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2025.06.27
令和7年度 山口県立大学・長門市サテライトカレッジ1回目を開催しました。
令和7年6月6日(金) 日置交流プラザにて、長門市サテライトカレッジ 第1回目を開催しました。
今回の講座テーマは、「知っていましたか? 歯周病は万病のもとなんです!!」と題し、山口県立大学 看護栄養学部 栄養学科 白野 容子 准教授が、受講者18名に対し講義を行いました。

歯周病は単に口腔だけの病気ではなく、さまざまな全身疾患と関連していることが報告されています。歯周病菌や炎症物質が血液に載って全身をめぐり、糖尿病、心臓疾患、脳卒中、認知症、肺炎など様々な病気の引き金になったり、病気の症状を悪化させることが知られています。

講座では、山口県民の歯の状態(自分の歯が20本以上ある人の割合、残歯数、歯磨きのタイミング、歯科受診者の推移、咀嚼力など)などがデータで示され、身近に感じる話題で、受講者はメモを取りながら熱心に聴講していました。

歯周病初期には、歯肉の腫れや出血がありますが、ほとんどの場合、痛みが無いので放置しがちになり症状が進行しやすくなります。そこで、「歯周病セルフチェックシート」を使って自分の歯周病の度合いをチェックしました。


また、口腔内細菌が腸内細菌に影響を与えることや、睡眠時間と虫歯の関係など、新しい知見の紹介や、腸内環境を整える注目の成分「発酵性食物繊維」などの話しもあり充実した講座内容でした。

受講者アンケートでは、
「口腔ケアの大切さがわかりました。歯周病にならないように、歯磨きをていねいにして、歯科のメンテナンスに行きたいと思います。」
「健康な状態を維持するために、一さじの量を少なくする、あと5回噛むことを実践したいと思います。」
「口(歯)と腸の関係がよく分かった。」
「食べ方や食事に気をつけ、腸内環境を整えたい。」
などの声が寄せられました。
歯の健康を守ることは、長生きするためにもとても大切です。歯を失うと、食事の楽しみが減るだけでなく、全身の健康に悪影響を与えてしまいます。毎日の歯磨きや定期的な歯科検診で、歯も身体も元気でありたいと感じる講座でした。
2025.06.27
令和7年度 山口県立大学・宇部市サテライトカレッジ1回目を開催しました。
令和7年6月7日(土) 宇部市立図書館にて、宇部市サテライトカレッジ 第1回目を開催しました。
今回の講座テーマは、「その悩み、江戸の古典が解決します。」と題し、山口県立大学 国際文化学部 文化創造学科 菱岡 憲司 教授が、受講者40名に対し講義を行いました。


現代を生きていくなかで、さまざまな悩みを抱えることがあります。そうした悩みに対して、江戸時代の古典を紐解くことで、解決のヒントを得ることができます。昨年、菱岡教授が執筆された『その悩み、古典が解決します。』(晶文社)をもとに、古典が実践的に「役に立つ」ことの講座がありました。


講座は、悩みと回答をQ&A形式にして進行していきました。例えば、「集中力が続かない。」という悩みに対して江戸時代の国学者、本居宣長の『排蘆小船』(あしわけおぶね)より、「気は散るものです。雑念を消そうとせず、やるべきことへの意識を手放さなければよい」という内容を引用し、わかりやすく丁寧に解説されました。




その他にも、「やりたいことがたくさんあって困る。」、「アニメを親が理解してくれない。」など生活に密着した悩みを、古典からヒントを得て解決策を示されました。その引き込まれるようなお話に頷きながら聞いたり、メモをとったりしていると、あっという間に時間が経ちました。
受講者アンケートでは、
「今まで思っていた古典文学の印象が変わった。古典を読みたいと思った。」
「先生の話し方が上手で、古典の世界に引き込まれていきました。言われたことがしっかり理解できた。」
「いろいろな考え方を知ることができた。」
「今後の自分の人生に役立つと思った。」
「何がおきても前向きに生きて行こうと思った。」
などの声が寄せられました。
多くの悩みは、物事を多角的に見ることができず、視野が狭くなることで起きています。そこで、古典を読み、先人の知恵にふれ、広い視野で物事を見ることができれば、解決のヒントを得ることができます。
古典を読んで、価値観の異なる世界にふれましょう。 「古典を読むことも、歴(れっき)とした異文化交流」
2024.11.13
令和6年 山口県立大学・防府市サテライトカレッジ②を開催しました。
令和6年11月8日(金) 富海公民館にて、防府市サテライトカレッジ 第2回目を開催しました。
今回の講座テーマは、「景観写真講座」で、山口県立大学 国際文化学部 文化創造学科 倉田 研治 准教授が、受講者10名に対し講義を行いました。
講座のアドバイザーとして、プロの写真家 柴田 明蘭氏(日本写真家協会(JPS)理事)にオンライン参加いただき撮影のコツや撮影した写真の講評をしていただきました。
- 今回の講座では、
- ①写真は引き算。(メインを際立たせるため必要のないものは画の中から排除する)
- ②アングルを変えると見え方が変わる。(同じ写真でもアングルでイメージが変わる)
- ③シャッターチャンスを逃さない。
- 以上の「写真撮影3つのコツ」を学びました。
講義の後、実際に外に出て撮影する時間がありました。当日は天気が良く、海が近い会場だったので砂浜や防波堤からシャッターチャンスを狙う受講者が多くいました。
会場に戻り、撮影した写真の中から、厳選した2枚にタイトルをつけパソコンに取り込みました。
選んだ写真をスクリーンに映し、タイトルと撮影時の様子を一人ずつ発表しました。講師2名より作品の良い点、構図など工夫すればもっと良くなる点などのアドバイスがありました。
また、他の人が撮影した写真も見ることができ、自分とは違う視点や工夫が分かり刺激になったという感想もありました。
- 受講者のアンケートでは、
- 「撮影するのに先生のお話が役立った。」
- 「他の方が撮った写真を見るのが勉強になりました。先生の講評が良いと思います。」
- 「ていねいなコメントに感謝します。」
- 「講師の方の写真に対する情熱やエネルギーを感じた。」
- 「また機会があれば参加したいです。」
- などの声が寄せられました。
今では、スマホやデジカメで誰でも気軽に写真を撮ることができるようになりました。しかし、メッセージが伝わるような感動的な写真は簡単には撮れません。今回の講座は、撮り方のコツを学び、プロのカメラマンからアドバイスを受け表現力を磨く講座となりました。
2024.11.08
令和6年 山口県立大学・山口市サテライトカレッジ②を開催しました。
令和6年10月30日(水) 徳地地域交流センターにて、山口市サテライトカレッジ 第2回目を開催しました。
今回の講座は、
「失明につながる病気を早めに発見するポイント ~こんな時は受診すべき? しばらく様子を見ていいの?~ 」 というテーマで、山口県立大学 看護栄養学部 栄養学科 德田 和央 教授が、受講者11名に対し講義を行いました。
視力の低下など、年齢を重ねると目の変化を感じることが多くなります。しかし単なる老眼と考えて放置しておくと他の目の病気にかかっていることに気づかず、症状が進行してしまうことがあります。講座では、失明リスクのある「白内障」「緑内障」「加齢黄斑変性」について学びました。
目には、かゆい・痛い・見えにくい・何か黒い物が飛んで見えるなど様々な症状が現れることがあります。どのような症状が現れると失明につながる病気の可能性があるのか、どのタイミングで受診したらよいのか、しばらく様子を見てもよいのかなど、具体的な例を挙げて説明がありました。
元気に健康な生活を送るには、病気の早期発見が不可欠です。目も例外ではありません。早く異常に気づき適切な治療を受ければ、病気を治したり、進行を遅らせたりすることができます。
そこで、物が歪んで見え、視野が欠ける「加齢黄斑変性」をチェックするシートを用いて、目に異常がないか各自チェックをしました。
講座終了後には、目の悩みや、使っている目薬などについて多数の質問がありました。日頃感じていた疑問が解決でき、納得した様子がうかがえました。
- 受講者のアンケートでは、
- 「眼科を受診してみようと思いました。」
- 「正しい点眼法がわかった。」
- 「見え方の異常に早く気づくように心がけたい。」
- 「目の健康によい栄養素のことが聞けて良かった。」
- 「眼科に通院していますが、色々と勉強になりました。」
- などの声が寄せられました。
「人は情報の8割以上を視覚から得ている」と言われるように、私たちは日常生活の多くの情報を目から得ています。目が健康であれば、いつまでも美しい風景や花などを見ることができ、心豊かになります。
豊かな人生を送るためにも、目の健康を保ちましょう。
2024.10.29
令和6年 山口県立大学・山口市サテライトカレッジ①を開催しました。
令和6年10月17日(木)山口市徳地文化ホールにて、山口市サテライトカレッジ 第1回目を開催しました。
今回の講座は、「住み慣れた地域で暮らし続ける ―「おたがいさま」の見守り活動・助け合い活動―」というテーマで、山口県立大学 社会福祉学部 社会福祉学科 坂本 俊彦 教授が、受講者9名に対し講義を行いました。
現在、少子高齢化が急速に進み65歳以上の高齢世帯が増加しています。加えてコロナウイルス感染症の影響により、これまで取り組まれてきた高齢者の見守り活動に制約が生じ、高齢者が孤立する問題が生じています。講座では、住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために、住民による見守り活動の意義や具体的な活動事例の紹介がありました。
高齢者の見守り活動は、地域包括支援センターや民生委員、地域住民や民間事業者等さまざまな主体が担っていますが、対象となる高齢者が増加していることや、見守る側も高齢になってきていること、担い手不足など様々な問題を抱えています。
見守り対象者と同じ地域に住む住民が、無理のない範囲で高齢者を見守ること、近所付き合いの延長として自然な形で活動すること、自治会・町内会・老人クラブ・婦人会など地域の団体が連携して見守り活動を続けることなどの紹介があり、受講者の方はメモを取りながら聞き入っていました。
講座の後半には、グループワークもあり、これまで見守り活動で体験したことや、声かけの仕方、地区ごとでの取り組みの違いなどについて意見交換を行いました。
- 受講者のアンケートでは、
- 「声かけや見守り活動の大切さがわかった。」
- 「この地で住み続けたいと思う気持ちが強くなりました。」
- 「見守り活動を続けていくためには、個々の負担軽減が必要と感じた。」
- 「周りの方に言葉を多くかけ、顔をつき合わせることが大切と思いました。」
- などの声が寄せられました。
制度・分野ごとの「縦割り」や「支える側」「受ける側」という関係の枠を超え、住民や事業者、行政などが協力し支え合う包括的な支援体制が必要と感じた講座でした。