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2021.03.05

令和2年度PBL実践報告会を開催しました

 2月18日(木)、本学において、大学リーグやまぐち令和2年度PBL実践報告会「地域を元気に!コロナ禍での学生たちの挑戦」が開催されました。
 当日は、雪による悪天候にもかかわらず80名以上の方にご参加いただき、県内6大学の学生代表チームによる発表が会場とZoomにて行われました。
 冒頭で、加登田学長から、「コロナ禍でチームとしての活動やフィールドワークの実施について困難であったにもかかわらず、皆様のお陰をもちまして報告会を開催することができました。」と感謝の言葉が述べられました。


 本学の代表として、下松市と連携して取り組んだ「持続可能な観光まちづくりをめざして~『ショクバカンス』プロジェクト~」について、国際文化学部文化創造学科3年の3名が発表を行いました。
 発表では、観光資源が少ないとされている下松市の現状を分析し、新たな関係人口の創出を図るために、単身赴任者が遠く離れた家族をショクバに呼び寄せ、家族でゆっくりとした休日(バカンス)を過ごすプラン『ショクバカンス』などの提案を行ったことの報告がありました。
 PBL協力パートナーである下松市様からは、「行政では考えつかない学生の視点から様々な発想や提案を頂けたので、自分たちもとても意欲的にこのPBLの課題に取り組むことができました。」とのコメントをいただきました。


 会場の参加者からもPBLへの興味・関心が高まったとういう感想が多く寄せられ、本報告会は盛会のうちに終えることができました。

2021.02.25

中山間地域づくり『収穫のつどい』に大学院生・学部生が参加しました

 令和3年2月21日、令和2年度中山間地域活性交流会「中山間地域づくり『収穫のつどい』」に本学の大学院生、学部生が参加し、防府市野島の地域づくりに係る研究について報告を行いました。




 まず、大学院国際文化学研究科2年の田村奈美さんと文化創造学科4年藤本めぐみさんが、研究テーマ「野島をアートで彩る」について報告を行いました。
 島民の創造性を引き出し、交流人口を増やすことを目的として、島全体がかつてツツジで茜色に彩られていたこと、そして夕日がとても美しいことから、野島が「茜島」と呼ばれていたことに着目し、茜染めという日本最古の赤色染色を用いて野島を視覚的にブランディングしたことの成果について説明を行いました。


 続いて、看護学科4年の秋本萌衣さんと深田莉加さんが、研究テーマ「野島の防災を考える」について報告を行いました。
 島民への聴取により、島民の災害への危機意識を高める必要性が明らかになったことから、他県で発生した大災害の地形と類似した場所が野島にもあることを示し、自宅や島の各所の災害危険度、避難場所及び避難経路を確認してもらうために、ハザードマップを作成したこと、そのマップを島民同士の日常会話の中で防災意識の醸成が図れるよう、島民の集う場所に配置する準備を進めていることの説明を行いました。
 会場の参加者から、「なぜ茜を材料に取り上げたのですか?」、「ハザードマップは各戸に配布されないのですか?」といった質問が出されるなど、中山間地区における2つのテーマの着想や取組について関心が高いことがうかがえる発表となりました。

"音楽で繋がる"YPUストリートピアノ オンラインコンサートを開催しました

 YPUストリートピアノが、Yuccaに設置されました。地域交流スペースYuccaでは、地域社会と本学との交流スペースとして学生・教職員の皆さんに活動の場を提供しています。
 今回YPUストリートピアノの誕生を記念して、2月15日(月)に「歌でみんなに笑顔を届けよう」「前を向いて進もう」「今こそ音楽で繋がろう」をテーマに、 コーラスサークルSOGのメンバーと地域共生センターがオンラインコンサートを企画・開催しました。


 まず、ピアノ伴奏に合わせて「忘れないで」という曲から、コンサートがスタートしました。



 この曲には、これまでの出来事や見てきた景色、そして出会った人や一緒に過ごした日々は、心の奥にいつまでも広がっているよとの想いが込められており、参加者も心打たれている様子でした。


 サークル活動の紹介の後、2曲目は「創聖のアクエリオン」です。アップテンポで力強く、聴く人を元気づけるような曲でした。


 今回は、感染対策からSOGにとって初のオンラインコンサートとなりましたが、素敵なコーラスの歌声とピアノの音色で心温まるひとときとなりました。

食育戦隊ゴハンジャー フケンコーから取り戻せ!深川児童クラブに隠された王様のごはん-ゴハンジャーと食べ物クイズに挑戦だ-

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 2月10日(水)に、深川児童クラブと山口県立大学をZoomで接続し、児童とリアルタイムで活動する機会を設けました。そして、ゴハンジャーを中心とした本チームメンバーが、児童に楽しみながら食べ物についての知識を身に付けるきっかけをつくることを目的とした活動「フケンコーから取り戻せ!王様のごはん-ゴハンジャーと食べ物クイズに挑戦だ-」を行いました。

劇 前半

 ゴハンジャーが劇を行うことで、内容にストーリー性を持たせました。劇の内容は、ゴハンジャーが暮らしている「ごはんの国」で王様の昼食がフケンコーに盗まれるところから始まり、フケンコーは児童のいる人間の世界へ行き、昼食を深川児童クラブのどこかに隠しました。隠し場所を教えてもらうため、児童とゴハンジャーで協力してクイズに挑戦しました。

だんめん当てクイズ


 様々な角度から切られた食べ物の断面を見て、何の食べ物かを当ててもらいました。

いつの食べ物ゲーム


 様々な食べ物の中から指定された時期が旬の食べ物を当ててもらいました。

劇 後半


 クイズに答えて昼食を発見した児童は、魔法のポストを使って昼食をごはんの国へ届けることができました。

 Zoomを用いた遠隔でのプログラムでしたが、子供たちはとても興味をもってクイズに挑戦していました。今回のプログラムが、食に興味・関心を持つきっかけになることが期待されます。

食育戦隊ゴハンジャー フケンコーから取り戻せ!野田学園幼稚園に隠された王様のごはん-ゴハンジャーと食べ物クイズに挑戦だ-

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。


 2月9日(火)に、野田学園幼稚園と山口県立大学をZoomで接続し、幼稚園の先生のサポートのもと、園児とリアルタイムで活動する機会を設けました。そして、ゴハンジャーを中心とした本チームメンバーが、園児に楽しみながら食べ物についての知識を身に付けるきっかけをつくることを目的とした活動「フケンコーから取り戻せ!王様のごはん-ゴハンジャーと食べ物クイズに挑戦だ-」を行いました。

劇 前半

 ゴハンジャーが劇を行うことで、内容にストーリー性を持たせました。劇の内容は、ゴハンジャーが暮らしている「ごはんの国」で王様の昼食がフケンコーに盗まれるところから始まり、フケンコーは園児のいる人間の世界へ行き、昼食を野田学園幼稚園のどこかに隠した、というものになります。隠し場所を教えてもらうため、園児とゴハンジャーで協力してクイズに挑戦しました。

だんめん当てクイズ

 様々な角度から切られた食べ物の断面を見て、参加者は何の食べ物かを当てました。

いつの食べ物ゲーム

 指定された時期が旬の食べ物を様々な食べ物の中から当てるゲームです。

劇 後半



 クイズに答えて昼食を発見した園児は、ご飯を正しく配膳した後に、魔法のポストを使ってごはんの国へ届けました。

 Zoomを用いた遠隔でのプログラムでしたが、子供たちはとても興味をもってクイズに挑戦しました。今回のプログラムが、食に興味・関心を持つきっかけとなることが期待されます。