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山口県立大学社会福祉学部と山口刑務所との連携に関する協定締結式を実施しました
2025年12月8日(月)、山口県立大学北キャンパス1号館5階スタッフコモンズにて、山口県立大学社会福祉学部と山口刑務所による連携に関する協定締結式を開催しました。
本協定は、両機関が相互に人材・知識・経験などを活かしながら協力し、地域課題の解決に資する人材の育成や矯正行政の発展に寄与することを目的としています。特に、再犯防止や社会復帰支援に関わる活動を含め、犯罪をした人々も包摂する地域共生社会の実現に向けて、教育・研究の成果を社会へと還元していく取り組みを推進していきます。
締結式では、山口刑務所長・森哲也氏と山口県立大学社会福祉学部長・藤田久美が協定書に署名し、引き続き代表者挨拶が行われました。
今回の協定を契機として、教育研究の交流や実践的学びの場の拡充に加え、再犯防止や社会復帰支援に向けた取り組みがより一層発展していくことが期待されます。山口県立大学社会福祉学部は、地域に根ざした取り組みを継続し、共生社会の実現に向けて努めてまいります。
2025.12.09
周南市内の保育施設とTeamsを利用した食育活動を実施しました
栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。
11月26日(水)に、周南市の保育園・認定こども園22施設と大学をTeamsで接続し、遠隔での食育活動「朝ごはん、三色そろえて元気なからだ!-ゴハンジャーと一緒にしーちゃんを助けよう!-」を行いました。活動は、三色揃った食事をきちんととっていない人に悪さをする悪者フケンコーに、フケンコー印を押されてしまったしーちゃんを助けるため、劇を通してゴハンジャーと三色食品群について学ぶ内容としました。また、朝ごはんをきちんと食べるためには規則正しい生活を送ることが大切だということも学んでもらいました。
子供たちには三色クイズに挑戦してもらい、バランスの良い朝ごはんについて考えてもらいました。そのうえで、ゴハンジャーと共にフケンコーを倒すストーリーを通して、三色そろったバランスの良い食事が大切であることを伝えました。
この活動は一昨年度から毎年度1回実施しており、今年度は子供たちとゴハンジャーが会話できる場面に加え、全ての園とつながりを持てるよう活動中に全園の名前を呼びかける工夫を取り入れました。これにより、昨年度以上に子供たちの楽しむ様子を見ることができました。また、劇で配役のあったメンバーだけでなく、子供たちへのメッセージカードの作成や当日の運営を担当するメンバーなど、全員で協力して活動を作り上げることで、チームワークを高めることができました。
2025.12.08
第4回「教えて!先輩!」ランチミーティング開催レポート
2025年11月26日、キャリアサポートセンター主催で株式会社丸久様をお招きし、ランチミーティングを開催しました。学生10名が参加し、「働くことを考える時間」をテーマに、企業の魅力や就職活動について意見交換が行われました。
卒業生社員による本音トーク
企業の人事担当者に加え、本学卒業生である社員2名に来学いただき、企業紹介だけでなく、就職活動の経験談やリアルな声を聞くことができました。
社会人である先輩方からの「働くこと」についてのお話に、学生たちは真剣に耳を傾けていました。
和やかな意見交換会
ランチを囲んでの意見交換会では、出身地、学生生活、部活動、アルバイトなど、幅広い話題で盛り上がり、終始和やかな雰囲気でした。
参加者の声
- 「先輩方の学生時代の過ごし方を聞いて、今やるべきことなどを教えてもらえて良かった」
- 「就職を決めた理由などの話は就職活動の参考になった」
企業や業界理解だけでなく、先輩方のキャンパスライフや就職活動への取り組み姿勢を知ることができ、学生たちは大きな刺激を受けていました。
お楽しみスイーツタイム
今回の特典として、株式会社丸久様の限定店舗販売の「フルーツタルト」を2種類ご提供いただき、甘いひとときが、今回の交流をさらに盛り上げていました。
まとめ
ランチミーティングを通じて、学科によっては、実習時期と企業説明会が重なるため、企業との出会いが、インターネット検索に頼りがちになるなど、学生ならではの悩みを知ることもできました。
キャリアサポートセンターとしては、今後も企業と学生が直接対面できる機会を増やし、最適な就職企業とのマッチングを実現できるように努めていきたいと考えています。
2025.12.05
精神保健福祉コースの3年次生が精神科医療機関の見学実習を行いました
後学期の「ソーシャルワーク実習指導A」の授業で、見学実習プログラムを実施しました。このプログラムは、来年2月から3月の春季休業期間中に、山口県内の精神科医療機関にて行う「ソーシャルワーク実習A」に向けた事前学習として位置づけられています。
事前の授業では、見学先医療機関のホームページを参考に、見学時のポイントや質問項目を整理するグループ学習をしました。当日は、病院および精神保健福祉士の機能と役割について、パワーポイント資料を使っての説明を受けてから、3グループに分かれて病棟見学をしました。終了後は各グループで、案内してくださった精神保健福祉士の方を囲んで、質疑応答とまとめの時間が設けられました。
参加学生は、学内では学ぶことのできない学習機会を得て、「ソーシャルワーク実習A」の事前学習と、その動機が高められる、充実した時間となりました。
山口県立こころの医療センターのみなさまには、見学実習を受け入れていただき、誠にありがとございました。心より感謝申し上げます。
2025.12.04
山口きらめき企業の魅力発見フェア「Jobフェア」参加
山口県内企業の魅力を発見できるイベント「Jobフェア2025」(大学リーグやまぐち主催)が開催されました。
今回で10周年を迎えるこのフェアには、109の企業・自治体が参加し、地域の若者の定着と活性化を目指しています。山口県立大学からは166名の学生が参加し、熱気あふれる会場で多くの企業と交流しました。
イベントの概要
Jobフェアは、県内企業の魅力を学生に直接伝える場として毎年開催されています。今年は10周年という節目を迎え、過去最大規模での開催となりました。企業ブースは全部で109団体、各ブースには、8席が用意され、20分ごとの入替制で進行しました。
学生たちの積極的な姿勢
事前に案内していた企業等のブースを目指して、学生たちは到着直後から積極的に行動しました。出展ブースの半数近くの企業には県大卒業生が在籍しており、学生にとって身近なキャリアの参考になりました。
参加者の声
「今まで関わってきたことのない業界の話を聞けて視野が広がった。」「建設業界で女性の活躍が増えていると知り、働く選択肢が広がった。」など、学生からは前向きな感想が寄せられました。未知の業界や職業を知ることで、新しい発見があったようです。
まとめ
Jobフェアは、学生にとって企業理解を深める貴重な機会となりました。今後もこのようなイベントを通じて、地域と学生のつながりを強化していきたいと考えています。