地域貢献

ママかんふりーカフェを開催しました



 5月17日(火)、障害児教育研究室主催で「ママかんふりーカフェ」をオンラインで開催しました。
 障害のある子どもを育てる母親5名、父親1名(計6名)の方に参加いただきました。参加者からは、就学先に関する悩みやきょうだいの子育てについての思い、子育てを通して考えていることなどが出され、参加者同士で共有したり、先輩のお母さまからの意見を聴いたりしました。



 運営した学生からは、「将来、特別支援学校の教員になった時、家族の話にきちんと耳を傾ける ことのできる教員になりたいと思った」「私には障害のある弟がいるのですが、お母さんの思いを 聴きながら、私の立場で支援できることを考えたいと思った」等の感想がありました。

2022.03.25

本学教員による令和3年度「みね健幸百寿プロジェクト」事業報告会

 2月28日(月)美祢市民会館にて、「令和3年度みね健幸百寿プロジェクト」事業報告会が開催され、本学の教員3名(理事長 前川剛志、看護学科 教授 曽根文夫、社会福祉学科准教授 角田憲治)が事業報告を行いました。
 美祢市では、令和3年度から地方創生推進交付金事業として「みね健幸百寿プロジェクト」が始まりました。このプロジェクトでは美祢市民の健康寿命を延伸するために、市民一人ひとりの行動変容を促す具体的な仕組みの構築を目的としています。
 本学は令和2年8月27日に美祢市と包括的連携協定を締結しています。令和3年度よりこのプロジェクトを受託研究として進めるために、本学では令和3年6月に「生活・健康・福祉をDXで考える研究会」が発足しました。この研究会では個人情報保護法のもとに、美祢市民の保健・医療・介護に関連するビッグデータの収集と分析を通じて、みね健幸百寿プロジェクトを支援するための検討を行います。
 令和3年度の取り組みでは、小中学生に対する「がん教育」の実施(6校)、健康に関する最新のアンケート調査内容(食事、身体活動、睡眠などに関する87の質問、15分程度で回答可能)について報告しました。報告を聞かれた市長、市職員、市議会議員の皆様方はプロジェクトについて理解を深められるとともに、ご自身の健康について考える良い機会にもなったようでした。





2022.03.23

本学の副専攻「環境システム」の受講生が、企業のエシカルな取り組みを取材し、パンフレットを作成しました!

 本学の副専攻「環境システム」の「環境実践専門実習」の受講生が、企業のエシカルな取り組みを取材し、学生の目線で記事を書いた、「学生レポ」が完成しました。
 これは、山口市が実施する国の気候危機対策「COOL CHOICE」の普及啓発活動の一環で作成され、コロナ禍で企業の現場を取材できる時間が限られるなかで、学生たちが主体的に取材を進めました。
 このパンフレットは、市民のみなさまが企業の「COOL CHOICE」の取り組みやその経営者の想いを知り、脱炭素社会に向けた動きが身近なところから始まっていること、一般市民のみなさまにもできることがたくさんあるということを知っていただきたいという熱い思いが込められたパンフレットになっています。
 パンフレットは、今後山口市内の地域交流センター等や、環境関連のイベントの際に配布を予定されているとのことで、山口市のHP等への掲載も現在準備が進められているようです。



2022.03.08

令和3年度 PBL実践報告会を開催しました

 2月21日(月)、本学において、大学リーグやまぐち令和3年度PBL実践報告会「学生たちが『見つける×つなぐ』地域の魅力」が開催されました。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、Zoomでの開催となりましたが、100人を超える方にご参加いただき、県内7大学の学生代表チームによる発表が行われました。
 本学の代表として、株式会社 田村ビルズ様と連携して取り組んだ「デザインからはじまるコミュニケーション-住宅販売のきっかけとなるデザイン-」について、国際文化学部 文化創造学科 プロダクトデザイン研究室3年の6名が発表を行いました。
 発表では、中古物件を見に来るお客様とのコミュニケーションのきっかけになる物があれば販売促進につながるのでは?という観点から、学生たちの専門性を活かし、山口県の地域資源を用いた「会話の生まれるプロダクト」を提案・制作したことについて、それぞれ紹介を行いました。



ふぐの絵入り山口県産アカマツが素材の「壁掛け身長計」(右)、家族構成に合わせたオリジナルシールの貼れる「世界に一つだけの時計」(中央)、徳地和紙を利用した夏みかんがモチーフの照明(左)


将来ペットを飼いたい方向け、ペット用のベッドやおもちゃ(中央)、山口の名産品や建造物をモチーフにした、家族で楽しむおもちゃ(左)

 発表後の講評では、「PBLを通じてもっとたくさんの方に地元を知ってもらい、地元を好きになるきっかけになれば良いと思う」「地域資源を活用していること、大内人形や徳地和紙などの伝統工芸を取り入れた制作は、郷土愛にも繋がるプロジェクトである」とのコメントがありました。
参加者からも、地元の学生の取組みがよくわかり、PBLへの興味・関心が高まったとういう感想が寄せられ、本報告会は盛会のうちに終えることができました。

第2回防府市サテライトカレッジを開催しました

 令和3年11月5日(金)、英雲荘にて、第2回防府市サテライトカレッジを開催しました。今回の講座は一般の方を対象に「景観写真講座」と題して、国際文化学部 文化創造学科の倉田研治准教授が受講生11名に対して講義を行いました



 講座では、カメラの機能や上達のコツ、撮り方のポイントについて、講師から説明を受けた後、各自で英雲荘周辺の景観撮影に出掛けます。



 景観撮影では、撮り方のコツをさっそく実践されている方もおられました。



 撮影後は英雲荘に戻り、写真のセレクトです。



 講評会では、京都の写真家 柴田 明蘭氏によるオンライン講評が行われ、受講生全員の写真について、良い所やワンポイントアドバイスを述べられました。
 受講生からは、「一眼レフカメラに慣れていない人にもポイントを絞ってわかりやすくコツを教えていただけた」「講師の方の丁寧な説明がありがたかった」との声が寄せられました。