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令和5年度 山口県立大学・和木町サテライトカレッジを開催しました。
令和5年8月9日(水)和木町総合コミュニティセンターにて、和木町サテライトカレッジを開催しました。
今回のテーマは、「健康寿命」を延ばすための生活習慣 ~今日からできる私のフレイル予防~ と題して、山口県立大学 看護学科の横田恵准教授が受講者26名に対して講義を行いました。
講座では、加齢による心身の活力が低下した「フレイル」状態や、その予防について解説がありました。
講座後半では、グループに分かれ、食材カードを使った食材振り分けゲーム、ビタミンDを含む食材探しなど、ゲーム感覚で楽しく学ぶことができる時間を過ごしました。
高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、様々な合併症も引き起こす危険があります。フレイル予防の3本柱(①食べる②動く③つながる)を意識して元気に自立して日常生活を送ることができる「健康寿命」を延ばすことが大切と気づく講座でした。
令和5年度 山口県立大学・美祢市サテライトカレッジ3回目を開催しました。
令和5年8月5日(土)美祢市秋吉公民館にて、美祢市サテライトカレッジ3回目を開催しました。
今回のテーマは、「本当の仏教 第3章」と題して、山口県立大学 国際文化学科の鈴木隆泰教授が受講者20名に対して講義を行いました。
一昨年、昨年に引き続き、人間の生と死や、よりよく生きることについて仏教の原点から学ぶ講座でした。
ブッダの教えや、生きながらブッダになる「一瞬ブッダ」の話しなど、ユーモアを交えたわかりやすい説明で、仏教を楽しく身近に学べる内容でした。
受講者からは、「仏教の正しい理解が出来たと思います。」、「理解しやすく、講座を受けて本当に楽しかった。」、「一瞬ブッダを目指すという言葉が心に残りました。」などの感想が寄せられました。
仏教という宗教・文化の魅力を再発見できる講座となりました。
令和5年度 山口県立大学・美祢市サテライトカレッジ2回目を開催しました。
令和5年7月29日(土)美祢市美東センターにて、美祢市サテライトカレッジ2回目を開催しました。
今回の講演テーマは、グローバル社会に対応するため、自ら発想する力を伸ばす~絵画を用いたグループワークを通して~と題して、山口県立大学 国際文化学科のスワンソン・マーク准教授が受講者14名に対して講義を行いました。
講座は、同じ絵画を見てどう感じたか、各々発表し全体で共有する楽しいグループワークでした。
「絵の中に何が見えるか」「どういうメッセージが込められていると思うか」という質問では、人によって見方、感じ方が全く違うことが分かりました。
受講者からは「自分の価値観にとらわれず、広い視野を持つことが大切と感じた。」「絵画を活用した講座で、楽しく受講できた。」「人により見方が全然違うことが分かりました。」などの感想が寄せられ、楽しく多文化を理解することの魅力を感じる講座となりました。
令和5年度 山口県立大学・美祢市サテライトカレッジ1回目を開催しました。
令和5年7月22日(土)美祢市民会館にて、美祢市サテライトカレッジ1回目を開催しました。
今回のテーマは、「山口と台湾とのかかわり」と題して、山口県立大学 国際文化学科の井竿富雄教授が受講者14名に対して講義を行いました。
「台湾」と聞くと台湾グルメや観光、親日家が多い、といったイメージをもつ方が多いと思いますが、今日のうな良好な関係になるまでには、様々な歴史的背景や事件などがありました。
植民地時代の都市計画事業では、鉄道敷設、運輸インフラなどに山口県出身者が多く関わっており、歴史的に山口と台湾は深いつながりがあるという説明がありました。
受講者からは「台湾にとても興味が湧いてきた。」「歴史を感じながら台湾を訪れたいと思う。」「山口と台湾の関係がよく分かった。」などの感想が寄せられました。
これからも、台湾との交流を維持、発展させていくためには、歴史的背景を知り、理解を深めていくことが大切だと感じる講座でした。
令和5年度 山口県立大学・宇部市サテライトカレッジを開催しました。
令和5年6月24日(土)宇部市立図書館にて、宇部市サテライトカレッジ1回目を開催しました。
今回は、吉田常夏と雑誌『燭台』と題して、郷土文学資料センター加藤禎行センター長が受講者14名に対して講義を行いました。
昭和初期、山口県で吉田常夏を中心とした総合文芸誌『燭台』が発行されました。『燭台』には地元の文人はもとより、広く西日本、九州勢も多く参加し作品を発表しています。
また、昭和4年の1月号には島崎藤村、三木露風、西條八十、萩原朔太郎、サトウハチロー、北原白秋、与謝野晶子といった豪華な顔ぶれが寄稿しています。
雑誌『燭台』は、表紙デザインも凝っており、大手化粧品メーカーの広告を手掛けた山名文夫に依頼して、モダンな雰囲気の表紙に仕上げています。その表紙の数々がスライドで紹介されました。
参加者からは、「実物の画像を見ることができて、イメージがよく伝わった。」「資料やエピソードを交えた話で分かりやすく聞くことができた。」「『燭台』を所蔵する下関市立中央図書館に行ってみたい。」などの感想が寄せられました。
郷土の文学について、より深く知りたいと思う、きっかけになる講座でした。