令和5年度 山口県立大学・岩国市サテライトカレッジを開催しました。

令和5年10月7日(土)岩国市民文化会館にて、第2回岩国市サテライトカレッジを開催しました。

今回のテーマは、古代周防国の住人たち―とくに東部を中心として―と題して、山口県立大学文化創造学科の渡邉滋准教授が受講者67名に対して講義を行いました。

講義をする文化創造学科 渡邉滋准教授

「周防国」の名称の由来となった「小周防」や巨大な古代山城「石城山」、数多くの古墳群の存在などから、7世紀代までの中心地は東部に置かれていたと考えられるとの解説がありました。

古代周防国の住人たちについてのスライド

地元の東部地域が当時大きな影響力を持ち中心地となっていたことに驚き、うなずきながら興味深く聞き入る方が多くおられました。

第2回岩国市サテライトカレッジ受講者の方々

受講者からは、

「生まれ育った地域の歴史や成り立ちがわかり満足しています。」

「ていねいな説明で、当時の様子が想像でき楽しかった。」

「奈良時代の様子が理解できた。」

「茶臼山古墳の話しはとても興味深く聞きました。」

などの声が寄せられました。

国印サンプルの展示コーナー

また、会場には当時の国印サンプルの展示コーナーがあり、多くの人が手に取り注意深く観察していました。

古代周防国の歴史を知ることで、地域に対して興味が湧き、知識が深まる講座となりました。

歴史は面白い。