栄養学科

美祢市の病院で学生がアンケート調査を実施しました

 山口県立大学は美祢市と連携して「みね健幸百寿プロジェクト」を実施しています。
 プロジェクト2年目に当たる今年度は、新開発のタブレット入力型アンケートを使って健康に関するデータ収集を開始しました。
 9月27〜29日には看護学科3年生が、10月11〜13日には栄養学科4年生が、美祢市の病院(美祢市立病院、美東病院)に出向いてアンケート調査のサポートをしました。学生たちは、健康診断に来られた方に、調査の目的やタブレットの使い方について説明しました。
 こうして収集されたデータは、市民の皆様が住み慣れた地域で、いつまでも健康で長生きできるように、食事や行動パターンを変えて頂いたり、今後の医療行政の施策を立てるために使われる予定です。
 看護学科と栄養学科の学生には、地域の方々とふれあいながら健康支援についての学びを深める良い体験になったと思います。

看護学科学生の写真1当日の様子(看護学科学生)
看護学科学生の写真2当日の様子(看護学科学生)
栄養学科学生の写真1当日の様子(栄養学科学生)
栄養学科学生の写真2当日の様子(栄養学科学生)

【卒業生バトン(栄養学科)】第八走:片田 沙羅さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 栄養学科第八走は、森田 捺美さんよりバトンを受け取った、鹿児島検疫所支所にて食品衛生監視員として勤務されている、片田 沙羅さんです!

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 片田 沙羅(看護栄養学部 栄養学科 2019年度卒)
 鹿児島検疫所支所勤務


~【仕事風景】船舶衛生検査に向かった時の写真~

 幼い頃から食に興味があり、将来は食に関する仕事をしたいという思いがあったため、栄養学科に進学しました。
 大学時代は、栄養学科の課外活動である「山口-ナバラ コラボ広場」で活動をしていました。山口市で開催されるスペインフィエスタへの出店や、スペイン競泳選手団との交流が思い出に残っています。
 また、国際交流にも興味があったため、短期語学文化研修に参加し、1ヶ月間オーストラリアで過ごしました。気軽に海外に行ける日がきたら、思い出の地を巡りたいです。
 現在私は、食品衛生監視員として検疫所で勤務をしており、輸入食品監視業務と検疫衛生業務に携わっています。昨年度までは検査業務に携わっていたため、微生物学研究室で学んだことや、経験がとても役立ちました。
 就職活動の際は、4年間勉強した管理栄養士の資格を活かせる仕事にしなくていいのかな...と迷ったこともあります。しかし今は、管理栄養士とは違った視点で食と関われる、食品衛生監視員という仕事を選んでよかったと思っています。
 ご指導いただいた先生、先輩方、実験や国家試験の勉強に追われる日々を支えてくれた友人に感謝しています。


~【大学時代の思い出の写真】オーストラリアでイルカウォッチングに行った時の写真~

令和4年度 オープンキャンパス

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」で、7月16日(土)、8月7日(日)実施のオープンキャンパスに訪れた高校生やその保護者の方に向けた活動紹介を行いました。

 前半の時間ではキャラクターの紹介や、日頃使用している媒体を使ったクイズを行いました。参加者には、子供に戻ったつもりで実際にクイズに参加していただきました。

栄養学科オープンキャンパスの写真
栄養学科オープンキャンパスの写真

 後半の時間では、高校生や保護者の方と交流し、過去の媒体を紹介しました。

栄養学科オープンキャンパスの写真

フケンコーからの挑戦状!ゴハンジャーと食べ物クイズに挑戦だ!(野田学園幼稚園)

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学ぶことができる食育活動を行っています。

 令和4年5月25日(水)に、山口市の野田学園幼稚園で年中・年長児を対象とした食育プログラム「フケンコーからの挑戦状!ゴハンジャーと食べ物クイズに挑戦だ!」を実施しました。

 子ども達はフケンコーにさらわれた先生を助けるために、野菜の切り方による断面の違いについて知ることができる「断面あてクイズ」や旬について知ることができる「いつの食べ物ゲーム」に挑戦しました。

だんめんあてクイズの写真

 断面あてクイズでは野菜の断面の写真を見せ、何の野菜かを考えた後に、縦横どちらの方向に切った写真なのか当ててもらいました。 実際に切った野菜の断面を見せた時、子ども達から「いつも見る切り方だ!」「お花みたいな形」といったリアクションがあり、子ども達は野菜の断面や切った方向による違いに興味津々な様子でした。

いつの食べ物ゲームの写真

いつの食べ物ゲームでは子ども達に3種類の野菜の写真を見せ、指定された季節が旬の野菜を当ててもらいました。

このプログラムを通して、子供たちが食に興味・関心を持つきっかけとなることが期待されます。

においであてようクイズの写真

【卒業生バトン(栄養学科)】第七走:森田 捺美さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 栄養学科第七走は、宮内 萌々香さんよりバトンを受け取った、独立行政法人 国立病院機構 南岡山医療センターにて管理栄養士として勤務されている、森田 捺美さんです!

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 森田 捺美(看護栄養学部 栄養学科 2019年度卒)
 独立行政法人 国立病院機構 南岡山医療センター勤務


~【仕事風景】栄養指導の様子 ~

 私は入学前から病院に勤務したいという思いがあり、看護栄養学部という看護と同じ学部で、互いに関わり合いながら学ぶことができる環境に惹かれ入学しました。
 在学中は、「やまぐち食べちゃる隊」に参加し、食堂の調理師さんと話し合いながら、考案したメニューを実際に提供したことが深く心に残っています。
 現在は、南岡山医療センターに勤務し、栄養指導や病棟業務、献立作成などを行っています。
 入院中の栄養管理だけでなく、退院後の生活まで考えながら患者さんの食事内容を検討したり、改善点を提案することに難しさとやりがいを感じています。看護師さんやソーシャルワーカーさんなど、様々な職種とコミュニケーションをとることも多く、大学生活で学んだ多職種との関わり方が生きていると感じます。
 在学中は、温かい先生方に囲まれ、日々の授業から就活、国家試験勉強までサポートしていただきました。国家試験勉強では、研究室の仲間と過去問題を解説し合い、互いに励まし合いながら知識を深めていたのが良い思い出です。
 卒業後も仕事の相談や、たわいもない話ができる友人に恵まれたことに感謝しています。


~【大学時代の思い出の写真】専門研究発表会終了後に研究室のメンバーと撮影した集合写真~