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第2回防府市サテライトカレッジを開催しました
令和4年11月11日(金)、三田尻塩田記念産業公園にて、第2回防府市サテライトカレッジを開催しました。今回の講座は、一般の方を対象に「景観写真講座」と題して、国際文化学部文化創造学科の倉田研治准教授が受講生16名に対して講義を行いました。
講義では、京都の写真家 柴田明蘭氏(オンライン)とともに、カメラの持ち方や写真の基礎知識、撮影のポイントが説明されました。カメラについて学んだ後は、三田尻塩田記念産業公園とその周辺のまち歩き撮影に出掛けます。
まち歩き撮影のスタートです。
まち歩き撮影では、被写体によってカメラの向きを縦・横に変えたり、ピントを合わせるなど工夫しながら、皆さん楽しそうに撮影されていました。
まち歩き撮影が済んだ後は講評会です。講評会では、受講者の方それぞれがとっておきの写真をセレクトし、1人ずつ発表が行われます。
受講者の方の発表では、「講師からアドバイスされたことを活かして撮影しました」「写真の構図に迷ってしまい、思うように撮影できませんでした」等、撮影する時に意識したことや、感想が述べられました。
講師からは、セレクトされた写真全ての良い所や、今後のステップアップポイントが述べられました。
受講者の方からは「今までの知識を確認することができ、さらに新しいことを知ることができました」「大人になると学ぶ・体験するということが減りますが、こうした機会を作ってくれることはとてもありがたいです」との声が寄せられました。
2022.11.01
第2回山口市サテライトカレッジを開催しました
令和4年10月25日(火)山口市徳地山村開発センターにて、第2回山口市サテライトカレッジを開催しました。
今回は「認知症なんてこわくない!」と題して、社会福祉学科の横山正博教授が、受講生16名に対して講義を行いました。
認知症とは、脳の病気や障害など様々な原因により認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。
講義では、認知症の行動(徘徊、暴力・暴言)や心理症状(抑うつ、妄想)に触れた後、「認知症によるもの忘れ」と「加齢によるもの忘れ」の違いなど、具体的な内容について、受講者の方と会話を交えながら詳しく解説されました。また、認知症の方が安心・安全に生活できるために家族ができることや地域のケアシステムの紹介もありました。
受講者からは「自分の行動や考えに不安を感じていたので、参考になりました」「認知症の方の気持ちが理解できました」との声も寄せられ、多くの方がほっこりとした温かい表情で会場をあとにされました。
第1回山口市サテライトカレッジを開催しました
令和4年10月20日(木)山口市徳地山村開発センターにて、第1回山口市サテライトカレッジを開催しました。
今回は「転ばぬ先の転倒予防!簡単エクササイズで筋力アップ」と題して、看護学科の曽根文夫教授が、受講生10名に対して講義を行いました。
年齢とともに、身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経などは衰えていきます。健康を維持し、転倒による寝たきりや要介護を予防するためには、適度な運動が必要です。
講義では、加齢に伴う身体機能の変化やロコモティブシンドローム(身体機能が低下した状態)について詳しい説明や受講者の方の身体機能のチェックが行われました。
日常生活で感じる加齢による身体の変化について話す
開眼片足立ちの時間を計り、バランス機能のチェック
それぞれの身体の状態がわかった後は、全員で椅子に座ったままできる簡単なストレッチや筋力トレーニングを行いました。
受講者の方からは、「全身があたたかくなり、頭もスッキリしました」「日々の運動不足を感じました。今日習ったことをこれから続けていこうと思います」との声が寄せられ、健康の意識が高まった様子で笑顔で会場をあとにされました。
第2回岩国市サテライトカレッジを開催しました
令和4年9月24日(土)、岩国市民文化会館で第2回岩国市サテライトカレッジを開催しました。
今回は「『平家物語』「那須与一」を読む」と題して、郷土文学資料センターの稲田秀雄教授が受講者52名に対して講義を行いました。
「那須与一」は、平家物語の屋島合戦で、平家が舟に立てた扇の的に、矢を見事に命中させたことで知られています。
講義では、与一がとても遠い位置から馬に乗って矢を放った時や、扇が射落とされた時の状況が大変美しかったこと等、物語の見どころや魅力について、詳しく解説されました。
受講者の方からは、「古典というと苦手と思ったり、難しいと思っていたが、大変楽しく、興味深く解説していただき、おもしろかったです」「コロナ禍の中、外出の機会も減り、市外からの講師の話が聞けて良かった」との声が寄せられました。
会場には、「那須与一」に関連した資料の展示もあり、受講者の方は、興味深そうに資料を手に取られていました。平家物語に親しみ、さらに知識を深めることのできる1日となりました。
第1回岩国市サテライトカレッジを開催しました
令和4年9月10日(土)、岩国市民文化会館で第1回岩国市サテライトカレッジを開催しました。
今回は「『雨月物語』「菊花の約(ちぎり)」を読む」と題して、郷土文学資料センターの菱岡憲司准教授が受講者50名に対して講義を行いました。
「菊花の約」は、江戸時代中期の読本作品『雨月物語』に収録されている9篇の短篇のうち、現代でも人気の高い作品の1つです。
講義では、女優 白石加代子氏の朗読とともに、主人公の丈部左門が、病に伏せた赤穴宗右衛門と出会い、介抱したことがきっかけで、義兄弟の契りを交わしたことや、体調が回復して、左門の元を離れることになった宗右衛門が、菊の節句(9月9日)に再会の約束を果たすために、魂となって会いに来るところなど、物語の魅力について解説されました。
受講者の方は、熱心にメモを取られながら聴講され、講義終了後には、「初めて触れた物語で、大変心打たれました。先生の解説も非常にわかりやすかったです」「古文がこんなに楽しくおもしろいものだとわかり、今後も色々勉強していきたいという意欲がわきました」との声が寄せられました。
会場には、「雨月物語」に関連した資料の展示もあり、受講者の方は、興味深そうに資料を手に取られていました。古典文学に親しみ、さらに知識を深めることのできる1日となりました。