ブログ

2018.07.04

大学院健康福祉学研究科博士前期課程中間報告会を行いました

 健康福祉学研究科では社会人の院生が大半を占め、健康・福祉に関する様々な研究が行われています。また、海外からの留学生も受け入れており、国際比較に類する研究にも取り組んでいます。
 6月23日(土)に、平成30年度山口県立大学大学院健康福祉学研究科博士前期課程中間報告会を北キャンパスB303教室において開催しました。
 今年度は11名の健康福祉学研究科博士前期課程院生が特別研究の進捗状況を報告し、大学院の教員や院生による活発な意見交換が行われました。今後、院生は、研究を深化し修了を目指します。

2018.07.03

2018年度 グローバル学生交流 大内塗箸作り体験

 グローバル学生交流は、山口県立大学が学術交流協定を締結している中国・曲阜師範大学、韓国・慶南大学校から学生を招へいし、学内外の交流を図りながら学生の、さらには地域の国際化に向けて実施している事業です。
 6月23日(土)から7月14日(土)までの22日間、日本語や日本文化を学びながら本学や県内各地での交流活動を行います。

大内塗箸作り体験

 平成30年6月29日(金)
 山口ふるさと伝承総合センターを訪問し、大内塗の箸作りを体験しました。漆の塗り方や金箔の飾り付けの方法について説明を受けた後、さっそく筆に漆を取って慎重に塗っていきました。金箔をはり、金粉を散らして箸が出来上がると、皆嬉しそうに写真に収めていました。

先生の説明を聞く真剣な表情

漆を丁寧に塗っていきます

それぞれ自分好みの模様に仕上げます

箸が完成し、先生と記念撮影

「くず葉茶」原料のくず葉を採取しました

 6月25日(月)、宮野下にある木梨邸付近にて、本学学生が地域の方と協力してくず葉の採取作業を行いました。
 くず葉は、つる性の多年草で、公園のフェンスなどに絡まったりする"やっかいもの"の野草です。このくず葉を「くず葉茶」として有効活用しようと、地域の方3名と本学学生8名が汗を流しました。
 くず葉茶には鉄分は豚レバーの約2倍、カルシウムは牛乳の約20倍も含まれており、美容健康茶としての効能があります。7月14日(土)開催の「着物喫茶」にて提供予定ですので、お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
 「着物喫茶」詳細はこちら

2018.06.26

レノファ山口FC U-18選手の栄養調査・指導を行いました

 公立大学法人山口県立大学とレノファ山口FCは、相互の連携協力に関する協定を締結し、その一環として、本学の看護栄養学部の教員がレノファ山口FC U-18選手への栄養サポートに取り組んでいます。

 平成30年6月17日(日)、選手の栄養摂取や健康状態に関する調査・測定を行いました。この調査は平成28年から始まり今年で3年目となります。
 食事に関するアンケートを記入してもらいながら、一人ずつ体組成検査と採血を行い、今後の栄養指導に活用するためのデータを収集しました。

 調査の後には、栄養学科の学生による栄養指導を行いました。テーマは「しっかり食べて 負けない体づくり!」です。

 今回は、成長期に欠かせない栄養素でありながら汗を多くかくスポーツ選手は不足しがちな「カルシウム」や、試合後のエネルギー回復に関係するGI値などについて、具体的な食品や効率的な摂取方法を解説しました。

 その後、栄養指導で話題にあがった栄養素等を含むモデル献立を選手たちに食べてもらいました。

 エネルギーとカルシウムを多く含みながら、バランスにも配慮したメニューは選手たちに好評で、用意していたお代わりもあっという間に無くなってしまいました。

 レノファ山口FCと本学では、U-18選手寮の食事メニューのチェック等も行いながら、連携して栄養調査や指導を行うことで、選手たちの強い身体づくりを目指した取組みを続けていきます。

2018.06.14

留学生を対象とした110番通報訓練を行いました

 山口県警察本部から、日本語が話せない外国人からの110番通報に迅速に対応することを目的とする訓練への協力依頼を受け、南キャンパスの正門付近において、留学生を対象とした110番通報訓練を行いました。
 留学生が自転車で帰宅途中にひったくりに遭遇し、母国語(中国語・英語・韓国語)で110番通報するという想定でした。犯人役の警察官が背後から走ってきて、自転車のカゴから留学生のバックを奪い車で逃げるというもので、留学生が110番通報すると、通信指令室が通訳人に接続し、3者通話により事件の状況や犯人の特徴などを聴取していました。
 留学生は落ち着いて車の色や犯人の服装などを答え、通報を無事に終えると見学していた他の参加者から拍手があがりました。