留学生が富海小学校を訪問 児童と書道で心をつなぐ

2025.11.21

伝統文化を通じて深める国際交流

留学生地域交流事業の一環として、防府市の富海小学校を訪問しました。今回はハロウィンの日に、小学生の皆さんと一緒に書道を体験するという異文化交流を行いました。

伝統文化を通じて深める国際交流1
伝統文化を通じて深める国際交流2

筆と墨で書く「国際交流に必要な言葉」

書道教室では、留学生と児童たちがグループになり、協力して一つの作品作りに挑戦しました。今回のお題は「国際交流に必要だと思う言葉」。各グループは熱心に話し合い、それぞれの思いを込めた言葉を選びました。

あるグループは、交流の基本である「楽しむ」という力強い一言を。また別のグループは、世界共通のコミュニケーションである笑顔を「えがお and スマイル」と、日本語と英語を交えてユニークに表現しました。大きな和紙に、慣れない手つきで懸命に筆を運ぶ留学生たちを、児童たちが元気いっぱいにサポートする温かい光景が広がりました。

筆と墨で書く「国際交流に必要な言葉」1
筆と墨で書く「国際交流に必要な言葉」2

飾り付けで、世界に一つのアート作品に

書き上げた書道の作品の周りには、更に絵を描いたり、折り紙やシールを貼り付けたり。子どもたちの自由な発想と留学生のアイデアが融合し、それぞれのグループのメッセージが込められた、世界に一つだけのアート作品が完成しました。

飾り付けで、世界に一つのアート作品に1
飾り付けで、世界に一つのアート作品に2

心温まる思い出をありがとう

活動の最後には、完成した作品を全員で披露し合い、記念撮影を行いました。富海小学校の皆様、心温まる歓迎と、忘れられない素晴らしい時間を本当にありがとうございました。ハロウィンの日に日本の伝統文化である書道に触れ、小学生たちと「心をつなぐ言葉」を共に創り上げた経験は、留学生にとっても忘れられない宝物となりました。