社会福祉学科

2023.11.02

第22回社会福祉セミナーを開催しました

2023年10月21日(土)、第22回社会福祉セミナーを開催しました。

本セミナーでは、社会福祉学部の横山順一准教授が「近年の子ども・家庭福祉の動向から~新しい制度・施策・資格制度~」をテーマに基調講演を行いました。

「近年の子ども・家庭福祉の動向から~新しい制度・施策・資格制度~」をテーマに基調講演を行う社会福祉学部の横山順一准教授

また、今年4月に開所した『子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所』の設立に至る経緯や教育研究活動について紹介がありました。

『子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所』の設立に至る経緯や教育研究活動についての紹介

分科会では「コミュニティソーシャルワーク」、「精神保健福祉」、「子ども家庭」の領域別に、現場で活躍する卒業生による実践報告が行われました。

分科会の様子

その後、交流会では在学生が卒業生に資格取得や就職に関する悩みを相談したり、卒業生から在学生に温かいエールが送られたり、また卒業生同士の近況報告や異業種交流に話が尽きない様子でした。

交流会の様子

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

Yucca事業「ママかんフリーカフェ」が開催されました

10月26日(木)、「ママかんフリーカフェ」が社会福祉学部附属 子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所の協力のもと開催されました。

ママかんフリーカフェとは、本学教員、学生スタッフ、先輩ママが運営をしている、自閉症や発達障害のある子や、診断や年齢に関わらず発達が気になる子を育てている家族が集い、交流できる場です。

今回は6名の方にご参加いただき、初めて参加された方もおられました。

参加者のみなさんは、就学先に関する悩みや思い、子育てを通して考えていることなどを共有したり、先輩のお母さまからの意見を聴いたりしました。

ママかんフリーカフェ 意見交換の様子

運営した学生からは、「座学での学びだけでなく、実際に経験されている方々のお話を聞くことで、より学びが深まった。今後につなげていきたい。」等の感想がありました。

次回は、11月16日(木)に開催予定です。

ママかんフリーカフェ 県大の学生と参加者のお子さんたち

2023.09.04

「2024年度精神保健福祉コースオリエンテーション」を実施しました

8月4日(金)に、次年度より精神保健福祉コースで学びたいと考えている2年生を対象に、標記オリエンテーションを実施しました。当日は、本コースでの学びに関心を寄せている2年生22名の参加がありました。

参加学生の受講風景
【参加学生の受講風景】

前半は、担当教員より、精神保健福祉士の概要や、精神疾患は国民的疾患の一つであること、私たちのこころの健康(メンタルヘルス)をめぐる状況についてのミニレクチャーと、3年次以降の学習の流れや実習についての説明がありました。その後、4年生5名による学習体験談が語られ、参加学生は、熱心に耳を傾けていました。感想として、「先輩の話を聞いて、精神保健福祉コースで頑張ろうと思えた」との声があがっていました。

参加学生の受講風景
4年生の「先輩による学習体験談」

第2回目のオリエンテーションは、12月に予定されています。参加学生にとって、本コースでの学びを身近に感じ、今後の進路選択や可能性を考えてみる機会となった様子でした。

精神保健福祉コースカフェの様子1
精神保健福祉コースカフェの様子1
【終了後の精神保健福祉コースカフェ】

2023.08.31

オープンキャンパスにて「しゃふくカフェ」を開催しました

7月15日(土)、8月6日(日)のオープンキャンパスにおいて「しゃふくカフェ」を開催しました。

「しゃふくカフェ」は、ボランティアサークル所属の学生による高校生のための相談コーナーです。大学や社会福祉学部での学び、大学生活やサークル活動の様子、受験対策や体験談など、高校生からの質問や相談に学生が個別にお答えしました。

ご参加いただいた高校生と出身校や出身県が同じ学生もおり、高校時代の話や地域の話などで盛り上がる場面も見られました。

「しゃふくカフェ」の様子1
「しゃふくカフェ」の様子2
「しゃふくカフェ」の様子3

高校生・保護者の皆様におかれましては、暑い中、山口県立大学のオープンキャンパスに、ご参加いただきありがとうございました。在学生との交流は楽しんでいただけましたでしょうか?山口県立大学でお会いできるのを心よりお待ちしております。

2023.08.23

精神保健福祉士養成課程の「ソーシャルワーク実習Ⅲ・Ⅳ(精神保健福祉援助実習)報告会」を開催しました

7月24日(月)13時より、精神保健福祉士養成課程4年生による実習報告会を開催しました。

本年度は4年ぶりに実習指導者の方々にご来学いただき、一堂に会して行うことができました。

実習報告会の様子1
実習報告会の様子2

当日は、学生が4つのグループに分かれて、各自の実習体験を共有し、ディスカッションを重ねて得られた学びの成果について、「わくわく感」「ストレングス」「自己実現」「環境調整」などをキーワードに発表しました。

実習報告会の様子3
実習報告会の様子4
実習報告会の様子5
実習報告会の様子6

報告会を無事に終えた4年生は、「自己の実習体験をふり返るとともに、各グループの発表を聞き、新たな視点を得ることができました。今後、実習指導者の方々のコメントを胸に、ポジティブな姿勢を大切に成長していきます!」と、清々しい笑顔で、力強く述べていました。

ご参加いただいた10名の実習指導者の方々より、あたたかいコメントや事後指導をいただき、4年生にとって大きな励ましとなるとともに、後輩である3年生12名にとっても実習への動機と期待が高まる貴重な機会となりました。

実習報告会の様子7
実習報告会の様子8

終了後には、実習指導者のみなさまと担当教員による実習連絡協議会を開催し、新しいカリキュラムのもとでの実習に向けて、共通理解を図るための有意義な時間となりました。

いまだ続くコロナ禍の中で、精神科病院では2月中旬から4月初旬まで、障害福祉サービス事業所では6月に、17名の学生を受入れ、ご指導いただきました実習機関のみなさまに、この場を借りて心よりお礼申しあげます。