社会福祉学科

社会福祉学科の学生が小学生・中学生に向けて「あいサポーター研修」を実施しました

 2月12日(水)、山口大学教育学部附属山口小学校・中学校の児童・生徒と保護者を対象に、本学社会福祉学科の有志学生が「あいサポーター研修」を開催しました。

 最初に、「あいサポート運動」や「あいサポーター」についての説明を行い、今回の研修を通して学ぶ「ふくし」について考える機会を設けました。学生から小学生・中学生に質問を投げかけ、答えてもらう場面もありました。

 次に【視覚障がいを知る】と題し、点字サークル「ぷちぽあん」の学生から、視覚障がいの方が使用する点字について解説を行った後、学生が関わった視覚障がいの方に関するエピソード・学んだことについて、紙芝居形式で紹介を行いました。

 続いてのテーマ【聴覚障がいを知る】では、「手話サークル☆幸せの星」の学生による手話のレクチャーを行いました。日常生活で使える簡単な手話をいくつか練習した後に、手話を使って歌を歌う「手話歌」を体験する機会を設けました。多くの児童・生徒たちにとっては初めての体験だったようですが、大学生と一緒に手話歌を上手に学ぶことができたようです。

 今回は児童・生徒だけでなく、保護者の方や地域住民も多く参加され、多くの方が「あいサポート運動」について理解を深める機会となったと思います。また、学生たちにとっても、この研修を通して学ぶものが多くあったようです。
 今後も、学生たちによる「あいサポーター研修」の活動を応援していきます!

※あいサポート運動について(山口県ホームページにジャンプします。)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a14100/top2016/aisapo-to.html

2019.11.26

社会福祉学部 客員教授 特別講義を開催しました

 11月12日(火)、山口県立大学2号館B401教室で、社会福祉学部客員教授特別講義を開催しました。
 高次脳機能障害と向き合いながら歌手活動をされている一ノ瀬たけし氏と二人三脚で歩んでこられたご家族(純二氏・まゆみ氏)を講師に迎え、高次脳機能障害とはどのような障害であり、どのような理解や支援があればいきいきと暮らしていくことができるのかについて講演が行われました。また、講演では、会場内の手拍子と共に、力強い歌声も披露されました。


本学が「あいサポート企業・団体」認定を受けました

 山口県では、障害の内容・特性や、障害のある方が困っていること、障害のある方への必要な配慮などを理解し、障害のある方への配慮やちょっとした手助けを行うことを目的とした「あいサポート運動」の推進が行われています。

 本学では昨年、社会福祉学部の「学生ぷちボランティアセンター」に所属する学生が「あいサポーター」養成のための研修会を企画・実施したことがきっかけとなり、本運動の趣旨を理解し実践する団体として、本年1月に山口県立大学があいサポート団体の認定を受けました。
 5月12日(日)には、維新みらいふスタジアムにて「あいサポート企業・団体」認定証授与式が開催され、代表学生が授与式に出席し、認定企業・団体を代表して決意表明を行いました。


認定証授与式にて村岡山口県知事と記念撮影


学長に報告を行う代表学生