精神保健福祉士養成課程4年生によるソーシャルワーク実習Ⅲ・Ⅳ報告会を開催しました

2020.10.29

 10月12日(月)、社会福祉学部にとっての新しいキャンパス(北キャンパス3号館C309)で、標記報告会が開催されました。
 コロナ禍の影響で実習自体が実施できるか不安がありましたが、受け入れてくださる実習機関のおかげさまで、今春は精神科医療機関で、夏は障害福祉サービス事業所で、計150時間の配属実習を終えることができました。報告会では、16名の学生が、個々のさまざまな実習体験をグループで共有しながらディスカッションを重ね、テーマを決めて発表しました。
 学生にとって、精神保健福祉士養成課程のみならず、4年間の学びの集大成をアウトプットする重要な機会となったようです。
 無事に成し遂げた4年生からは、笑顔で「報告会を通して、自分の学びを明確にしながら、3年生に伝わるように気持ちをこめて発表することができました。コロナ禍の中、皆で力を合わせてできたことで達成感が得られました。この学びを忘れずに、患者様、利用者様の力になれる精神保健福祉士になりたいと思います」との感想がありました。


1グループ4名で、4グループの発表がありました。

チーム森野風による「精神保健福祉士に求められるかかわりにおける姿勢」(テーマ)の発表の様子です。

3年生は、リモートによる参加でしたが、先輩の発表を熱心に聞いて、質問や感想なども寄せられました。

実習指導者を代表して、精神科医療機関に勤務されている精神保健福祉士の方をお招きし、ご指導、ご助言をいただきました。