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2024.06.20
令和6年度 山口県立大学・長門市サテライトカレッジを開催しました。
令和6年6月5日(水)三隅農業者トレーニングセンターにて、長門市サテライトカレッジ第1回目を開催しました。
今回のテーマは、「運動とこころあたまの健康 ~二重課題運動で脳を刺激しよう~」と題して、山口県立大学 社会福祉学部 社会福祉学科 角田 憲治 准教授が受講者31名に対し講座を行いました。
講座は、認知症と脳の関係、認知症と運動の関係などについての講義部分と、実際に身体を動かすスクエアステップ運動の部分がありました。

認知症の中で最も多いのがアルツハイマー型認知症です。認知症の発症原因の一つにアミロイドβ(脳のゴミ)が大きく関わっていると考えられています。
アミロイドβは通常、ゴミとして分解・排泄されますが、睡眠不足や運動不足になると排泄されず脳内にゴミとして蓄積されやすくなるので、睡眠時間を十分とることや継続した運動をすることが大切との解説がありました。

講義のまとめでは、
「あなたが、幸福になることは他人に対しても義務である。なぜなら幸福は伝染するからだ。」というフランスの哲学者アランの言葉を引用し、
- ①心の健康があたまの健康にもなる。その逆も言える。
- ②運動で脳のゴミのアミロイドβを除去。
- ③人とのつながりが「健幸」に大切。幸福は伝染する。
以上の3つで講義部分を締めくくり、まとめられました。
講義の後にはグループに分かれてマットを使った様々なパターンのスクエアステップを行いました。

グループで協力して、声掛けしながらステップを確認し、前に進んでいきます。
声に出して考えながら足を動かすことは、頭では理解できても、実際にやってみるとなかなか難しいものです。上手くできるまで繰り返しチャレンジし、できた時には「やった!」「できたー!」と歓声が上がりました。
仲間とおしゃべりしながら運動することで、楽しい時間を過ごすことができました。


受講者のアンケートでは、
- 「認知症予防の仕組みが大変よく分かりました。」
- 「みんなでスクエアステップをして、楽しかった。」
- 「日頃、運動することが少ないので、まずはウオーキングから始めてみたいと思った。」
- 「睡眠の大切さ、運動とサークル活動が大切なことがわかりました。」
- 「幸せは伝染する!人とのつながりが大事!実践したいと思います。」
などの声が寄せられ、大変好評でした。
仲間と楽しく運動することで、こころも晴れ晴れとし、スッキリとした気持ちになる講座となりました。
認知症予防のために、今日からエレベーターを使わず階段を歩いてみよう。
2024.05.29
令和6年度 山口県立大学・周南市サテライトカレッジを開催しました。
令和6年5月25日(土)周南市学び・交流プラザにて、周南市サテライトカレッジ第2回目を開催しました
今回のテーマは、「今日からはじめる脳の活性化エクササイズ」と題して、山口県立大学 看護栄養学部 看護学科の佐々木直美 教授が受講者21名に対して講義を行いました。

あまり身体を動かさなくなると、筋肉がやせ衰えたり関節の動きが悪くなります。このことが、さらに活動性を低下させることで悪循環となり、全身の身体機能に悪影響をもたらすことがあります。そうならないために、日常的に運動を習慣化することが大切です。
そこで、受講者の皆さんに、「普段どんな運動をしていますか?」との質問がありました。
ラジオ体操、いきいき百歳体操、プール、太極拳、自転車、ウォーキング...など
様々な運動をしているとの回答があり、健康に対する意識の高さがうかがえました。


身体の健康を維持することと同じく、脳の健康を維持することも大切です。
講座では脳の活性化エクササイズとして、
- ①文章を声に出して、できるだけ早く読む。
- ②簡単な計算(20ます計算、30ます計算)を早く解く。
- ③色読みシートを、読み方→色の順に繰り返し読む。
- ④数字盤になるべく早くペットボトルのキャップの数字を並べていき、時間を計る。
以上の4つを実際に声に出して読んだり、手を動かしながら作業しました。


複雑な計算をしている時よりも簡単な計算をしている時の方が、脳が活性化するという解説があり、意外な事実に皆さん驚かれていました。
受講者のアンケートでは、
- 「わかりやすく、楽しかったです。」
- 「色読みシートや数字盤など、変化のある講座で面白かった。」
- 「認知症というとネガティブになりがちだが、心身ともに脳を使い活性化することで、ポジティブになれることがわかりました。」
- 「講座を受けて、これからの過ごし方が前向きになれると思った」
- 「実母の認知機能が少しずつ衰えてきているので、今日やった脳トレを一緒にやってみようと思った」
などの声が寄せられました。

講義を聞くだけでなく、計算や音読など、実際に口や手を動かす脳トレをすることで、楽しく盛り上がった時間になりました。講座の最後には、自分自身を抱きしめて、頑張っている自分に感謝する時間があり、心が落ち着きスッキリした気持ちになりました。
筆者も年齢を重ねるにつれ、人の顔はわかるけど名前が出てこないことがあり、「あの人」とか「アレ」を使う回数が増えてきました。
そのたびに「歳取ってくると仕方ないのかなぁ」と思っていましたが、今日から「脳トレ」で年齢に抗ってみたいと思います。
今日からはじめよう。未来は明るい!
令和5年度 山口県立大学・山口市サテライトカレッジを開催しました。
令和5年10月13日(金)山口市徳地地域交流センターにて、第1回山口市サテライトカレッジを開催しました。
今回のテーマは、ころばぬ先のフレイル予防「毎日の食事で健康寿命を延ばしましょう!!」と題して、山口県立大学栄養学科の白野容子准教授が受講者11名に対して講義を行いました。

「フレイル」とは、加齢によって心身が老い衰え、社会とのつながりが減少し、健康と要介護の中間にある状態のことです。

講座では、生活習慣を見直し、フレイルを予防するために、
- フレイルを理解し、自分自身のフレイル度のチェック
- バランスのとれた食事とはどんなものなのか
- 日常の食事で出来る工夫
などについて詳しく解説がありました。

受講者からは、
「とてもわかりやすかった。考え直す機会になった。」
「具体的な食事のとり方について知ることができ、参考になった。」
「日頃の食生活に取り入れやすいと思った。」
「使ったことのない乾物など色々あることがわかったので使ってみようと思う。」
などの声が寄せられました。

健康寿命を延ばし平均寿命との差を小さくするためには、フレイルを予防することが重要なポイントになることがわかりました。
そのために食生活に気を付けて実践していきたいと思う講座となりました。
令和5年度 山口県立大学・岩国市サテライトカレッジを開催しました。
令和5年10月7日(土)岩国市民文化会館にて、第2回岩国市サテライトカレッジを開催しました。
今回のテーマは、古代周防国の住人たち―とくに東部を中心として―と題して、山口県立大学文化創造学科の渡邉滋准教授が受講者67名に対して講義を行いました。

「周防国」の名称の由来となった「小周防」や巨大な古代山城「石城山」、数多くの古墳群の存在などから、7世紀代までの中心地は東部に置かれていたと考えられるとの解説がありました。

地元の東部地域が当時大きな影響力を持ち中心地となっていたことに驚き、うなずきながら興味深く聞き入る方が多くおられました。

受講者からは、
「生まれ育った地域の歴史や成り立ちがわかり満足しています。」
「ていねいな説明で、当時の様子が想像でき楽しかった。」
「奈良時代の様子が理解できた。」
「茶臼山古墳の話しはとても興味深く聞きました。」
などの声が寄せられました。

また、会場には当時の国印サンプルの展示コーナーがあり、多くの人が手に取り注意深く観察していました。
古代周防国の歴史を知ることで、地域に対して興味が湧き、知識が深まる講座となりました。
歴史は面白い。
令和5年度 山口県立大学・周南市サテライトカレッジを開催しました。
令和5年9月19日(火)周南市学び・交流プラザにて、周南市サテライトカレッジを開催しました。
今回のテーマは、「お口の健康を保つための食生活」と題して、山口県立大学 看護栄養学部 栄養学科の寺田亜希特任教員が受講者17名に対して講義を行いました。
講座では、加齢とともに口腔機能が衰えることで、身体のフレイル(病気ではないが年齢と共に心身の活力が低下して介護が必要になりやすい状態のこと)につながるというデータを基にした解説がありました。
口腔機能の低下をチェックリストで確認したり、咀嚼チェックガムで嚙む力が低下していないかなどの確認も行いました。
受講者のアンケートでは、
「舌の体操をして、食生活を見直してみようと思った。」
「オーラルフレイルという言葉を初めて知り、食事の参考にしたいと思った。」
「噛む回数を増やすことや、食事のバランスに気を付けたい。」
などの声が寄せられました。
いつまでも食べ物をおいしく食べるために必要な口腔の健康について、食生活から見直すきっかけになる講座でした。