ブログ

2019.06.10

山口市立宮野小学校の3年生が大学見学に来ました

 山口市立宮野小学校から、3年生25名の児童が大学見学に来ました。
 この見学は、大学と地域のつながりや地域内での学生活動等について知ることにより、児童に大学をより身近なものとしてとらえてもらうことを目的としています。
 最初の質問コーナーでは、大学についての質問に職員が1つずつ答えていきました。「大学ではどんなことを勉強するの?」といった質問から、「どうして県立大学は宮野にあるの?」という難しい質問もあり、児童たちも興味をもってくれていました。
 質問コーナーのあとは、いよいよお待ちかねの新キャンパス中の探検が行われました。現在工事中の新キャンパス(3号館)の様子や、大学の授業の様子も見ることができました。また、この日は雨が降っていましたが、探検中に雨が上がったので、テラスに出て宮野の景色を見ることができました。
 宮野小学校の皆さん、ありがとうございました。皆さんが大きくなって、また山口県立大学に来てくれるのを楽しみにしています。


本学が「あいサポート企業・団体」認定を受けました

 山口県では、障害の内容・特性や、障害のある方が困っていること、障害のある方への必要な配慮などを理解し、障害のある方への配慮やちょっとした手助けを行うことを目的とした「あいサポート運動」の推進が行われています。

 本学では昨年、社会福祉学部の「学生ぷちボランティアセンター」に所属する学生が「あいサポーター」養成のための研修会を企画・実施したことがきっかけとなり、本運動の趣旨を理解し実践する団体として、本年1月に山口県立大学があいサポート団体の認定を受けました。
 5月12日(日)には、維新みらいふスタジアムにて「あいサポート企業・団体」認定証授与式が開催され、代表学生が授与式に出席し、認定企業・団体を代表して決意表明を行いました。


認定証授与式にて村岡山口県知事と記念撮影


学長に報告を行う代表学生

サテライトカレッジ「古代・中世の山口」を開催しました

 令和元年5月18日(土)宇部市学びの森くすのきでサテライトカレッジを開催しました。今回は、「山口県の歴史と文化」をテーマに2回行う講義の第1回目で「古代・中世の山口」と題して本学文化創造学科の渡邉滋准教授が受講者33名に対して講義を行いました。

 この講座では、前近代における「厚狭郡」(現在の宇部市、山陽小野田市、下関市の東端にあたる地域)を対象として旧石器時代から鎌倉・南北朝時代までについて、史料や文献から読み取れることを時代ごとに項目を挙げて解説がありました。
 例えば、現在の宇部市にて、貨幣制度が成立する以前の弥生土器の中から世界的にも類を見ないほど大量の古代中国の銅銭が発掘されたことや、古代(古墳~平安時代ごろ)の史料に厚狭から税の一部が銅で納められていたとの記述があることなどを示し、この地域に古くから金属の精錬加工に関する技術拠点があり、古銭は青銅器鋳造の材料として集められた可能性が高いといった話がありました。これは当時の日本においてかなり高度なレベルの技術だったとのことです。
 他にも、「厚狭」という地名についての説明や信仰、政治および地理など講義の内容は多岐にわたりました。
 最後に厚狭郡の有力者であった厚東氏と山口を拠点としていた多々良氏との政治的立場の違い、勢力の変遷と厚東氏の滅亡までの解説で講座はしめくくられました。

 受講生からは「地名の話など、いままで知らなかったことを知ることができて面白かった」「古代から中世までの歴史を総括的に学べた。いままでこういった一般向けの講義はあまりなかった」といった感想が聞かれました。
 講義中に紹介されたこともあり、終了後、多くの受講生が会場施設内にある博物館で出土品の展示を改めて関心深げに見入っていました。

「学内インターンシップフェア」を開催しました

 5月16日(木)6限目に、全学教育科目である「インターンシップ」の時間を利用して「学内インターンシップフェア」を開催しました。山口県内の企業のインターンシップ情報誌を発行している株式会社Kirara Marketing(きららマーケティング)と連携して行ったイベントで、山口県内の企業17社が参加しました。学生も、「インターンシップ」を受講している2・3年生を中心に、90名あまりが参加しました。
 前半の時間は、全体会で各企業について簡単な紹介が行われました。学生たちは各企業のPRポイントに耳を傾けていました。
 後半は企業ごとのブースに分かれて、学生が興味を持った企業について、インターンシップの内容などについて詳しい説明を受けました。


 企業の方から直接お話が聞ける貴重な機会となり、学生たちは夏のインターンシップに向けて、企業について考える良い機会となったようです。

食べもののひみつ大発見!ゴハンジャーとわくわくスタンプラリー☆

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 5月19日(日)に、山口県児童センターに遊びに来た幼児~小学2年生までを対象とした食育活動「食べもののひみつ大発見!ゴハンジャーとわくわくスタンプラリー☆」を企画し、4つの食べ物クイズを行いました。

受付

 受付で1つ1つのクイズごとにスタンプを押してもらえるスタンプラリーカードを渡しました。

触って当てようクイズ

 中身が見えないように工夫した「はてなボックス」を使って食べ物に触ってもらい、何が入っているのかを当ててもらいました。

断面当てクイズ

 普段見ない角度から切った食べ物の写真を見て、何の食べ物か当ててもらいました。

 

いつの食べもの?ゲーム

 自分が好きな食べ物のカードを選んで釣り竿で釣り、その食べ物の旬の季節を答えてもらいました。

においで当てようクイズ

 すりおろしたり刻んだり潰したりした食べ物のにおいを嗅いで、何の食べ物かを答えてもらいました。

ゴール

 受付でもらったスタンプラリーカードのスタンプが集まったら最後のゴールに行き、「たべものマスター」に認定しました。子供たちが嬉しそうに「たべものマスター」の認定証を持って帰る姿をみて微笑ましくなり、食べ物への興味・関心をもってもらうきっかけになれば嬉しいと思いました。これからも"地域の子供たちに愛されるゴハンジャー"を目指して、様々な企画を考えていきたいです。