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2025.10.09
令和7年9月12日(金) 和木町 総合コミュニティセンターにて、令和7年度 山口県立大学・和木町サテライトカレッジを開催しました。
今回の講座テーマは、「お口の健康を保つための食生活」と題し、山口県立大学 看護栄養学部 栄養学科 寺田亜希 講師が、受講者17名に対し講義を行いました。
口の健康を保つことは、食べ物をおいしく食べるだけでなく、フレイルや要介護状態になることを防ぐことにもつながります。講座では、オーラルフレイルの予防、口の健康を保つための食生活などについて詳しい解説がありました。


フレイルとは心身の活力が低下する全般的な虚弱状態を指し、オーラルフレイルはフレイルの初期段階の一つで、噛む・飲み込む・話すといった口腔機能が衰えた状態を指します。具体的には、滑舌が悪くなる、食べこぼしが多くなる、むせる、口が乾くなどの症状で、全身のフレイルにつながる「老化のサイン」として近年注目されています。
この衰えを放置すると、食事が偏り低栄養になり、誤嚥性肺炎のリスクが高まるなど、心身の機能低下につながるフレイルの入口となるため、早期の対策が重要です。




受講者は各自、口の健康状態を知るために、チェックリストを使って自分の口の状態を確認しました。その後、咀嚼前は緑色のガムが噛むことで徐々に赤色に変化していく「咀嚼チェックガム」を使って咀嚼力の確認もしました。「きちんと噛めているのか」を目で見て、客観的に知ることができました。


さらに、オーラルフレイルを予防するための、口の体操や頬の体操、舌の体操をしました。唇や頬、口周りや舌の筋力をアップすることで、唾液がよく出るようになり、舌が滑らかに動いて食べ物を飲み込み易くなります。顔の表情もイキイキしてきます。


食生活においてオーラルフレイルを予防するには、よく噛んで食べることが重要です。よく噛んで食べれば、食べ物が細かくなり、唾液中の酵素が消化を助け栄養が吸収されやすくなります。また、喉を通過しやすく飲み込みやすくなります。
噛む回数を増やすには、繊維の多いものや噛み応えある食材を使うこと、食材を大きめに切ったり皮付きのまま使ったりすることなども学びました。
受講した保護者アンケートでは、
「咀嚼と認知症が関係あることがわかり、バランスの良い食事をとらなければいけないと感じた。」
「オーラルフレイルを予防することの重要性がわかった。」
「改めて食の大切さを痛感した。」
「お口の体操を毎日続けたいです。」
「わかりやすいお話しと図解でよく理解できました。」
などの声が寄せられました。
いつまでも元気で生活できるように、定期的に歯や口の健康状態を歯科医師に診てもらい、口腔ケアに気をつけましょう。