栄養学科

【卒業生バトン(栄養学科)】第七走:森田 捺美さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 栄養学科第七走は、宮内 萌々香さんよりバトンを受け取った、独立行政法人 国立病院機構 南岡山医療センターにて管理栄養士として勤務されている、森田 捺美さんです!

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 森田 捺美(看護栄養学部 栄養学科 2019年度卒)
 独立行政法人 国立病院機構 南岡山医療センター勤務


~【仕事風景】栄養指導の様子 ~

 私は入学前から病院に勤務したいという思いがあり、看護栄養学部という看護と同じ学部で、互いに関わり合いながら学ぶことができる環境に惹かれ入学しました。
 在学中は、「やまぐち食べちゃる隊」に参加し、食堂の調理師さんと話し合いながら、考案したメニューを実際に提供したことが深く心に残っています。
 現在は、南岡山医療センターに勤務し、栄養指導や病棟業務、献立作成などを行っています。
 入院中の栄養管理だけでなく、退院後の生活まで考えながら患者さんの食事内容を検討したり、改善点を提案することに難しさとやりがいを感じています。看護師さんやソーシャルワーカーさんなど、様々な職種とコミュニケーションをとることも多く、大学生活で学んだ多職種との関わり方が生きていると感じます。
 在学中は、温かい先生方に囲まれ、日々の授業から就活、国家試験勉強までサポートしていただきました。国家試験勉強では、研究室の仲間と過去問題を解説し合い、互いに励まし合いながら知識を深めていたのが良い思い出です。
 卒業後も仕事の相談や、たわいもない話ができる友人に恵まれたことに感謝しています。


~【大学時代の思い出の写真】専門研究発表会終了後に研究室のメンバーと撮影した集合写真~

食育プログラム開発チームメンバーのための食育勉強会(株式会社 明治)

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 6月1日(水)に、株式会社明治の方にお越しいただき、学生メンバーに向けて出前授業(みるく教室:乳牛について)を実施していただきました。

 学生は、小学校低学年に戻ったつもりでクイズや実際に使用されている媒体を用いた活動を体験し、子どもたちに集中して聞いてもらえるような話し方や表情、スライドを作成する上での工夫等を学びました。
 また、企業に勤める管理栄養士の役割や仕事内容、心構え等も教えていただき、卒業後の進路を考える参考となりました。


【卒業生バトン(栄養学科)】第六走:宮内 萌々香さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 栄養学科第六走は、笠本 光希さんよりバトンを受け取った、北九州市立小倉南特別支援学校にて栄養教諭として勤務されている、宮内 萌々香さんです!

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 宮内 萌々香(看護栄養学部 栄養学科 2019年度卒)
 北九州市立小倉南特別支援学校勤務


~【仕事風景】給食の味見をしている様子です。子どもたちが食べる姿を想像して、安心・安全な給食かどうか確認しています。 ~

 大好きな地元 山口県で、豊かな自然に恵まれ、のびのびと学ぶことができる環境に惹かれ、山口県立大学に進学を決めました。
 学生時代は、入学時に誓った"何事も一生懸命頑張る"という目標の下、日々の講義や実習、サークル活動、アルバイトと本当に充実した毎日を送っていました。
 管理栄養士国家試験合格に向けての講義や専門研究と併せて、栄養教諭免許状取得のための講義・実習はとても大変でしたが、一緒に頑張る仲間やいつも温かくご指導してくださる先生方に恵まれ、楽しんでやり遂げることができました。
 現在は、北九州市立小倉南特別支援学校に勤務し、知的障害をもつ児童生徒に向けて安心・安全な給食作りに努めています。栄養教諭として勤務する前は、給食を作ることは毎日同じことの繰り返しだと感じていましたが、食材の状態が異なったり、火加減や水の量で出来上がりに大きな差が出たりと、給食の奥深さを日々感じています。
 特別支援学校で働くにあたり、社会福祉学科の友人から子どもたちへの関わり方についてアドバイスをもらうなど、大学時代に学んだ多職種協働の重要性を感じています。様々な課題や困難を抱える子どもたちに、よりよい食育を行っていけるよう、大学での学びを糧に、これからも視野を広げ続けたいです。


~大学4年生の夏、友人と共に富士山を登りました。頂上に着いた時の感動は、一生忘れません。~

さんしょく そろえて たすけよう!ゴハンジャーとふかわっこの大ぼうけん!(長門市深川児童クラブ)

 栄養学科の課外活動の一つ「食育プログラム開発チーム 食育戦隊ゴハンジャー」では、地域の子供たちが楽しみながら食について学べる食育プログラムを行っています。

 令和4年3月9、23日(水)に、長門市深川児童クラブの1・3年生を対象とした2回シリーズの食育活動「さんしょく そろえて たすけよう!ゴハンジャーとふかわっこの大ぼうけん!」を実施しました。
 三色食品群を題材とした内容のプログラムを行うことで、児童が楽しく毎日の食事に興味・関心を持つきっかけを作ることを目的としました。

【写真1】


〈三色の色分けについてのゲーム〉
【写真2】


〈三色の働きについてのゲーム〉
【写真3】


〈三色揃えた食事についてのゲーム〉
【写真4】

 人間の体を飛行機に例えて「黄色の食べ物:ガソリン」「赤色の食べ物:ボディー(機体)」「緑色の食べ物:オイル」と表現しストーリー性のあるプログラムとすることで、児童がより楽しみながら活動に取り組めるように工夫しました。

 対面とZoomを併用した活動に、新たな試みとして収録した動画も取り入れたことで、学生自身も多くの収穫、発見のある活動になりました。

栄養学科「山口‐ナバラコラボ広場」『山チョス』と『食べ歩きSundays』に参加しました

 2021年10月1日~10月31日の期間中に、山口市主催のピンチョスのレシピコンテスト「山チョス」に参加しました。応募者の中から優秀メニューに選ばれた者が2021年11月14日に、船方牧場で「山チョス」表彰式に参加しました。2021年12月5日、12日、19日の第1~3週日曜日に、湯田温泉の元湯通りで、この優秀メニューが提供される「食べ歩きSundays」に参加しました。
このイベントは、「山チョス」で地元産食材を使用した山口市ならではの美食メニューの開発をし、その後「食べ歩きSundays」で湯田温泉での飲食店販売を通じた誘客、食べ歩き周遊の促進を目的とし実施されました。今回は、栄養学科3年生12名、2年生3名、1年生13名の計28名が参加しました。
 まず、「山チョス」で行われたピンチョスのレシピコンテストの応募では、私たち山口-ナバラコラボ広場のメンバーが1人ずつレシピを考案し、計32個のピンチョスのレシピを考案してInstagramに投稿しました。Instagramの「いいね」の数で一次選考が決まる仕組みです。山口市産食材を1つ以上使用し、アルコール(お酒)に合うピンチョスレシピの考案を意識したり、山口-ナバラコラボ広場で学んできた本場スペインのピンチョスの知識も取り入れたりしながら、味や見た目にもこだわったピンチョスを考案しました。その結果、おさかな部門兼大賞に3年生が考案した『トマトと鯛のひとくちカルパッチョ』、キッズ部門に3年生が考案した『ロシア風ポテトサラダとハムのピンチョス』、シークレット部門に3年生が考案した『瓦そば風ピンチョス』が選ばれ、6部門中3部門で山口-ナバラコラボ広場のメンバーが考案したメニューが選ばれました。船方牧場で開かれた{山チョス}で、このレシピコンテストの表彰が行われ、レシピを考案する際に工夫したポイントを発表し、賞状を頂きました。

 「食べ歩きSundays」では、「山チョス」で選ばれた3つのレシピが12月の第1~3週日曜日にかけて、実際に湯田温泉の元湯通りで販売されました。『トマトと鯛のひとくちカルパッチョ』が【旬彩 まさらっぷ】で、『ロシア風ポテトサラダとハムのピンチョス』が【創作イタリアン 三日月】で、『瓦そば風ピンチョス』が【維新の食処 椿】で提供されました。山口-ナバラコラボ広場のメンバーが考案したレシピを各お店で再現していただきました。また、12月5日にはスペインと山口市を繋いでオンラインツアーを実施し、スペインに山口市の食文化や私たち山口-ナバラコラボ広場が考案したピンチョスを発信することが出来ました。スペインに根付いている食べ歩きの文化が、このイベントを通して山口市や山口県にも根付いていくように、さらに山口-ナバラコラボ広場の活動をもっと知っていただけるようにいけるように、これからも様々なイベントに参加し活動を進めていきたいと思います。