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桜の森アカデミー子育て支援リーダーコースで「子どもの発達理解と児童期(6歳~12歳)の生活と発達」を行いました

 「桜の森アカデミー」は、一般県民と学生が一緒に学びながら地域活動に貢献できる人材を育成することを目的とした共生教育の場です。

 子育て支援リーダーコースでは、子育て支援者としてのスキルを修得し「育ち合い(愛)」のための知識と技術を有する人材を育成します。
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 単元「Ⅲ子育て支援活動」の講座「子どもの発達理解と児童期(6歳~12歳)の生活と発達」では、本学社会福祉学部の永瀬開講師が、子どもと適切に関わり支援を行えるよう、子どもの発達を理解する方法や年齢に応じた発達の傾向等について講義を行いました。


 まず、子どもの発達を理解する目的として、支援の必要性の判断や定期的に発達の確認することで支援者が正しい関わりができているのかを確認することなどが挙げられました。知的能力や運動能力といった個人の特性や学校や家庭での人間関係といった環境面での評価など、できるだけ多くの側面から子どもの発達を知ることが望ましいと説明がありました。

 発達理解の一例として代表的な児童用知能検査であるWISC-Ⅳ(ウィスク・フォー)の紹介があり、また成人版であるWAIS-Ⅳ(ウェイス・フォー)にも触れました。
 児童版の出題例「リンゴとバナナの似ているところは?」には受講生もあまり迷う様子はありませんでしたが、成人版の「『最初』と『最後』の似ているところは?」との問いには即座に答えが浮かばず、考えさせる問題に戸惑う場面もありました。


 子どもの発達の傾向について、年齢ごとに具体例を挙げながら解説がありました。
 例えば、小学3、4年生は認知的な発達が急激に進み、学力の個人差が拡大しやすく、また他者との比較や第3者の思考を想像できるようになることで人間関係が複雑化するため、生活における困難さを抱えやすい時期とのことでした。講師は、子どもが自分で自分を支える力を持てるよう、小学1、2年生のうちに子どもの「できた!」の感覚を大切にする接し方をすることが、困難を乗り越える助けになり得ると話をしました。

 子どもを理解し、様々な側面から支援していくことについて、講師の分かりやすい具体例や体験談、また問いかけによって、受講生は積極的な雰囲気で学ぶことができました。

食育戦隊ゴハンジャー げんきなからだ!あか!き!みどり!~まほうのことばでフケンコーをやっつけろ☆~

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 9月9日(月)に、東牟礼幼稚園・東牟礼保育園の園児(年長)を対象とした食育活動「げんきなからだ!あか!き!みどり!~まほうのことばでフケンコーをやっつけろ☆~」を企画し、三色食品群についての劇、3つの食べ物クイズを行いました。

劇 前半



 「げんきなからだ!あか!き!みどり!」を魔法の言葉として、子供たちに三色食品群についての劇を行いました。大きく元気な声で魔法の言葉を口にする子供たちの姿がとても印象的でした。

触って当てようクイズ



 中身が見えないように工夫した「はてなボックス」を使って食べ物に触ってもらい、何が入っているのかを当ててもらいました。

断面当てクイズ



 普段見ない角度から切った食べ物の写真を見て、何の食べ物か当ててもらいました。 また、食べ物の模型を使って、写真の断面になるための切り方を実際に包丁レプリカを使って考えてもらいました。

においで当てようクイズ



 すりおろしたり刻んだり潰したりした食べ物のにおいを嗅いで、何の食べ物かを答えてもらいました。また、すり潰す前後で食べ物のにおいは大きく異なることも体験してもらいました。



 ゲームをクリアするごとにもらえる" パワーボール"を集め、"パワーボックス"をいっぱいにしてもらうことで、子供たちとゴハンジャーが力を合わせてフケンコーを倒すことができました。



 実際に、「赤・黄・緑全部食べる!」といった声も聞かれ、今回のプログラムが、三色揃ったバランスの良い食事を心がけるきっかけになれば嬉しいです。

食育戦隊ゴハンジャー 「第66回日本栄養改善学会学術総会」での活動発表

 栄養学科の課外活動の一つ「食育戦隊ゴハンジャー」は、地域の子どもたちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 9月6日(金)に、富山県民会館(富山県)で開催された「第66回日本栄養改善学会学術総会」にゴハンジャーが参加し、「触覚を用いて楽しみながら食材について学べる教材「はてなボックス」の実施と評価」をテーマにポスター発表を行いました。

食育戦隊ゴハンジャー コープやまぐち キッズもぐもぐチャレンジ 「たこたこはっけんたい さがせ!たこすけのひみつ☆」

 栄養学科の課外活動の一つ「食育戦隊ゴハンジャー」は、地域の子どもたちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 8月26日(月)に、コープここと いずみ店で、コープやまぐち キッズもぐもぐチャレンジ 「たこたこはっけんたい さがせ!たこすけのひみつ☆」を開催しました。

 まず、ゴハンジャーとたこすけが登場し、「自己紹介」と「フラフープくぐり」というゲームを行い、子供たちの緊張をほぐしました。

 次に、「たこ」の流通についてたこすけとゴハンジャーが説明し、水産バイヤー(コープやまぐち)の方に、塩もみや茹でる工程など、実際にたこが食べられるようになるまでの過程を見せていただきました。茹で上がったたこを使い、たこ飯を作りました。


 その後、スーパーマーケットで、働いている人の仕事内容等を教えていただきながら、お昼ご飯の買い物をしました。

 買い物で買った食材を用いて具沢山お味噌汁の調理や、みかんゼリーのトッピングを行いました。

 たこ飯が炊けていることを確認した後、みんなで作ったご飯を美味しく食べました。

 昼食後は1日のふりかえりを行いました。

 今回の活動を通して、参加した子供たちが、食事をするまでには沢山の人が関わっていることや、食材の命を頂いていることを知り、食に興味・関心を示すきっかけとなることが期待できます。

食育戦隊ゴハンジャー 栄養学科オープンキャンパス

 栄養学科の課外活動の一つ「食育戦隊ゴハンジャー」は、地域の子どもたちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 7月13日(土)、8月25日(日)に開催された山口県立大学のオープンキャンパスにて、高校生へ本チームの活動紹介を行いました。


 

 2回のオープンキャンパスを通して、多くの高校生にゴハンジャーの活動について知ってもらうことができたようです。普段の活動でも使用しているオリジナルの媒体を用いて、実際に子供たちに行っている食育活動を体験してもらうことで、より活動内容に興味を持ってもらえるような工夫がなされました。体験した高校生からは、「私たちでも楽しい!一から考えて、手作りなんてすごい!」等の声もあり、食育活動の魅力を伝えられたようです。