サテライトカレッジ

令和5年度 山口県立大学・長門市サテライトカレッジを開催しました。

令和5年6月14日(水)長門市市民活動支援センターにて、長門市サテライトカレッジ1回目を開催しました。

今回は、こんな見え方は要注意!~目の病気の早期発見のポイントと予防効果のある食べ物について~と題して、栄養学科の德田和央教授が受講者26名に対して講義を行いました。

長門市サテライトカレッジの様子1

白内障や緑内障、加齢黄斑変性など、目の病気によってそれぞれの「見えにくい」が違い、その違いを知ることが、目の病気の早期発見に役立ちます。

目の変化や目の病気は、生活に直接かかわる問題なので、受講者の皆さんも真剣にうなずきながら聞き入っていました。

長門市サテライトカレッジの様子2

実際に白内障の手術で使うレンズを見ることができ、初めて見る医療用レンズに皆さん興味津々です。「へぇ~。思ったより小さいね。」「ちょっと色がついてる!」などの声が上がりました。

受講者からは、「とても丁寧な説明でわかりやすかった」「目の病気について予防効果のある食べ物がわかった」「家族の目の異常にも早く気付きたいと思った」などの声が寄せられ、家族や自分のために、目の健康に意識を向けていきたいと思う講座となりました。

令和4年度 周防大島町サテライトカレッジを開催しました

 令和5年2月14日(火)周防大島町大島文化センターにて、周防大島町サテライトカレッジを開催しました。
 今回は「遺言を愛のメッセージにするために」と題して、社会福祉学科の藪本知二教授が、受講生62名に対して講義を行いました。

講座の様子の写真

 遺言とは、被相続人が、主に自己の財産(相続財産)について、自分の最終意思を死後に遺したものです。遺言は、本人にとっても遺された者にとっても幸せな人生を送るための方法の1つです。
 講義では、遺言を愛のメッセージにするために、遺言を書くにあたって「これまでの人生の振り返り」「これからの人生の展望」や「遺族が遺言を読んだとき、どのように受けとめられるか」を考えて書くことが必要であるということが述べられました。また、知っておくべき相続の知識、遺言で何ができるのかについて、講師の経験した話とともに解説されました。

講座の様子の写真

 皆さん真剣な眼差しで耳を傾けながら熱心にメモを取られ、受講者からは、「少し難しいと思ったが、お話はよくわかりました」「とても勉強になりました」との声が寄せられました。
 これまで自分が大切にしてきた「こと」「もの」は何か、今後どのように生きて行きたいのかについて、改めて考えるきっかけになる講座となりました。

第2回防府市サテライトカレッジを開催しました

 令和4年11月11日(金)、三田尻塩田記念産業公園にて、第2回防府市サテライトカレッジを開催しました。今回の講座は、一般の方を対象に「景観写真講座」と題して、国際文化学部文化創造学科の倉田研治准教授が受講生16名に対して講義を行いました。

講座の様子の写真

 講義では、京都の写真家 柴田明蘭氏(オンライン)とともに、カメラの持ち方や写真の基礎知識、撮影のポイントが説明されました。カメラについて学んだ後は、三田尻塩田記念産業公園とその周辺のまち歩き撮影に出掛けます。

まち歩き撮影のスタートです。

三田尻塩田記念産業公園で撮影の写真1
三田尻塩田記念産業公園で撮影の写真2
まち歩き撮影の写真1
まち歩き撮影の写真2

まち歩き撮影では、被写体によってカメラの向きを縦・横に変えたり、ピントを合わせるなど工夫しながら、皆さん楽しそうに撮影されていました。

 まち歩き撮影が済んだ後は講評会です。講評会では、受講者の方それぞれがとっておきの写真をセレクトし、1人ずつ発表が行われます。

写真を選ぶ様子の写真
講評会の写真

 受講者の方の発表では、「講師からアドバイスされたことを活かして撮影しました」「写真の構図に迷ってしまい、思うように撮影できませんでした」等、撮影する時に意識したことや、感想が述べられました。
 講師からは、セレクトされた写真全ての良い所や、今後のステップアップポイントが述べられました。
 受講者の方からは「今までの知識を確認することができ、さらに新しいことを知ることができました」「大人になると学ぶ・体験するということが減りますが、こうした機会を作ってくれることはとてもありがたいです」との声が寄せられました。

第2回山口市サテライトカレッジを開催しました

 令和4年10月25日(火)山口市徳地山村開発センターにて、第2回山口市サテライトカレッジを開催しました。
 今回は「認知症なんてこわくない!」と題して、社会福祉学科の横山正博教授が、受講生16名に対して講義を行いました。

講座の様子の写真

 認知症とは、脳の病気や障害など様々な原因により認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。
 講義では、認知症の行動(徘徊、暴力・暴言)や心理症状(抑うつ、妄想)に触れた後、「認知症によるもの忘れ」と「加齢によるもの忘れ」の違いなど、具体的な内容について、受講者の方と会話を交えながら詳しく解説されました。また、認知症の方が安心・安全に生活できるために家族ができることや地域のケアシステムの紹介もありました。
 受講者からは「自分の行動や考えに不安を感じていたので、参考になりました」「認知症の方の気持ちが理解できました」との声も寄せられ、多くの方がほっこりとした温かい表情で会場をあとにされました。

第1回山口市サテライトカレッジを開催しました

 令和4年10月20日(木)山口市徳地山村開発センターにて、第1回山口市サテライトカレッジを開催しました。
 今回は「転ばぬ先の転倒予防!簡単エクササイズで筋力アップ」と題して、看護学科の曽根文夫教授が、受講生10名に対して講義を行いました。

講座の様子の写真

 年齢とともに、身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経などは衰えていきます。健康を維持し、転倒による寝たきりや要介護を予防するためには、適度な運動が必要です。
 講義では、加齢に伴う身体機能の変化やロコモティブシンドローム(身体機能が低下した状態)について詳しい説明や受講者の方の身体機能のチェックが行われました。

受講生が話す写真
日常生活で感じる加齢による身体の変化について話す
バランス機能チェックの写真
開眼片足立ちの時間を計り、バランス機能のチェック

 それぞれの身体の状態がわかった後は、全員で椅子に座ったままできる簡単なストレッチや筋力トレーニングを行いました。

筋力トレーニングの写真1
筋力トレーニングの写真2
筋力トレーニングの写真3

 受講者の方からは、「全身があたたかくなり、頭もスッキリしました」「日々の運動不足を感じました。今日習ったことをこれから続けていこうと思います」との声が寄せられ、健康の意識が高まった様子で笑顔で会場をあとにされました。