専門分野を持つ学生が協働し、多様な知識を統合して地域課題の解決策を構想する点に特徴があります。人口減少社会という大きなテーマに対し、学生一人ひとりが主体的に向き合い、地域の未来を自分事として考える貴重な学びの機会となりました。
今後に向けて
山口県立大学では、今後も地域と連携しながら、学生の実践的な学びを通じて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
本発表会で生まれたアイデアが、やまぐちの未来を形づくる一歩となることを期待しています。
令和7年度 最終講義を実施しました
今年度も、本学では長年にわたり教育・研究に尽力されてきた教員による最終講義が行われました。
当日は学生・教職員に加え、遠方から駆けつけた卒業生やオンライン参加の方々も多く、これまでの歩みを振り返るとともに、未来への思いを共有する温かな時間となりました。
本記事では、そのうちお二人の最終講義の様子をご紹介します。
国際文化学科 岩野雅子教授 最終講義
「写真で綴る異文化交流の旅:国際文化学をつくる」
岩野教授は、本学の前身である山口女子大学の時代から長きにわたり教育・研究に携わり、異文化理解・国際理解教育の分野で多大な貢献をされてきました。
講義では、国際文化学領域の学会活動支援や、世界各地で学生とともに行ってきたフィールドワークの歩みを、写真とともに振り返りながら、ご自身の研究の原点や国際文化学の歩みについて語られました。
これまで訪れた地域は多岐にわたり、その一つ一つの経験が学生にとってもかけがえのない学びとなってきました。今年度も学生とともにアメリカ・ハワイを訪れるなど、最終講義の年においてもなお、現地に足を運び続けてこられた姿は、参加者に深い印象を残しました。
会場には多くの卒業生の姿も見られ、在学時の思い出や学びの意義を改めて確かめ合う、心温まる時間となりました。また、海外から駆けつけた卒業生の姿もあり、国境を越えてつながる学びの広がりが感じられる場面となりました。
栄養学科 人見英里教授 最終講義
「学生と共に歩んだ30年 ー 研究・教育・課外活動を振り返って ー」
栄養学科において長年教育・研究に尽力されてきた人見教授は、地域食材の機能性に関する研究を、多くの学生とともに積み重ねてこられました。
岩国れんこんや長門ゆずきちといった地域の特産物に加え、今年度は、山口県からの受託で、夏に捕れたイノシシを食資源として活かすための基礎研究にも取り組むなど、その研究テーマは多岐にわたります。講義では、こうした実践的な学びの歩みを振り返りながら、学生とともに築いてきた研究・教育の軌跡が丁寧に紹介されました。
また、学生の課外活動や地域活動の推進にも尽力され、本学生活協同組合の初代理事長を務めるなど、学生生活を支える取組にも大きく貢献されました。
これまでに巣立った卒業生の中には、管理栄養士として各分野で活躍している方も多く、本学の教育の歩みが感じられる内容となりました。会場では卒業生や在学生が言葉を交わし合い、学びのつながりの大切さを改めて感じるひとときとなりました。
おわりに
最終講義は、これまでの歩みを振り返るとともに、次の世代へ思いをつなぐ大切な節目です。今年度も、多くの方々が集い、それぞれの学びや記憶を胸に刻む貴重な時間となりました。
長年にわたり本学の教育・研究にご尽力くださった先生方に、心より感謝申し上げます。
そして、ご参加くださったみなさま、誠にありがとうございました。
地域デザイン展2026を開催しました
1月23日(金)から25日(日)まで、山口情報芸術センター[YCAM]において「地域デザイン展2026」を開催しました。
本展は、地域の文化や資源の振興をテーマに、学生が地域に眠る魅力を見つめ直し、デザインとして形にした成果を発表するものです。会期中は成果作品の展示に加え、学生による公開プレゼンテーションを行い、地域と結びついた学びの成果を広く発信しました。
公開プレゼンテーション当日は、来賓として山口市の伊藤和貴市長をはじめ、行政・文化関係者の皆様にご来場いただき、学生の発表に耳を傾けていただきました。産学官連携による取組の成果が共有され、地域と大学をつなぐ貴重な機会となりました。
多様な連携から生まれたデザイン成果
本展では、山口情報芸術センターとの連携企画や、山口県産業技術センターとの共同研究など、多様な連携によって生まれた成果が紹介されました。
また、2026年に山口県で開催されるピックルボール世界大会に向けたノベルティタオルのデザインや、県内洋菓子店での商品化を見据えたチョコレートのデザインなど、地域社会との具体的な接点を持つ提案も発表されました。
地域とともに広がる学び
「地域デザイン展」は、地域文化の創造と発信を担う人材育成を目的として実施している取組です。
今回の展示と発表を通じて、学生一人ひとりが地域社会との関わりを実感し、実践的な学びを深める機会となりました。
山口県立大学では、今後も地域と連携した教育・研究活動を推進し、地域の価値を未来へとつなぐ人材の育成に取り組んでいきます。
2026.02.12
令和7年度 看護師・保健師国家試験 激励会を行いました
2月6日(金)、看護師国家試験および保健師国家試験を目前に控えた看護学科4年生を対象に、「看護師・保健師国家試験 激励会」を開催しました。
国家試験直前の節目となるこの会では、これまでの学びを振り返るとともに、本番に向けて気持ちを整える時間となりました。会場には落ち着いた緊張感が広がり、学生一人ひとりが試験への決意を新たにしている様子がうかがえました。
教員からの激励
当日は、教員から学生へ向けて激励の言葉が贈られました。
これまで積み重ねてきた努力を信じ、落ち着いて試験に臨んでほしいという思いが伝えられ、学生たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
応援の気持ちを込めて
激励会では、受験票のほか、チョコレートやカイロなどの受験応援セットが学生一人ひとりに手渡されました。
寒さの厳しい時期に行われる国家試験に向け、体調管理を含めて最後まで力を発揮してほしいという願いが込められています。
いよいよ国家試験本番を迎えます。
看護学科教員・職員一同、学生の皆さんがこれまでの学びの成果を十分に発揮できるよう、心より応援しています。