国際文化学科

【卒業生バトン(国際文化学科)】第四走:村上 彩さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第四走は、瀧本 詩乃さんよりバトンを受け取った株式会社クイック(QUICK GLOBAL MEXICO, S.A. DE C.V. )にて勤務されている、村上 彩さんです!

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 村上 彩(国際文化学部 国際文化学科 2015年度卒)
 株式会社クイック(QUICK GLOBAL MEXICO, S.A. DE C.V. )勤務

 ~メキシコの市場にて~

 私は出身が兵庫県で大学は山口県、大学在学中にスペインへ約1年留学し、就職先は大阪。その後研修で東京にて数か月働き、現在はメキシコにて勤務しています。我ながらせわしないなと思いますが、それぞれの場所でかけがえのない出会いがあったと感じています。
 大学在学時は中国語を学んでおり、より多くの人と喋れたら楽しいかも、という思いから世界的に話者数の多いスペイン語に興味を持ち、大学3年時に交換留学生としてスペインへ留学しました。
 そこでスペイン語を学んだこともあり、現在はメキシコにある日系企業にて人材紹介の仕事をおこなっています。日本のほぼ裏側で、様々なひとと知り合え、苦労しながらもやりがいのある日々を送っています。
 大学在学時は都会の学生が羨ましく思うこともありましたが大阪、東京勤務を経験した今、地方だからこそできることが多くあったことを知り、地域の人との交流や同期、先輩後輩、そしてゼミの先生ともいっしょにのびのびと過ごせた山口県立大学の環境は自分にあっていたと感じています。
 大学進学前や大学在学中は将来についていろいろと悩むことも多いかと思いますが、選択した後に道を変えても、やり直しても、問題はありません。'後悔しない方'を軸に、楽しい大学生活を送ってください!


~スペイン留学中、パンプローナのサンフェルミン(牛追い祭り)(一番右)~

【卒業生バトン(国際文化学科)】第三走:瀧本 詩乃さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第三走は、垣元 瞳さんよりバトンを受け取った大分合同新聞社にて勤務されている、瀧本 詩乃さんです!

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 瀧本 詩乃(国際文化学部 国際文化学科 2015年度卒)
 大分合同新聞社勤務

 
~社内で開催したSDGsの勉強会の風景。コミュニケーションの大切さを学びました~

 山口県立大学を初めて訪れたのは2012年、夏のオープンキャンパスでした。アットホームな雰囲気の中、優しい先生方に迎えられて安堵の気持ちを抱いたことがとても印象に残っています。
 県立大学へは「留学の機会が多くあること」「魅力ある先輩方の存在」「様々な進路選択の可能性」を決め手に受験しました。在学時は留学生のチューターやサークル活動に取り組みました。大学3年生の夏には、念願であったアメリカへ留学しました。現地では詩や小説といった文芸創作科目を受講し、言葉を通じた表現に興味を持つようになりました。
 卒業後は地元の新聞社に就職し、今年で6年目になります。3年間働いた新聞制作現場を離れて、現在は社内の横断的な取組を企画する部署で働いています。二部署の業務は全く異なるものですが、共通して異文化理解を意識する場面に多く出会います。例えば円滑なコミュニケーションを求められる時、相手や仕事によって扱う事柄が違う中で、言葉を慎重に聞き、背景を知ることが鍵となります。その上で自らの言葉で相手に伝える技術が問われます。4年間で実践し学んだ異文化理解に対する姿勢を鮮明に思い出す瞬間です。今も苦戦する日々ですが、日本にいながら異文化を体験し、理解しようとする行為は仕事や人生に豊かさを与えてくれる私の財産です。
 先生、県大のみなさんお元気ですか? 折に触れて皆さんのことを思い出し「そうだ、県大生らしく」がんばろう! と思いを新たに働く日々です。またお会いできる日が来ますように。その日までお元気で!


~一緒に留学した先輩と県大の交換留学生でもあったセンター大の友人と(左から2人目)~

【卒業生バトン(国際文化学科)】第二走:垣元 瞳さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第二走は、橋本 英里さんよりバトンを受け取った広島県立御調高等学校にて英語教師として勤務されている、垣元 瞳さんです!

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 垣元 瞳(国際文化学部 国際文化学科 2015年度卒)
 広島県立御調高等学校勤務

 ~仕事風景の写真(2年前の入学式にて)~

 県大時代は、自分にとって苦手だったことに挑戦した4年間でした。得意ではなかった英語を勉強する為に、留学生との交流に参加したり、TOEICを何度も受けたり、交換留学へ行ったり、本を全く読まなかった私が毎週新書を読みプレゼンテーションを行ったりしました。大変なこともありましたが、私にとってはとても刺激的で忘れられない日々です。
 県大では、カナダの留学をはじめ言語はもちろん、国際政治や異文化理解、また山口の地域や文化についても深く学ぶことができました。グローバルで、そしてローカルな視点を持つことができたのは、県大で学んだからだと思います。留学後、域学共創という授業で、自分が身に付けた力と社会のニーズが合わさってこそ、社会で活躍できる人材になれるということを学びました。私が今働いている県立高校の現場は、それぞれの学校で生徒の学力も育てたい力も異なります。ただ、「英語を教える」というだけではなく、その場所の環境や生徒の状況に合わせて教師の役割は変わります。文化的背景や政治的背景なども含めて生徒に伝えていくことが、英語教師として大切なんだ、ということを県大で教わりました。
 国際文化学科のみんな、みんなの新しいことに挑戦していく姿、好きなことにまっすぐ打ち込む姿を見て、いつも元気をもらっています。進んだ道は違うけど、これからも世界中でみんなが元気で活躍していくことを心から願っています。また会いたいね!!


~カナダ留学中に友人と行った「ウインターカーニバル」にて(左から4人目)~

【卒業生バトン(国際文化学科)】第一走:橋本 英里さん

 各学科の卒業生をリレー形式で紹介していこう!という企画「卒業生バトン」。
 国際文化学科第一走は、日本生命保険相互会社に法人職域ファイナンシャルコーディネーターとして勤務されている、橋本 英里さんです!

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 橋本 英里(国際文化学部 国際文化学科 2014年度卒)
 日本生命保険相互会社

 ~仕事風景の写真~

 山口県立大学に行きたいと思った理由は、オープンキャンパスに行ったことがきっかけです。
 もともと国際関係に興味があったため地元の県立大学で学ぶことができるといいなと思い、オープンキャンパスに行きました。その際に、先輩方と話したことやペンギンの授業を受けたことでこの大学に行きたい!と思いました。
 在学中は、主に英語と中国語、国際文化、国際経済についての科目を選択しました。夏季休暇には中国に留学し、言語だけでなく文化も学ぶことができました。また、県大に来る留学生も多く、多様な文化を学ぶことができた4年間だったと思います。そのことは今の仕事にも活かされています。
 保険を通じて毎日多くの人と接するこの仕事は、相手の考えを決めつけることなく理解し、その方にとって最適な保険商品をご案内しなければなりません。県大で多種多様な文化、思想を尊重することを学べたのは私の力になっていると思います。
 サークルは、弓道部、TFT、きっずEnglishに所属していました。弓道部では、全国大会優勝などの結果を残すことができました。TFTでは、新興国の子どもたちへの食糧支援ボランティアの一環で全国フォーラムに参加し、実際に食糧支援活動を行いました。
 国際文化のみんな!進藤ゼミのみんな!サークルでともに活動していたみんな!元気ですか?キャンパスが新しくなって、私たちがいたころの県大の風景とは少し変わっているかもしれませんが、水無月祭での騎馬戦は今でも忘れられません!!このご時世ですが、みんながどこかで頑張っていると思うと私も頑張れます!いつかまた会えるその時までそれぞれの場所で県大生らしく過ごしましょう!!


~弓道部で夏休みに広島の瀬戸田という島に合宿に行った際の思い出の写真~

2021.08.20

「文化創造学科・基礎演習Ⅰ・第4モジュール」演習成果のご紹介

文化創造学科の夏学期科目「基礎演習Ⅰ」にて取り組んだ、「キャンパスガイドブック」の作品を展示しています。



新キャンパスを中心に、大学生がおすすめしたいスポットが、写真+コメント付きで紹介されています。「こんな所があったのか」「そういう視点で観たら面白い」といった意外なスポットが発見できるかも! 作品は受講生による相互評価で選出された計24作品を、2号館の2階、3階、4階、のそれぞれエレベーター付近にて展示しておりますので、ぜひご覧ください。
※展示期間:8月31日(火)まで