ブログ

2022.12.05

留学生が110番通報訓練を行いました

 11月18日(金)、山口県警察本部にご協力いただき、留学生の110番通報訓練が行われました。

 留学生が事件、事故に遭遇した際に、速やかに110番通報ができるよう、中国語、韓国語、英語を母国語とする留学生が盗難被害者役となり、110番に緊急連絡し、外国語で犯人情報を伝える訓練を行いました。また、通報訓練を受けた警察官が本学に到着した後、タブレットを駆使して対面での事情聴取が行われました。

 実際に中国語で110番通報訓練を行った国際文化学研究科2年の傅 簫凱(ふ しゅうかい)さんは、「中国語で電話した際、相手も中国語ですぐに返してくれることでとても安心できた。実際に留学生が巻き込まれる事件、事故なども起こっているので、訓練することができてよかった。」との感想を述べていました。

 この学生の他に韓国語で国際文化学科2年の金 亨珉(キム ヒョンミン)さん、英語は国際文化学科4年のサイフルバフリ ナデアさん(マレーシア)が被害者役として、また交換留学生のデバリュー テレサさん(アメリカ)が警察官との対面で翻訳アプリを通しての事情聴取の訓練に協力してくれました。その他にも、10名の長期留学生や交換留学生が参加し、山口県警察本部、留学生ともに、大変有意義な訓練になりました。

110番通報をしている写真
傅さんが被害直後に110番通報をしている様子
鞄が盗まれる瞬間の写真
まさに自転車の前カゴから鞄が盗まれる瞬間
警察官が到着する写真
パトカーに乗った警察官が現場に到着
事情聴取の写真
警察官が携帯翻訳アプリを使用しての事情聴取
岡崎警部総評の写真
最後に山口県警察本部通信指令室の岡崎警部からの総評

やまぐちキッズスクール「みんなで知ろう!野菜の秘密!」

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 山口県セミナーパークにて、公益財団法人山口県ひとづくり財団主催のやまぐちキッズスクール(第4回午前)に、本チームの食育体験プログラム「みんなで知ろう!野菜の秘密!」を実施しました。

 導入として、「食べ物発見隊」と「Good&New」というアイスブレイクを実施しました。子供たちは、ゴハンジャーの話をしっかりと聞き、主体的に発言したり他の子の発表に拍手をしたりと楽しく活動している様子でした。

食べ物発見隊の様子の写真
<食べ物発見隊の様子>

 「なるほど!さつまいもの甘さのお話」では、紙芝居を用いて加熱によるさつまいもの甘さの変化について説明し、その後クイズでおさらいをすることで、さつまいもはどのような仕組みで甘くなっているかを知ってもらいました。

さつまいもの甘さについてのブースの写真
<さつまいもの甘さについてのブース>

 「どこを食べているの!?クイズ」では、さつまいも、大根、玉ねぎは普段どの部分を食べているのか、子供たちに実際にシールを貼ってもらうなどして、身近にある野菜の可食部はどこなのか知ってもらいました。

野菜の可食部についてのブースの写真
<野菜の可食部についてのブース>

 「大きくなぁれ!おやさい成長ゲーム」では、土の上から見える大根の成長過程の様子からカードを並び替えてもらい、答え合わせで土の中の様子を見せながら、大根が一番おいしく食べられる時期について知ってもらいました。

野菜の成長過程についてのブースの写真
<野菜の成長過程についてのブース>

 最後に、子供たちに活動で知った事を発表してもらい、まとめを行いました。 子ども達は、印象に残ったことを自分の言葉で表現したり、他の子の意見を聞いたりすることで、今回の活動を振り返りました。

まとめの様子の写真1
<まとめの様子>
集合写真

2022.11.21

収穫した放置柿を活用した"放置柿フード試食会&情報交換会"を開催しました

 「放置柿」とは、収穫されないまま放置された柿のことで、これがサル、クマなどを里に呼んでしまい、農業への被害をもたらしています。
 そこで今年度、文化創造学科 地域文化創造論研究室では、放置柿の実態を知り、この有効活用を地域のみなさまと考える「となりの柿」プロジェクトを実施しています。

 10月6日、実際に放置柿およそ30kgを収穫し、10月20日には、収穫した放置柿を材料に、柿マフィン、柿ジャム、柿シュークリームなど柿スイーツの試作を行いました。
 そして、11月4日には、行政、民間事業者、地域住民など関係者で、今後地域事業者と協働し、放置柿の商品化やエコツーリズム事業への展開を目指していくための可能性を探るべく"放置柿フード試食会&情報交換会"が開かれました。
 参加者たちは、柿ジェラートや柿カナッペなどを試食し、感想や改善点、さらに今後の展開可能性について有意義な意見交換の機会を持ちました。

情報交換会の写真
試食会の写真1
試食会の写真2
学生が話す様子の写真

これまでの活動の様子は、文化創造学科 地域文化創造論研究室のYouTubeチャンネルでご覧いただけます。

第2回防府市サテライトカレッジを開催しました

 令和4年11月11日(金)、三田尻塩田記念産業公園にて、第2回防府市サテライトカレッジを開催しました。今回の講座は、一般の方を対象に「景観写真講座」と題して、国際文化学部文化創造学科の倉田研治准教授が受講生16名に対して講義を行いました。

講座の様子の写真

 講義では、京都の写真家 柴田明蘭氏(オンライン)とともに、カメラの持ち方や写真の基礎知識、撮影のポイントが説明されました。カメラについて学んだ後は、三田尻塩田記念産業公園とその周辺のまち歩き撮影に出掛けます。

まち歩き撮影のスタートです。

三田尻塩田記念産業公園で撮影の写真1
三田尻塩田記念産業公園で撮影の写真2
まち歩き撮影の写真1
まち歩き撮影の写真2

まち歩き撮影では、被写体によってカメラの向きを縦・横に変えたり、ピントを合わせるなど工夫しながら、皆さん楽しそうに撮影されていました。

 まち歩き撮影が済んだ後は講評会です。講評会では、受講者の方それぞれがとっておきの写真をセレクトし、1人ずつ発表が行われます。

写真を選ぶ様子の写真
講評会の写真

 受講者の方の発表では、「講師からアドバイスされたことを活かして撮影しました」「写真の構図に迷ってしまい、思うように撮影できませんでした」等、撮影する時に意識したことや、感想が述べられました。
 講師からは、セレクトされた写真全ての良い所や、今後のステップアップポイントが述べられました。
 受講者の方からは「今までの知識を確認することができ、さらに新しいことを知ることができました」「大人になると学ぶ・体験するということが減りますが、こうした機会を作ってくれることはとてもありがたいです」との声が寄せられました。

2022.11.17

華月祭を開催しました

 11月5日(土)、6日(日)に華月祭を開催しました。
 本学秋の学園祭の「華月祭」は、男女共学化となった1996年11月から開催しています。名称の「華月(かづき)」は、学内公募の結果により決定されました。華やかなステージ発表や宮野の夜を彩る模擬店など、2日間にわたって盛大に開催される一大イベントです。今年の華月祭も、新型コロナウイルス感染症対策のため参加者を学内者に限定しましたが、3年ぶりに2日間連続で開催し、のべ800名を超える参加者がありました。
 華月祭と言えば、高校時代の制服を着て参加するという伝統があります。今年も、多くの学生が制服を着て参加してくれました。

高校時代の制服を着た写真1
高校時代の制服を着た写真2

 また、学祭実行委員が考えた様々なステージ企画や展示、模擬店、クリエイティブ企画などで盛り上がりました。

BLAZEの写真
軽音楽部の写真
合気道部の写真
書道サークルの写真
レノ丸の写真
めいすいくんの写真

 参加してくれた皆さん、準備から当日運営まで頑張ってくれた大学祭実行委員会の皆さん、本当にありがとうございました。