第2回山口市サテライトカレッジを開催しました

 令和4年10月25日(火)山口市徳地山村開発センターにて、第2回山口市サテライトカレッジを開催しました。
 今回は「認知症なんてこわくない!」と題して、社会福祉学科の横山正博教授が、受講生16名に対して講義を行いました。

講座の様子の写真

 認知症とは、脳の病気や障害など様々な原因により認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。
 講義では、認知症の行動(徘徊、暴力・暴言)や心理症状(抑うつ、妄想)に触れた後、「認知症によるもの忘れ」と「加齢によるもの忘れ」の違いなど、具体的な内容について、受講者の方と会話を交えながら詳しく解説されました。また、認知症の方が安心・安全に生活できるために家族ができることや地域のケアシステムの紹介もありました。
 受講者からは「自分の行動や考えに不安を感じていたので、参考になりました」「認知症の方の気持ちが理解できました」との声も寄せられ、多くの方がほっこりとした温かい表情で会場をあとにされました。