卒業生バトン

【卒業生バトン(栄養学科)】第八走:片田 沙羅さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 栄養学科第八走は、森田 捺美さんよりバトンを受け取った、鹿児島検疫所支所にて食品衛生監視員として勤務されている、片田 沙羅さんです!

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 片田 沙羅(看護栄養学部 栄養学科 2019年度卒)
 鹿児島検疫所支所勤務


~【仕事風景】船舶衛生検査に向かった時の写真~

 幼い頃から食に興味があり、将来は食に関する仕事をしたいという思いがあったため、栄養学科に進学しました。
 大学時代は、栄養学科の課外活動である「山口-ナバラ コラボ広場」で活動をしていました。山口市で開催されるスペインフィエスタへの出店や、スペイン競泳選手団との交流が思い出に残っています。
 また、国際交流にも興味があったため、短期語学文化研修に参加し、1ヶ月間オーストラリアで過ごしました。気軽に海外に行ける日がきたら、思い出の地を巡りたいです。
 現在私は、食品衛生監視員として検疫所で勤務をしており、輸入食品監視業務と検疫衛生業務に携わっています。昨年度までは検査業務に携わっていたため、微生物学研究室で学んだことや、経験がとても役立ちました。
 就職活動の際は、4年間勉強した管理栄養士の資格を活かせる仕事にしなくていいのかな...と迷ったこともあります。しかし今は、管理栄養士とは違った視点で食と関われる、食品衛生監視員という仕事を選んでよかったと思っています。
 ご指導いただいた先生、先輩方、実験や国家試験の勉強に追われる日々を支えてくれた友人に感謝しています。


~【大学時代の思い出の写真】オーストラリアでイルカウォッチングに行った時の写真~

【卒業生バトン(社会福祉学科)】第三走:藤原 玲佳さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 社会福祉学科第三走は、養護老人ホーム やはず苑にて生活相談員として勤務されている藤原 玲佳さんです!

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 藤原 玲佳(社会福祉学部 社会福祉学科 2013年度卒)
 養護老人ホーム やはず苑勤務

~仕事中の様子~

 私は、進学先について悩んでいた高校3年生の頃に、担任の先生に推薦していただいき、本学の社会福祉学部に興味を持ちました。福祉は私が考えていたよりも幅広く、どの分野も興味深かったです。
 大学時代には、TOIYS(ボランティアサークル)に所属し、地域の児童クラブや、老人クラブの方等と、皆で考えたレクリエーションをしたことが思い出です。また、バスケットボールサークルにも所属し、勉強に運動、バイトや友人との飲み会など、充実した4年間でした。
 卒業後から約9年、高齢者施設に勤務していますが、初めての経験、知ることが沢山あり、刺激的な日々を過ごしています。2年前から本学の実習指導をするようになり、学生の細やかな気づきに感心するとともに、改めて自身のケアについて考え直すきっかけにもなっています。私自身大学で学んだコミュニケーション技術や個々を多角的に捉える視点は、現在に活かされていると感じる為、私の実習指導も今後に活かしてもらえるものになっていれば嬉しいなと思います。
 まだまだ不安のあるご時世ではありますが、前向きに元気に、体と心の居場所を作れるよう頑張っていきたいと思っています。
 それぞれの場所で頑張る大学時代にできた友人は、今でも私の支えであり、刺激をもらえる存在です。大学生活沢山の思い出を作りながら勉強も頑張ってください!

【卒業生バトン(文化創造学科)】第八走:糸賀 悠平さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 文化創造学科第八走は、村田 京香さんよりバトンを受け取った株式会社ARKカンパニーにてコンサルタントとして勤務されている、糸賀 悠平さんです!

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 糸賀 悠平(国際文化学部 文化創造学科 2016年度卒)
 株式会社ARKカンパニー勤務

 ~会社事務所にて~

 僕は子供の頃から本が好きで司書資格が取れる国公立大学という所に惹かれて山口県立大学を目指しました。
 ところが、いざ入学してみると文化創造学科には自由に参加できる魅力的なプログラムがたくさんありました。
 面白そうなことはとりあえずやってみようとしていた当時の僕は、「大学がある町の行きつけ発掘プロジェクト」「山口の偉人を紹介するツアー」など地域に関わるプロジェクトにいくつか参加しました。
 そうして、仲間や地域の皆さんと一緒に何かを作っていく楽しさに気づき、気が付けば「地域文化創造論研究室」で地域の魅力発見について学んでいました。
 研究室では、フィールドワークで空き家を使ったイベントの企画をしたり、地域のお祭りへスタッフとして参加したり、東京でのプレゼン大会にでたりと忙しくもありましたがとても充実した日々だったと思います。

 不思議なもので、今は入学前には予想もしていなかった地元島根県のPRや観光に携わる仕事についています。
 研究室で地域や行政の方々と一体となってなにかに取り組んだ経験は、間違いなく仕事に活きているなと感じる毎日です。

 最後に、人と人との距離が近く、アットホームな雰囲気も山口県立大学の魅力だと思います。
 大学時代の友人たちは、今でも連絡を取り合い、集まっては話に花を咲かせる大切な仲間です。
 在学生の皆さん、これから山口県立大学に入学される皆さんのキャンパスライフが一生モノの楽しい思い出になることを祈っています!

 次回はミスター文創こと、「がばい」あの方が登場予定!
 お楽しみに!


~研究室で参加した東京でのプレゼン大会の様子~

【卒業生バトン(国際文化学科)】第九走:門野 淳記さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第九走は、原 千津香さんよりバトンを受け取った、株式会社エブリプランに勤務されている門野 淳記さんです!

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 門野 淳記(国際文化学部 国際文化学科 2013年度卒)
 株式会社エブリプラン勤務


~昆虫食の勉強会を開催@広島市~

 私は、大学生の時は「地域が学校」を信条に、キャンパス外で活動している時間が多かったですが、何を学ぶかを常に自分の頭で考えさせてくれ、独りよがりにならないようサポートしていただいていた大学には感謝しています。
 2年生の時、地域課題の解決に現場で取り組む「地域実習」という授業があり、この実習を通じて山口市徳地地区のまちづくり団体とつながりができ、実習終了後も地域広報誌の記事の取材や学生の視点を入れた地域資源マップ作り等の活動を続けていました。
 4年生の時にはスペインのナバラ州立大学に交換留学し、経済危機とグローバル化が急速に進み、変わりつつあるパンプローナ市、日本以上に過疎化が進む農村部の人々の暮らしを見て回りました。
 日本とスペインでの大学生活では、地域の「発展」とは何か自分たちで考え、足元から行動することの大切さを学ぶことができました。
 現在は、主に里山の資源を活用した事業の支援、地域づくりや環境保全に関する自治体の計画づくり等に仕事として携わっていますが、大学生活で学んだこともあり、当事者の方たちに「地域がどうありたいか」を自分たちで考えるきっかけを提供するようにしています。
 孔子の論語に、「子曰く、古の学ぶ者は己の為にし、今の学ぶ者は人の為にす。」という言葉がありますが、「自分が学びたいから」と思えるものを地域から見つける、それをサポートしてくれるのが県大の良いところだと思います。
 現役学生の皆さん、ぜひ地域に飛び出してみましょう!


~農家民宿を見学して回ったピレネー山脈(スペイン留学時)~

【卒業生バトン(社会福祉学科)】第二走:赤川 晋作さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 社会福祉学科第二走は、内田 陽介さんよりバトンを受け取った社会福祉法人 防府市社会福祉協議会にて社会福祉士として勤務されている、赤川 晋作さんです!

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 赤川 晋作(社会福祉学部 社会福祉学科 2017年度卒)
 社会福祉法人 防府市社会福祉協議会

 ~仕事中の様子~

 内山陽介さんより、バトンを引き継ぎました21期生の赤川晋作です。
 私は、オープンキャンパスに参加したことがきっかけで、山口県立大学を志望しました。オープンキャンパスの際に、教員と学生の距離が近く、和気あいあいとした雰囲気に魅力を感じたことを今でも覚えています。
 大学時代は、授業や社会福祉士の実習の他、野球部とアルバイトとサークル活動(TOIYS)で充実した学生生活を送りました。学生時代に社会福祉協議会で実習をしたことで、地域住民の方と一緒に地域づくりに取り組むソーシャルワーカーに魅力を感じ、社会福祉協議会で働きたいと思いました。
 現在は、防府市社会福祉協議会で勤務し、地域づくりに関わらせていただいています。県立大学の卒業生と仕事で関わる機会も多く、学生時代にできた人とのつながりが、今も大切な存在です。困ったときに相談したり仕事でも活動を一緒に行ったりと、仲間がいることはとても心強いです。また職場では、県立大学実習生の受け入れをしています。自分の学生時代と重ね、大学生活を懐かしく思いつつも、後輩育成に励んでいます。一人でも多く一緒に働く仲間が増えることを祈っています。

 ~野球部での思い出の写真~