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2018.11.06

レノファ山口FCのオレンジドリームパークに本学学生が協力しました

 公立大学法人山口県立大学とレノファ山口FCは、相互の連携協力に関する協定を締結しています。
 その一環として、レノファ山口がホームゲームで開催している「オレンジドリームパーク」に本学の学生サークルが参加しました。
 「オレンジドリームパーク」は、「山口県で暮らすことの誇りを感じ、人と人がつながる空間。多世代が集い、賑わい、笑顔溢れる空間」をコンセプトとしており、今年はこの趣旨に賛同した4つのサークルが計5回にわたってホームゲーム会場で活動を行いました。

 4月28日、合気道部の部員10名が試合会場に畳18枚を持ち込み、演武披露&体験会を行いました。
 演武披露では数々の技の実演のほか、寸劇仕立てで護身術を披露するシーンもあり、集まったサポーターたちから感嘆の声が上がっていました。
 体験会ではユニフォームを着たサポーターが参加して、部員が豪快に投げられるといった一面もありました。

 7月1日は、ダンス部colorfulの11名がダンス披露&体験会を行いました。
 ストリートダンスさながらに会場の一角で音楽を流してダンスを始めると、近くにいたサポーターたちが足を止めて部員のダンスに魅了されていました。
 最後には体験会として、比較的簡単なダンスをサポーターや子どもたちと一緒に踊り、楽しい時間を過ごしました。


 9月9日は、よさこい部奄美連合萩組による、よさこい披露&体験会です。
 華やかな衣装に身を包んだ部員13名が息の合った演舞を披露しました。
 会場に段々と熱が帯びてくると、観客の子どもたちが自然と前に出てきて踊りだしたりして、一体感に包まれるシーンも見られました。


 9月1日と10月13日には、山口BBS会がブースを出展しました。
 子どもたちにレノファを応援する「ゲートフラッグ(支柱が2本ある門型の旗)」を作ってもらう企画です。
 新聞紙を丸めて支柱にしたり、レノファカラーであるオレンジの色画用紙に応援メッセージを書き込んだりして、選手たちへの熱い思いが十分に込められたフラッグがどんどん作られていきました。






 選手が乗ったバスが試合会場に到着した時や試合中に、選手に向かってフラッグを掲げる子どもたちの姿があちこちで見られました。

 この活動に参加したサークルの中には初めて試合会場に訪れた学生も多く、レノファを中心とした地域の盛り上がりを直接感じるとともに、その盛り上がりに一役買う充実感を得ることもできる機会となりました。

2018.11.06

桜の森アカデミー認定証書授与式を行いました

 「桜の森アカデミー」は、一般県民と学生が一緒に学びながら地域活動に貢献できる人材を育成することを目的とした共生教育の場です。

 平成30年10月30日(火)に平成30年度桜の森アカデミー認定証書授与式を挙行しました。

 「子育て支援リーダーコース」及び「認知症ケアリーダーコース」の所定の履修を終えた受講生一人ひとりに対して、加登田惠子学長が「リーダー認定証書」を授与しました。また、「子育て支援リーダーコース」にて指定の講座を修了した受講生には「子育て支援員研修修了証書」を授与しました。
 今年度は「子育て支援リーダーコース」2名、「認知症ケアリーダーコース」16名の計18名がリーダーを取得し、子育て支援員研修は10名が修了しました。

 次に、子育て支援リーダー代表と認知症ケアリーダー代表、2名による謝辞がありました。
 「様々な年代の方とともに学ぶことができて良かった」「講座の内容に満足している」そして、両名ともに学んだことを活かしていきたいと語りました。

 その後、祝辞では、加登田惠子学長から「今回の講座で学んだことを活かし、地域のリーダーとして活躍してほしい」と、これまでの頑張りに対する労いとこれからの活動への期待の言葉が送られ、田中マキ子副学長は講座を振り返るとともに「また学びに来てほしい」と話しました。


 これからの修了生の活躍が期待されます。

栄養学科「山口‐ナバラコラボ広場(ゆめ花博スペインデーでのワークショップ)」を開催しました

 山口きらら博記念公園にて2018年9月14日~11月4日の期間、開催されているの『山口ゆめ花博』で栄養学科がワークショップを開きました。内容はスペイン国花であるカーネーション作りと、山口とサビエルに関する手作り紙芝居の読み聞かせです。また、アーモンドミルクを使ったスペイン料理を掲載したレシピ集の配布も行いました。カーネーション作りには子供から大人まで約300人の方に参加していただき、ワークショップのテント内はとても賑やかな様子でした。
 紙芝居の読み聞かせでは、のべ約50名の子供たちが、サビエルと大内義隆の関わりや、スペイン国ナバラ州と山口市との関わりを熱心に聞いていました。この紙芝居を作る過程で、これまで知らなかった史実を学び、知見を広めることができたようです。
 たくさんの人とお話をしたり、子供の達の前で紙芝居を読んだりと、貴重な体験をすることができ、メンバーにとって有意義な時間となりました。

2018.10.15

桜の森アカデミー認知症ケアリーダーコースで「認知症とポジショニング」を行いました

 「桜の森アカデミー」は、一般県民と学生が一緒に学びながら地域活動に貢献できる人材を育成することを目的とした共生教育の場です。

 認知症ケアリーダーコースでは、高まる介護ニーズを踏まえて、認知症ケアを支える人材を育成します。
詳しくはこちら

 このコースの単元「Ⅴ ケアとサポート」では、認知症の方のケアとサポートを様々な方法で学びます。9月20日(木)、本学の田中マキ子副学長を講師として「認知症とポジショニング」を行いました。

 ポジショニングとは、要介護者の床ずれや筋肉の強張りを防いだり、呼吸や飲み込みを楽にするため、快適で活動しやすい姿勢を整えることです。これにより、要介護者が安心感・安楽感を得られると、ストレスによる異常行動が減少し、介護する側・される側双方の幸せにつながります。

 今回は受講生が患者役と介護者役を交互に行いながら、主に寝る姿勢のポジショニングの演習を行いました。

 認知症患者が安眠できるように寝る姿勢を整えることは、時間や場所などが分からなくなる見当識障害の悪化等、認知症の進行予防にも有効です。
 「頭部を上げて首をやや前屈させる」「お尻に高い圧がかからないように上半身を水平から30度以上起こさない」「体が下方にずれないように足の支えを置く」といったことを基本に患者役の受講生の体位を確認しながら、ずれやすい場所やサポートの仕方を学びました。ベッドに横たわる姿勢や体のねじれを整え、身体がベッドに接する面積を大きくとると圧が分散されて摩擦やずれが減少し、体へのストレスが軽くなります。


 また認知症患者は触られることや強制されることを好まないので、体位変換の際は、マットレスの下からクッションを差し込むなど、直接体に触れず姿勢を調整する間接法が効果的です。
 様々なサポート方法の中でも、多くの受講生が驚いたのは介助グローブです。表地はすべり易く、裏地はすべりにくい加工をしてあるため、体の下に簡単に手を差し込み滑らせることができ、楽にずれを解消することが可能です。「姿勢を整えてもらって体がとても楽になった」「もっと早く知っていれば家族に使えたのに」との感想が聞かれました。


 認知症患者一人ひとりの行動をできるだけ拘束せずに、自由な動きがとれるように配慮することは、人格を尊重したケアをするという点でも大切であり、認知症激化の予防にもなります。
 受講生は姿勢だけでなく、心のサポートも学ぶことが出来ました。

「明治150年若者国際シンポジウム」に本学学生が参加しました

 10月7日(日)、明治改元から150年の節目を記念し、先人たちの偉業を振り返り、その「志」や「行動力」を今に活かし、未来につなげ、さらに、これからの地方、日本、世界をリードする「志」を持った人材を育むため、現代のリーダーたち(薩長土肥の県知事:三反園鹿児島県知事・村岡山口県知事・尾崎高知県知事・山口佐賀県知事、桜井旭酒造㈱代表取締役社長)が、次世代を担う若者へ熱いメッセージとエールを送る「明治150年記念若者国際シンポジウム」が、山口ゆめ花博会場内で開催され、本学学生が多数参加しました。

 第1部のパネルディスカッションでは、本学社会福祉学部の学生が、「大学卒業後、山口県職員として、様々な福祉ニーズや課題を抱える人々を、福祉を通して支え、地域の多様な問題解決に取り組み、山口県民誰もが孤立しない社会づくりに貢献したい」と「志」を発表しました。これに対して三反園鹿児島県知事からは、「現場に行ってよく話を聞くことが大事」などと助言をいただきました。

パネルディスカッションの様子

「志」を発表する本学学生

インタビューを受ける学生

 第2部では、地方から全国・世界へ挑戦する若者を育成するため、「志」の重要性や行動力、チャレンジ精神を学び、望むべき社会について考え、その実現に向けた自分の夢や行動を検討・宣言する「やまぐち未来維新塾」において検討してきた、望むべき社会を実現するためのプランを発表するとともに、各地の若者と意見交換を行いました。本学からは、社会福祉学部の学生4人が登壇し、「人と人をつなげる」をテーマに福祉のイメージを変え、山口県を世界一、幸せな県にする取り組みを発表しました。

プランを発表する本学学生

意見交換の様子