令和6年度 山口県立大学・長門市サテライトカレッジを開催しました。

令和6年6月14日(金)三隅農業者トレーニングセンターにて、長門市サテライトカレッジ第2回目を開催しました。

今回のテーマは、「呼吸と運動でこころも身体もリフレッシュ」と題して、山口県立大学 看護栄養学部 看護学科 曽根 文夫 教授が受講者32名に対し講座を行いました。

講座の内容は、

  • ①腹式呼吸と心理生理的変化
  • ②運動による心理生理的変化
  • ③ロコモ予防と運動

の3つの部分から構成され、部分ごとに軽い運動を取り入れて、理論と実践が交互に学べる楽しい講座でした。

長門市サテライトカレッジ第2回の様子1

はじめに、現在のこころの状態を把握するために、チェック表を使ったストレスチェックを行った後、腹式呼吸をしてリラックスした状態で講座が始まりました。

長門市サテライトカレッジ第2回の様子2

腹式呼吸をすることで気持ちが落ち着き、身体が軽くなったような感覚になりました。腹式呼吸には、自律神経を調整し、ストレス軽減やリラックス効果があることの説明があり、受講者のみなさん納得した様子でした。

また、こころと身体をリラックスさせる方法として、ストレッチ体操の紹介もあり、手のひらを握ったり開いたり、腕を上げたり下ろしたり、腕を頭の上で組んで背筋を曲げたりする体操をして、楽しみながらリラックスすることができました。

長門市サテライトカレッジ第2回の様子3
長門市サテライトカレッジ第2回の様子4
長門市サテライトカレッジ第2回の様子5

軽い運動をすることは、幸せホルモンと呼ばれる脳の伝達物質「セロトニン」の分泌を増やし、精神を安定させる作用があるとの説明がありました。簡単な体操をするだけでも、気持ちがすっきりし、リラックスできることがわかりました。

長門市サテライトカレッジ第2回の様子6

年齢を重ねてくると心配になるロコモ(ロコモティブシンドローム:運動器症候群)は、加齢に伴う筋力の低下や関節の病気など、運動器の機能が衰えた状態のことです。片足立ちで靴下がはけなくなったり、横断歩道を青信号のうちに渡り切れなくなるとロコモ予備軍かもしれません。

そこで、ロコモ度チェックを行い、ロコモにならないための筋力トレーニングのやり方を習い、実際に体験しました。

長門市サテライトカレッジ第2回の様子7

講義と運動の実践が交互にあり、楽しみながら知識を学ぶことができました。

受講者のアンケートでは、

  • 「簡単なストレッチで体が軽くなったように思います。生活の中に取り入れたいです。」
  • 「腹式呼吸とストレッチを今日から意識してみようと思います。」
  • 「わかりやすく丁寧に教えてもらったので、有意義な時間になった。」
  • 「とてもリラックスできました。」
  • 「実際に身体を動かす事が出来て良かった。」
  • 「実技があるのが良かった。続けられそうです。」

などの声が寄せられ、こころも身体もリフレッシュできた講座となりました。

今日からストレッチをして、筋肉を伸ばして、寿命も伸ばそう!