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万倉小学校での食育活動

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 2月21日(火)に、宇部市立万倉小学校と宇部市立吉部小学校の1・2年生を対象とした食育活動を行いました。万倉小学校での活動は、昨年度に引き続き2回目でした。 初めにアイスブレイクとして、食べ物のカードを見て、その食べ物が赤・黄・緑のうちどの色の働きを持つかゴハンジャーのポーズで答える「三色働きポージング」を行いました。

ゴハンジャーの写真
ゴハンジャーの写真

 その後、旬について考える「いつのたべものゲーム」を行いました。このゲームでは、釣りの形式で食べ物を自分で選択することによって、全員で答える形式よりも一人ひとりの理解につながり、はなっこりーやセロリなどの難しい問題にも挑戦するなど、児童は楽しそうにゲームに参加してくれていました。

ゴハンジャーの写真
ゴハンジャーの写真

 昨年度も参加してくれていた児童は、三色食品群の復習や事前に調べていた旬の食材を、全員の前で堂々と発表をしてくれたり、積極的にミニゴハンジャーを担当しチームのリーダーとなって率先してゲームに参加したりしており、一年前と比べて児童の知識や意識が高まっていると感じました。また、ミニゴハンジャーに続いて初めて参加した児童もたくさん発言しており、ミニゴハンジャーの存在が全体の意識向上につながり、より児童の声が聞こえるプログラムにすることができたと感じました。 今後、今回のような子供たちの成長を見ることができる活動を継続して行いたいと思います。

ゴハンジャーの写真

【卒業生バトン(社会福祉学科)】第六走:西元 盛人さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 社会福祉学科第六走は、豊中市役所にて社会福祉職として勤務されている西元 盛人さんです!

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 西元 盛人(社会福祉学部 社会福祉学科 2008年度卒)
 豊中市役所勤務


~現在同じ部署で働く、県大の後輩、宮本龍一さん(右側:山口県立大学 社会福祉学部 2021年度卒業)とともに~

 私が初めて宮野駅に降り立ったのは雪のちらつく日でした。入試後に帰りの電車を待つ待合室で、地域の方や県大生ボランティアから頂いたお茶が温かったことを、今でも覚えています。
 山口県立大学では思春期ピアカウンセリングサークルに所属し、中高生に向けたピアエデュケーション活動に参加していました。相手の話を傾聴し、気持ちを尊重し考えるという経験は、今の私にも大きな影響を与えてくれています。
 卒業後は病院の相談員として働きはじめ、10年目に現職に転職しました。現在は、福祉事務所でケースワーカーとして生活保護業務を行っています。生活に困窮したすべての市民に対し、健康で文化的な最低限度の生活の保障と、各世帯が抱える課題についてともに考え、自立助長のために支援をしています。
 生活保護の現場では、世帯の持つ課題は様々です。ケースワーカーのみで解決できる課題はほとんど無く、多くの機関と連携し支援を展開していきます。解決出来ない課題も多く、その難しさを日々痛感しています。
 最近参加した研修で「目標設定」の重要性について考える事がありました。支援の振り返りを行うと、好事例では必ず「目標」が明確になっています。そして目標達成のための行動や手段をとっています。逆に困難事例では対応に追われるばかりで、「目標」は曖昧です。
 学生の皆さんも日々の学習や生活の中で「目標」を立ててみてください。実現可能な目標でも良いですし、大きな目標を立てて、その実現のための小さな目標をいくつか立てるのも良いと思います。
 最後に、昨年、山口県立大学の後輩が豊中市に入庁しました。一回りも年が離れた県大の後輩と山口から遠く離れた大阪の地の同じ部署で一緒に働くことになった縁をすこし面白く思っています。


~【大学時代の思い出の写真】学生時代の友人と海水浴の帰りに萩往還の吉田松陰像の前で撮影(前列一番右)~

2023.02.28

令和4年度PBL実践報告会を開催しました

 令和5年2月16日(木)、本学において、大学リーグやまぐち主催の「令和4年度PBL実践報告会~学生による新たな価値の創造~」が開催されました。
 当日は、会場・Zoom参加を合わせて130人を超える方にご参加いただき、県内7大学(至誠館大学、周南公立大学、東亜大学、梅光学院大学、山口大学、山口学芸大学、山口県立大学)による発表が行われました。
 報告会では、県内の学生たちが企業や地方公共団体等と連携して、地域の課題解決に向けた方策の検討、自己学習、ディスカッション、フィールドワーク等を重ねてきたプロセスや、そこから生まれた新たな提案・価値といった成果について発表を行いました。

発表の写真

 本学からは、美川開発株式会社様と連携して取り組んだ「美川ムーバレーの集客を考える」というテーマで、国際文化学部 文化創造学科 メディアデザイン研究室の6名が発表を行いました。
 美川ムーバレーは、岩国市北東部の中国山地の山間に位置する「超古代文明」をテーマとした冒険テーマパークです。近年はコロナ感染の影響もあり、来場者が減少してきており、「若者の認知度を高めることやファミリー層を想定した企画・提案を行うことで、美川ムーバレーの集客につながるのでは?」という観点から、①岩国市美川町での交流活動をアピールするWebサイト動画の制作、②親子で楽しめるワークショップの開催、③若者にも関心が高まっているサウナの導入、④天然石のキャラクターを用いた販促ポップの制作や展示など、施設の魅力を伝えるための取組を紹介しました。

発表の写真

 発表後、PBL協力パートナーである美川開発株式会社の担当者の方からは、「美川ムーバレーの集客の約6割は広島県からでしたが、コロナ感染の影響により集客が低迷しています。今まであまり地元に対して、アピール・アプローチしていなかった分を学生の皆さんと一緒に取り組めたことが良かったですし、若い方の意見が新しい刺激となりました」とのコメントをいただきました。
 参加者からも、「地元の学生の取り組みがよくわかり、PBLへの興味・関心が高まった」などの感想が寄せられ、本報告会は盛会のうちに終えることができました。

令和4年度 周防大島町サテライトカレッジを開催しました

 令和5年2月14日(火)周防大島町大島文化センターにて、周防大島町サテライトカレッジを開催しました。
 今回は「遺言を愛のメッセージにするために」と題して、社会福祉学科の藪本知二教授が、受講生62名に対して講義を行いました。

講座の様子の写真

 遺言とは、被相続人が、主に自己の財産(相続財産)について、自分の最終意思を死後に遺したものです。遺言は、本人にとっても遺された者にとっても幸せな人生を送るための方法の1つです。
 講義では、遺言を愛のメッセージにするために、遺言を書くにあたって「これまでの人生の振り返り」「これからの人生の展望」や「遺族が遺言を読んだとき、どのように受けとめられるか」を考えて書くことが必要であるということが述べられました。また、知っておくべき相続の知識、遺言で何ができるのかについて、講師の経験した話とともに解説されました。

講座の様子の写真

 皆さん真剣な眼差しで耳を傾けながら熱心にメモを取られ、受講者からは、「少し難しいと思ったが、お話はよくわかりました」「とても勉強になりました」との声が寄せられました。
 これまで自分が大切にしてきた「こと」「もの」は何か、今後どのように生きて行きたいのかについて、改めて考えるきっかけになる講座となりました。

2023.02.22

「2022年度 YPU LIBRALY フォトコンテスト」表彰式が開催されました

 2月21日(火)、「2022年度 YPU LIBRALY フォトコンテスト」表彰式が開催されました。
 「大学生活と図書(図書館)」というフォトコンテストのテーマに沿って、応募総数11作品の中から、審査の結果、最優秀賞1名、優秀賞2名、入選3名が選ばれました。

表彰式の様子の写真
表彰式の様子の写真
表彰式の様子の写真
表彰式の様子の写真

 入賞作品含むすべての応募作品は、現在、山口県立大学図書館1階に展示しています。
 受賞した学生は、「角度にこだわり、何度も撮影をした。」「検定試験の勉強のため、毎日図書館に通っていた時の思い出の写真を応募した。」などの感想を述べていました。

集合写真